Vプレミアリーグ男子墨田大会に行ってきたよ


墨田区立体育館はJR総武線地下鉄半蔵門線錦糸町駅から徒歩数分の好立地。東京スカイツリーも見えます。一昨日の東日本インカレ以来の錦糸町(去年TG深川体育館に行った後でも立ち寄りましたが)。工事中だったスカイツリーがてっぺんまでできてた!


土曜日は試合前に,FC東京のホームゲームイベントのバレーボール体験に参加。高校1年の体育以来だったと思う。観るのは簡単でもやるのはむずかしい。


時間は1時間半ちょい。ストレッチ,アンダーパス練習,オーバーパス練習,対人パス,レシーブ練習,レシーブ→トス練習,スパイク練習,ソフトバレーボールとバドミントンコートでのミニゲーム,という流れ。


たかとりさんのすぱいくをレシーブミスしたのが悔しい(笑)


短い時間だったけれど,東京スタッフのみなさんが温かく楽しく指導くださって,楽しくできました。ボールを追いかけるのと体動かすのは嫌いじゃないです。


でも,久しぶりに,12年間体育の時間に味わい続けた劣等感を実感込みで思い出した。人並みにできないのも辛いけど,自分ひとりできないまま授業が次に次にいっちゃうのも辛かった。一人で時間外に家や公園で自主練習しろよって言われたらそりゃそうなんだけど。


そういう意味でバレーって,できない人ができないなりに楽しむことが難しい競技だと改めて思った。なんつーか,「これを簡単そうにこなしているプロってすごいんだな」という想像さえできないレベルでできないの。


あと,体を動かして覚えることって,練習と指導がモノを言う世界だとも。観るだけならこれでもかというぐらい観ているけれど,技術面を意識して見ていないから真似しろって言われてもできない。たとえばレシーブの体勢は片足を半歩前に出して膝と肩(肘?)は爪先より前,って,言われてみれば成る程だった(この体勢しんどかった。えらいなーみんな)。アンダーハンドのレシーブ位置も知らなかったし,オーバーパスのとき手をつまむように弾くんじゃなくて掌を外側に向けるようにするとまっすぐ飛ぶとか。最初は全然できなくても10本ぐらいやってるとだんだん良い感じにパスできるようになってくるのも楽しい。


あと,憧れの三角パス(名前知らない)ができたのも楽しかった。コーチが球出ししてセッター役めがけてレシーブ,終わったら自分がセッターポジションに入る,でぐるぐるするやつ。ふだん選手達が試合前のアップでやってるのと同じなので,「こうこうこういう順番で」っていう説明だけは理解できた。もちろん体はその通りに動かない。


ボールはFC東京マークの入ったモルテン。何号球かわからんかったけど,東京マークだからたぶん成人用だったんだろうなあ。本物のボール嬉しかった。そして,使わなかったけれど,バレーボールのネットが張ってあって,高さに改めて感動した。アリーナのコート近くで試合を観ることもあるけれど,試合以外の場面(つまり,大きいおにいさんたちがいない場面)で自分がネットの前に立って手を上げてみたりジャンプしてみたりしたことはなかった。ネットの下側が自分の顔の真ん中ぐらい。どんだけ助走して全力ジャンプしても,上の白帯どころかネットの真ん中辺までしか届かない。仮にネット外しのお手伝いがあっても手伝えない。


これでネットの上に手を出してスパイクしたりブロックしたりしてるって,異次元の世界だ。ジャンプしたら膝がネットの下端近くまで届いてる小澤さんはおかしい。バレーボール体験で一番感動したのはネットの高さだったかもしれない。言い過ぎか。


いい汗かいた後の試合は,東京3-0JT,堺3-0豊田合成という,疲れた体に優しい展開。東京さん,すっかり強くなっちゃって。一方JTは何が悪いという感じでもないんだけどなかなか厳しそう。第3セットはかなりの点差がついてしまった。MBやサイドをちょこちょこ入れ替えていろいろ試してはいるのだけれど,というところ。案の定席が無くて立って見ていた。


ブレ対合成は,ブレはエンダキさんが復活。合成のスタメン発表をぼーっと聞いていたら白岩さんの名前が告げられて,俄然盛り上がるブレ応援席の一画(笑)。盛重さんベンチアウトで(日曜はスタメンフルで出てた),そこが白岩さんだったのだけれど,びっくりした。赤いユニフォームもお似合い。合成も半袖裾出しユニらしい。ブレよりもさらにタイト。


