天皇杯神奈川県予選@県立弥栄高等学校


男子は11チームが参加。3セットマッチのトーナメント形式で行われた。


ちゃんと調べていなかったこともあり第1試合開始時刻も分からないまま(今以て分からず),想定よりもさらに遅れての到着。A・Bコートそれぞれ第4試合の第1セット途中といったところだった。


バスを降りて高校に近づいていくとすぐに,賑やかな音が聞こえてきた。「あー,やってるなー」というあの雰囲気が好き。開いた窓の隙間からちらちらと様子を窺いつつ,敷地を回って正門から入る。


普通の高校の普通の体育館なので。2階は左右の通路で立ち見ができるほか,ステージの反対側部分が少し広くなっている(卓球したり卒業式でオケがいたりするような)。どばっと窓大開放のかわりに場外ホームラン防止のネットがはられていた。


時折通り抜ける風は大変心地よいものの,立っているだけで汗がふきだす。気持ち良い。ギャラリーの柵に寄りかかっていると,金属と汗の混じった匂いがする。いつぞやの伊勢崎のブロック国体のよう。


まあ,そんな感じでした。


ほとんど試合を見ていないので,結果は,公式に上がってからほかん。見ていた試合もスコアがわからない。

[A1]弥栄高校-神奈川大学

[B1]TEC-三菱横浜

[B2]藤沢翔陵高校-東海大学

[A3]神奈川教員クラブ-神奈川大学

[B3]川崎橘高校-?

[A4]神奈川大学1-2荏田高校


第1セット神大,第2セット荏田高。第3セット,ずっと神大がリードしていたんだけど,15点目ぐらいで荏田高が逆転した。全体的に接戦。自分が観た中ではこの試合が唯一競っていたかな,という感じはする。


神奈川は公立高校が強い。小耳に挟んだところインターハイ県予選上位4チームが天皇杯に出ているのだそうだけれど,私立は藤沢翔陵だけなんだよね。

[B4]奔流道0-2東海大学


白岩兄がいた。あの8番の人よく打つなー,どこかで見たことがあるような気がするようなしないようなと思っていたが,兄上だったらしい。

[B5]東海大学2-0川崎橘高校


セット前半では橘がリードする場面もあったし,中盤までは競ったんだけどね。よく拾うし。繋ぐし。天井に邪魔される場面がしばしば。


これはかねがね思っているのだが,高校生の方がスパイクにパワーがあるような気がする。なんでかわからない。実際はそんなことないんだろうし。第2セット東海大がマッチポイント握ってたあたりで,橘のピンサの子がサイドライン際に決めたノータッチエースがかっこよかった。

[A5]*2荏田高校0-2東海大学


荏田高のサーブで試合が始まり2連続ブレイクで2-0。そのあと,鶴田さんのサーブが火を噴いて2-5。第1セットの序盤,鶴田と栗山のサーブでざくざく点差を開いていった。何点目でローテーション一周するんだろうとその時は不安に。


東海大はこれが4試合目だったけれど,直前の対橘戦よりも危なげない試合運びだったような印象。


荏田高校はツーセッターで(あんまり見られていないけれど)なかなか面白かった。インターハイは橘と荏田高だっけ。すぐに始まるけれどがんばってこいよー。


ということで,神奈川県代表は東海大学。神奈川は高校が代表になることも多く,東海大さえいなければと思わないでもない。過去に代表になったことのあるクラブがエントリしておらず,そっち方面はよくわからない。


東海大は4試合とも,スタメンほぼ同じだったらしい。東アジア地区選手権のために台湾に行っていたジュニア代表のメンバーが合流しているかどうかが気がかりだったが,3人ともがっつり出ていた。世界ユースの方は会期中なので久原は不在。


35椿,1鶴田,22栗山,32佐々木,36松林,3池田,L2大西。鶴田のサーブスタート。松林のところだけ,ちょいちょい4北林になったり,23小林が出たり。


OPの佐々木が良い感じだった。そして,いけまさはミドルの人になるんだろうか。左打ちの。それはそれでロマンだ。


東海大を見るのは次は秋のリーグかな。層が厚くなっている感じはある。どういう布陣になって出てくるか楽しみだ。

*1:えだこうこう。読めなかった。

*2:B5試合中はAコートは試合なし