「こうしえん」
毎年夏になると書いていますが。所謂「甲子園」に興味を持たないようにしています。
日ごろは「好きじゃない」「嫌い」「興味がない」等で片付けていますがそれは正確ではない。解きほぐすといろいろな感情がこんがらがって,めんどうなことになっている。
たまたま休みを取って家にいた今日,旧友の母校が出ている(そして彼はそれを観に行った)というので,NHKテレビをつけてみた。
自分の意地の張り方も筋が通っているとは言い難い。考えれば考えるほど同じ所をぐるぐる。
ただ,ひとつ思うのは,せめて大阪ドームにならないかと。それは幾つかある「わたしがいやだと思っていること」の内の一つに対する根本的な解決策にはならないし,下手すると根本的なことに蓋をしちゃうだけかもしれないけれど,だけど,仮に蓋になって見えにくくなるとしても,蓋をしないためだけに甲子園球場で開催する必要はない。それは他に方法を考えるべきことであって。根本的に解決されないとしても,せめて。
見ているだけでまぶしくてしんどい。それはわたしにとって,試合から得られる様々な感動をsageる要因になりこそすれ,ageる要因にはならない。それはわたしが軟弱だから。選手は炎天下に体を慣らしているし鍛えているし準備もしている。そう頭で考えてはみても,だからって,近くにドーム球場があるのにわざわざ屋外でやらんでもええだろうという気持ちは変わらない。