2010年度全日本男子バレーボールチーム登録メンバー発表
昨日の今日ではありますが。
http://www.jva.or.jp/information/20100412001.html(大本営発表)
53人たぁ,こりゃあすげぇや。
先週土曜の東海大学で,諸隈氏(コーチなの? 不明)が関東男子1部の試合を熱心に見ているのを見かけて,八子安永いるからかしらね,とのほほんと構えていたのだが,八子安永どころじゃなかったという。
今年はワールドリーグへの参戦がないので国内合宿の期間が長く,遠征がない分人数を増やしてみました,というところらしい。53人もいても出場する大会(国際試合)がそんなにあるわけじゃないんで,だからどうというのは正直なところ。
Vリーグが終わったばかりなのに,待ってましたとばかりにこんなにごっそり集めて何をしたいの? という疑念は当然湧いた。若い選手は手元で育ててみたいと思うものかもしれないけれども,そうでない選手は,Vリーグの間何を見ていたの? そこで判断できなかったの? スタッフ候補なの? なんなの? とね。
今年の秋は世界選手権という大きな国際大会がイタリーでありまして,それに向けて最終的には12人(14人?)に絞らなきゃいけない。あと半年,あまり時間はない。その中で形をつくっていくなら,まず初めにこういうチームにしたいっていうイメージはあって欲しいわな。
もちろんチーム構想さえあればどこからかすんばらしい選手が降ってくるわけではないので,手持ちの駒を並べて頭を捻ってそこから作れるチームを作るしかないんだけど,それにしてもこれは……こんだけいて絞れるの? 絞った後固めていけるの?
仮に日本代表チームがオリンピックを中心に回っているとして(世界選手権なんてへのカッパだとして),オリンピックの翌年がこの状態ならまだわかる。が,もう2年目じゃないか。
オフならオフらしい生活もあるわけで。会社員は働かなきゃいけないし学生も単位とらなきゃいけないし,もちろん各々の自チームだってまるまるぽっかりオフってるわけじゃないんであって。
と,まあ,言いたいことはいろいろあるし,あの選手が入ってないだのなんだのセレクションに対して思うところもある。ただ,唯一前向きにいいな,と思えるのは,幅広い年代(といっても,最年長で宇佐美なので,下に広く,という感じ)で幅広いチームから大勢の選手が集まって,その中には大学生に限らず初選出された選手も多いということ。
普段はあちこちに散らばって研鑽を積んでいる選手達が一堂に会して,普段とは違う練習をしてみたり普段交流のない選手と一緒に練習をするのは,皆にとって凄く良い経験になるんじゃないだろうか。シニアの世代はもうみんな大人だから,そうやって自分で学ぶべき物を見つけて学んで自らを伸ばしたり,自分のチームに帰ったときに還元できたりするんじゃないかな,と。それはおもしろそうなんだ。だから,その点に関してはわりかし好意的に受け取った。
ええ,まあ,昼休みにちょいちょい見てたら星野の名前が出てきて,めっちゃ動揺したわけですけどね。どうしよう星野だよ。星野呼んで何がしたいんだよ。夢が膨らんじゃったじゃないかよ。
ここの日記(ブログ)を読んでいる人は,「バレーボールなんざ全く興味ないから書くな」と思っている人か,こんな末端の記事まで拾いに来ようというぐらいマニアの方かのどちらかしかいないはずなので,ここに書いても仕方ないんですが,今回発表されたメンバーを見て「なんか知らん名前がいっぱいあるんだけどどんなもんやねん」と思われた方は,お近くの試合にぜひ足をお運びになってご自分の目で御覧になってみてはいかがでしょうか,と。
残念ながらVリーグは終わってしまいましたが,関東にお住まいの方は関東大学リーグが現在絶賛開催中。出来田のいる筑波大学は2部リーグ,あとの4人(東海大学,中央大学)は1部リーグ。
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関西方面の方は4月30日から5日にかけて大阪府立体育館で黒鷲旗という選抜大会があります。あらかたの選手(ごめん端折った)が出場予定です。特に最初の3日間はグループリーグ戦で,各チーム必ず1日1試合行いますので,かなりお買い得だと思います。