さいきんおきたちょっとかなしみのできごと


昨年の暮れ,といっても12月の初旬ぐらいなのですが,太腿の裏側をある意味盛大に火傷しまして。最近になってかさぶたが剥がれてきたんだけど,半分予想通りかつ全面的に期待に反して,痕が残っている。ことに,今日気づきました。


このままだとリゾートで水着を着られないレベルです。温泉やらの公衆浴場は,ぎょっとされる方はぎょっとされるかもしれませんが,湯煙でぼやけるだろうし容認いただきたい。最初は夫に見せるのも嫌だったぐらいなので,まして夫以外の殿方とごにょごにょとかもう絶対無理です(あくまで程度に関するたとえ話であって,そもそも契約違反ですにょ)。


実のところ火傷かどうかもよくわからんのですが多分火傷と呼べばいいのでしょう。他の呼びようを思いつきません。自分の短慮が招いたことなので致し方ないのですが,火傷を負ったことそのものよりも,ここまでがっつり痕になってしまったことがショック。


こうなってみると,医者にかからなかったことが悔やまれます。最初に異変に気づいた時点で既にかなりの日数が経っていたと思われる(いつ発症したのか分からない)のでその時点で既に初期は過ぎており,かつ最寄りの皮膚科は予約を取れるのが1週間後がデフォでしかも世の中冬休み(=お子様増量でさらに予約困難),たずねても年内は予約が取れないかもしれないと最初から諦めてしまった部分もあるのですが,オロナインさえ持っていない自分,完全に自然治癒に任せてしまっていたわけです。


仕方ないと言えば仕方ないのですが,こんなことになるなら,いくらで年末でどことなく気ぜわしかったからって,気がついた時点で面倒くさがらずに一度皮膚科をたずねるべきであったと。それも早めに。


などとこれまでくよくよしながらも放置していながら今になって一層くよくよしているのは,かさぶたが剥がれれば治るかもと一縷の望みを抱いていたところ(別の箇所のかさぶたのあとが痕になっていたのは分かっていたので本当に希望的観測でしかなかったわけで)今日になってかさぶたの痕が綺麗になっていないことが発覚してショックを受け,初めて「火傷治療」でぐぐったらなにやら恐ろしいことが書いてあったためですの。自分の火傷の深さがどの程度なのかも今ひとつ判然としないのですが,これはちょっと……まずいかも。どうやら初期治療が大切だったみたいで,病院に行ったほうが良いレベルだったっぽいんですよね。ええ。なんせ普段は自分でも見えないのでともすると忘れがちなんです。だから気にしなきゃ気にしないで済むんだけど……短いスカートもパンツも穿かないし……でもくよくよ……。


1年ぐらい経てば治るかもしれないし,治らないかもしれない。医者に診てもらわないことにはわかりません。治らないとしても,年齢や場所を考えると皮膚移植もない(つーかこんな広範囲の皮膚をどこから取ってくるよ)だろうなあ。


自分はそんなに自分の見た目のプライオリティを高くとらえているとは思っていなかったので,これしきのことでくよくよしていること自体がショックだったりします。ひとのいたみにも鈍感になりがちですが,たとえ些細なことでも欠損っておもいのほかしんどいものですね。