スキーより無事帰還


今回は何一つネタは提供しませんでした。「つまんないから何かして」って言われたけど,怪我と紙一重のネタを提供したくて雪山に行ってるんじゃないって。


3シーズン目で何度かスキーに行っているけれど,今回初めて土日とも天気が良かった。今日(日曜)の昼間に所々濃霧になって前もコースもわからなかったけれどほんの一瞬で済んだ。スキー行っても吹雪とかガスとかの中で滑ることが多いので,奇跡。天気が良くて眺望が良くて極端に寒くないときは,スキー楽しいって思う。


かぐらもとうとう3年目。最初の年にスクールに入ってどうにもこうにも半泣きでよろよろと滑った思い出のゲレンデがエアリアル(キッカー?)用に改造されてて,しんみりしてしまった。その隣のほんとのほんとの最初に滑ったコースはまだあるけれど,今回は一度も滑らなかった。今日の午後,帰路にそのコースの麓に合流して,あんなに怖かった斜面があんまり怖くなかったことに下りてから気づいた。ああ。


だから「つまんない」言われる。かといってけしてうまくもないから中途半端ではある。


そもそも一昨年はレンタル屋で一騒動あって,着いたときには9時を回っていた。今回は朝食7時なのに,8時半にはもうゲレンデにいた。みつまたロープウェー(駐車場)のふもとのレンタル屋が混むのね。


土曜はかぐらのパノラマコースを何本か滑ったあと田代へ移動。かぐらのメインゲレンデはちょっとかりかりしてて滑りにくかったけれどパノラマコースは良かった。田代エリアに移動して田代湖畔のレストランでお昼ごはん食べて,もっかい上がってドラゴンドラで苗場まで移動。苗場に着いたら人が多くてびっくり。大寒の土曜日の苗場が混んでなかったらたいへんですが,隣接している山なのにこうも違うか。もちろん苗場はプリンスホテル直結で設備が充実しているし,ホテル真正面にたくさんのゲレンデが並んでいて,人も多くて華やかで「スキー場」っていう感じはする。でもリフトもゲレンデも混んでて滑りにくいっちゃあ滑りにくい。そして混雑するホテル近くのゲレンデ&リフトをパスし,各種駆使しててっぺんまで。一昨年の2回目滑りでてっぺん連れていかれて,視界不良の大斜面で大転倒&数メートル滑落し,滑落し追えたとたん下界が開けてあまりの斜度と高度に腰が引けまくりだったトラウマが蘇る。それから2シーズン経ってそのころよりは斜面に慣れてきたけれど,やっぱり苗場の大斜面はイヤだった。(たいていのコースはイヤだ怖い連呼してますが)。入り口にこの先初心者コースはないので下りゴンドラに乗ってねと書かれているのがよけいに怖い。幅狭くて人多くて荒れてるんすよね。大斜面のあとのダウンヒルコースも地味に怖い。こわいこわいいいながら下りて,バスで戻る。バス中爆睡。


田代の雪質が良かったよねということで日曜は田代メイン。第6ロマンスリフトで上がったところのコースが,コースの右半分未圧雪左半分圧雪になっていて,我々にはちょうどよいかんじで楽しかったのでそこを何本か滑る。未圧雪つっても昨年末のルスツの圧雪コース程度だったようだけれど,わたしは圧雪コース。それでもしっかり急だし,止まらないし。ぎゃーす。


そして関越道が混むので早めに退散。退散中濃霧。


個人的には,綺麗に広い斜面をつくってる「げれんでー」なところよりも,ほぼ平坦な道をそこそこのスピードで滑る長距離移動の方が好き。景色も変わるし,スキーの恩恵(雪の中同じ距離歩くのは無理)も感じられる。自動車や自転車と同じ感じで,自転車こぐよりも楽。山の急斜面滑り下りる楽しさは今もよくわからん(景色が良くても堪能できるのはリフト下りた直後で,滑ってる間は冷や汗たらたらですもの)。なのでかぐらは好き。延々とお帰りコースを帰るのが楽しい。


さて,今シーズン2回滑ったので,もう一度行くかどうか。


そろそろ変な癖がつきはじめているので,一度ちゃんと見てもらいたいところではあるのだけれど,一日がかりで三山制覇するようなコースだと半日スクールとか入ろうとすると本隊との合流が難しくもなるしでなかなか。