中大のご一行様がご観戦にいらっさってた。


晩ご飯食べて帰宅したら,疲労困憊で直後に爆睡。


にちようびは東京3-1堺,JT3-2豊田合成。試合前に,勢いで堺ブレイザーズのファンクラブに入った(以前からその気はあった)。


どちらも接戦で楽しかった。久しぶりにガチで声出した。


JT−合成は4セット中の3セットが30点を超える試合。そういえば合成は先週3試合連続フルセットマッチだったとか。バレー好き過ぎる。ゴメスとメロの最後はエース勝負な対決で,最初のうちは「だからもつれるかと思ったけどそんなでもないなー」って感じだったのに,なんだかんだでフルセットになり,なんだかんだでJTが勝った。


2勝7敗が3チームできているらしい。三好,JT,合成。三好はまだ観ていないけれど,JTと合成は,最後に勝ちきれない感じで,一皮剥けると抜けられるかもしれないけれど,波に乗れないままつぶし合いするかもしれない。


昇格から2シーズンは厳しい戦いだった東京は今季は下位チーム争いに加わっておらず,現在5勝4敗と勝ち越して単独4位をキープしている。上位は東レが無敗の9連勝,続いてパナが2敗で2位,堺が3敗で3位。東レとパナが頭一つ抜けてるとして,堺は1レグはエンダキ不在だったところも大きかったのでそこそこやるとして。4つめの椅子を東京が取れるかどうか。現在5位のサントリーは3勝6敗と東京とも2勝差がついており上位4チーム対下位4チームと2分されてるように見えるけれど,サントリーはリーグ戦に強いので後半調子を上げてきそうな気もする。この先いろいろと手の内やデータが集まってきたところで,東京が(手塚がというかミロがというか)どこまでふんばれるか。


個人的には合成にきゅんきゅん。ここ数年でメンバーが大きく変わって,まるで別チームになった。ベンチにいるのがこれだけでベンチ外考えてもこれだけっていうのが,なんとも不思議な気持ちがしてならないのだけれど(学生時代を知ってる選手の占める割合が圧倒的に高い),若くてなんつーか必死で,応援したくなる。そしてそこに入った白岩さんが,期待通りに素敵。もちろん,日曜に盛重さんがスタメンに戻って来たら守備も攻撃もそりゃ断然安定してて安心できたけど,白岩さんの白岩さん(※注:現役学生です)な感じがたまらん。バレー小僧みたいな高松と対角でどっちが年上かわからん感じがたまらん。しげもかわいい。超かわいい。


今季彼らにとって厳しいのは当たり前だよ。仕方ないよ。でも入れ替え戦回避目指してがんばってほしいなあと。試合開始いっぱつめの高松のサービスエースでもっていかれました。第5セットもサーブ権取ったんだから高松スタートにすればよかったのになあ。幡司スタートだったんだよなー。意図はわからん。短いセットだからメロ様の位置取りを考えたのかもしれないが。幡司も今日はいっぱい仕事してたなあ。しみじみ。


今週から,ブレの千々木さんの応援コール(ボード)が「しゅんすけ」にかわっていた。ちぢきは言いづらいのか。いまむ前衛のときにワンブロで出るのだけれど,しゅんすけコールがちょっぴり気恥ずかしかった。


JTの内定ずは不在。日曜に会場で見かけたのは武大ご一行様,中大の某選手,東海大の一部選手(兄ちゃんずが兄弟対決したとこの三男とその後輩達)。それから,元選手を見かけて誰か思い出せなくてずっともやもやしていた……って,ひょっとして苅谷さんか?(今ひらめいた。でもそんなに背高くなかったかも)


ぷれみあの観戦は,レジャーです。なんでもレジャーだけど。東京サポさんとブレ応援団長なおきさんとの試合前のやりとりも面白かった。東京サポさんってエール交換しないイメージだったけど,なおきコールしてたし(エール交換とはちょっと違うけれど,対戦応援団との交流って意味で)。応援団席って横並びに配置されることが多いけれど,対面のほうが応援合戦らしくて良いと思うんだよねえ。


さて,筋肉痛の体を抱えて明日から12連勤予定ですよ(土日は数時間ずつね)。