2泊3日


主に風邪と闘っていました。やっぱり。週の半ばから少し風邪が入りかけていたので。


金曜日は昼過ぎに京都に着いて烏丸四条でご飯を食べた後,大丸なんぞをぷらぷらしつつ仕事繋がりの知り合いのおうちにかなまる共々押しかけて茶話会。お宅を辞した直後に携帯電話に連絡が入ってさとのや直行。なんだかカオスな集合だった。豚肉が多かったような。ビタミンA補給。あと,緑ラベルのヱビスを初めて飲んだところ,ちょっと癖のある苦みがアクセントになっていてたいそう美味しかった。宿泊は茨木市


土曜は梅田の大丸で食事と買い物。先週寒くて着る物がなくて困っていたのの反動で,セーター2枚とスカート,ベルト,ブーツを一気に購入。ついにブーツ。電卓は天文学的数字を叩き出し,そしてかなまるに大量に借金。8年越しで使っている鞄も買い換えたいのだけれどなかなか条件に見合う物がみつからない。


阪急で京都に移動して,前に一度行ったことがある河原町沿いのマッサージ屋で小一時間あれこれ揉んでもらってからOB会行って,ホリーズカフェでコーヒーゼリー食べて,三条木屋町で焼酎の水割り一杯飲んで,23時半ちょうどの阪急で再び大阪方面へ。高槻じゃなくて吹田だった。阪急の正雀で降りたけど宿はJR岸辺駅側。何もない駅なのに突然ホテルが一軒だけあるのがすごい。そしてこのホテルが一人暮らしの部屋を思わせる不思議なつくりでアトホームな雰囲気。ユニットバス前の廊下の先にまたドアがあり,部屋には鏡と電気スタンドの乗った書き物机とテレビがそれぞれ独立して置かれていて,ベッド横の壁面にクロゼットがあって,クロゼットの続きにちょっとした流しと電気ポットが設置されている。内装の色柄や家具のつくりがおうちみたいで居心地が良い。それだけじゃなく,駅近くだけど二重サッシで騒音もほとんど気にならないし,バスアメニティもたくさんで,値段のわりにいろいろ良かった。当然のようにインターネット接続可能。京都からは遠かったけれど,大阪駅まで4駅で電車も頻繁に走っているので,大阪方面の宿としては穴場かもしれない。とはいえ,ここが風邪のピークでかなりしんどかった。思い返せば前回風邪をひきこんでふらふらになったのは五色沼のそばのペンション。かわいらしい雰囲気の洋室とニコ動と風邪引きがコンボの記憶。ちと辛い。


そして日曜は朝10時なんば高島屋集合で,国立文楽劇場へ。国立文楽劇場は新しくて綺麗(歌舞伎座歌舞伎座で好き)だった。文楽を観るのはたぶん中学校(高校かもしれない)でイベントとして行われた芸術鑑賞以来の2度目で,かぶりつき席で見所満載。人形の動きもおもしろいし,浄瑠璃やら三味線やらも特等席で聞き応えあり。さらに,なんだかよくわからないコネクションが発動して,終演後舞台裏見学ツアー。人形遣いさんに人形遣いの解説をしていただき,書き割りの前で写真を撮ってきた。なんだその贅沢は! あまりに貴重な体験に舞い上がってしまいましたとさ。そして満員の新幹線で泥のように眠りながら帰宅。のぞみの5号車だったので,通路が鈴なりだった。京都で乗る人は多いだろうと予測していたけれど,新大阪の時点で満員だった。全国津々浦々観光客でごった返していたらしい。


斯様にして,今年はすっかり大阪拠点だった。京都,どこそこ? 紅葉,何ソレ? 状態。今年の紅葉はいまいちらしいので気にしないことにする。


遠征続きの週末はこれで一段落。三連休というと土日月の並びがほとんどなので,三連休あけに週5日あるのは厳しいねぇ。いずれにしても朝までに風邪は治さねばならぬ。ちょっと休みたい気持ちもあるが,三連休あけの常で月曜のスケジュールやらタスクやらが全く分からない。