2013年度関東大学秋季リーグ男子1部・2日目


帰宅後にテレビで観た世界選手権予選でべっこり削がれた。日曜の夜ですね。憂鬱。

早稲田2-3慶應義塾(30-32 25-17 25-14 20-25 13-15)


早稲田:1吉村 11福山 3七里 9専田 7濱松 19山口 L2本間


慶應:8稲田 1岡田 15丸谷 6星谷 9柳田 12野口 L16野瀬(途中から24林)


サービススタートがS6フロントオーダーで稲田サーブ始まり。第2セットはS1で,やはり最初のサーブは稲田。


早稲田は,なにか違和感があると思ったら,この秋からバックオーダーになっている模様。


第1セットから30点超え。これが早慶戦か。チアも来ていた。


ファイナルセット。稲田のサーブで始まる。1点目がたしか慶應のブロックポイント。0-3で早稲田のタイムアウト慶應ブロックがばかすか決まる。1-7で早稲田2度目のタイムアウト


2-8でコートチェンジ。この点差からよく追い上げたと思う。12-14からの七里のサーブ。思い切り攻めた。慶應レシーブが長くなって,そのまま自コートに戻ってきたところに濱松(?)がダイレクトでたたっこむ。13-14。あと1つブレイクすればデュース。


そこでサーブをネットにかけて試合終了になっちゃう七里さんが,もったいなかったと言わなきゃ嘘なんだけど,今日の七里さんのサービスエースの本数の多さからすれば,1本や2本ひっかけたっておつりが出る。それがなかったら13点目もなかった。でも,七里さんに持って行かれたなあ,という読後感。


面白かったけど,第1試合からこれで,疲れた。

専修大3-0東京学芸(25-16 25-16 25-18)


→専修:18川波 1長友 13高橋 12藤中 8山本 4板宮(3s:11柴田) L23池田


学芸:5加藤 16植竹 10井上 15柳澤 9堀込 1大和田 L17園田


早慶戦を横目に超絶さくさく進行。早慶戦の第3セット前半には試合が終わっていた。1時間ちょっと。65分もいかないぐらい。昨日の第1セットと違って,早朝だけどみんなちゃんと起きていたらしい。


学芸はセッターライトの二枚替えをしたりしたり,なんだけども。大和田→柴/井上→渡邉or樫原


この2チームは2日通して「試合観てない」組になってしまった。開幕直後は春の上位と下位との対戦であり,セット率が左右した順位ではなく勝ち数での差が開いていたカードなので,あっさり決着しがちではあり。

日体大3-0国際武道(25-17 25-17 25-17)


こちらも見ていない。コピー&ペーストのように同じ点差で3セット。


日体は中村が出ていない(目撃情報によると捻挫かなにかしているようす)のだけれども,16をつけている田尻ももう3年かー,などと。

明治大3-2駒澤大(23-25 21-25 25-18 25-21 15-11)


明治:12有田(4s途中ー11竹内) 1大塚 3鎌田 2新 10杉本 5佐藤(4s途中ー19原) L14中村/22瀧野


→駒澤:25佐々木 31大野 28柴田 4小田嶋 9愛甲 1羽原 L15鈴木/29松下


最初しばらくは佳境の早慶戦を見ていたので,あれよあれよというまに1セット目を駒澤が取って終わっていた。第2セットも明治からしてみると「え? あれ? うーん……」という感じ。


駒澤,楽しい。背番号が大きい二人のサイドアタッカー。相馬の人と左利きの人。なりはそんなに大きくない。切れ味がいい。あれが真ん中からしゃこーんと出てくると,誰がなんといおうが好物ですそれがナニカ,という開き直り気分になった。


エースの風格4番小田嶋。レセプションにも入っている。獅子奮迅。


それから31大野。あの子ちょっとねー。嫌。ほめてます。


箸にも棒にも,ということはなさそうだ。今日もスコアだけ見れば初勝利寸前。あと少しのところで惜しくも逃したように見える。もっとも,その先は楽な壁ではないようで,春の法政の例もある。初勝利はいつだろう。


明治はたぶん最初2セットはそうとうぐだぐだだったんだろう。第2セットの終盤になってもずるずるを断ち切れない。2セット落とすとやばいんじゃねとも思ったけれどそのまま落として,第3セットの立ち上がりも良いとは言えなかった,かな。もう忘れた。いっとき,鎌田でしか点が取れない,みたいな感じになっていた。センターたくさん使うのもバックにいるときにレシーブしたり打ったりするのも楽しいけれど,そこしか使えないんじゃ意味が違う。


そんな状況で第4セット途中から投入された原と竹内はがんばった,と,思う。


第4セット以降は位置を入れ替えて新-大塚対角になった。記録席こんらん。1度,ポジショナルフォルトかローテーションミスかの疑惑が持ち上がってプレーが中断して,確認後にノーカウントになったりした。


2010は大塚サイドだったので,ずっと対角だったわけではぜんぜんないのだけれど,こっちのほうがしっくり来るような気がするんだよ。大塚のセッティングという意味に於いて。飯塚が飯塚だから飯塚OPにちゃれんじしているのだろうか。


とりあえず,みんな新さんにトス集めすぎ。前日ほどファーストタッチに行っちゃう感じではなかったのに,ラリー中になぜそこにあげるか。


おもしろいからいいけど。


段箱流用の応援ボードがなりを潜めているのでやめたのかと思っていたら,第4セットが終わったところで登場した。

中央大1-3筑波大(24-26 25-20 23-25 20-25)


スタメンは第2セットのもの。


→中央:25井上 10井澤 9江頭 1新井 2傳田 7石井(4s途中-21関田) L28伊賀(4森)


筑波:7田城 16宮下 14篠村 18兒玉 2前田 1久原 L10竹澤


中大は井上と新井の位置を入れ替えていたっぽい。このセットで,なのかこの日最初からなのかは未確認。


昨日強そうに見えた中大と,昨日あまりいいところがなかった筑波大。試合そのものはちゃんと見ていないので,どうしてこうなった,という気持ちではある。ただ,筑波の子たちが波に乗って得点の度にどっと湧きながらコート狭しと駆け回っていたのは,そしてそれがどんどん加速していったのは反対側からでもうかがえた。


中大は途中リベロが4森になっていたり,最後のほうはセッターが21関田になっていたり。

順天堂2-3東海大(23-25 25-18 25-23 18-25 15-17)


東海:35椿 1鶴田 22栗山 32佐々木 36松林(1s途中-31久原) 3池田(4s途中-15永岡) L41井上


→順大:24浅野 2細中 15柳田 22堤 12廣瀬 1藤井(2s-23渡邉) L20館石


これが相性か。


記録を掘り返してみれば,春も東海が勝っていた。


なぜ。東海は1勝目に1つ勝てて良かったとは思うが。そして見ていて,平均年齢でも10代になりそうなコートの若者らしさに溢れた様子は愛おしさをかき立てるものではあるが。優勝争いがどうたらというところは難しいだろう。勝手に思ってるだけよ。


対する順大は,よくわからないチームではあるが,そこそこいいところに行くんじゃないかというポテンシャルは感じる。もうちょい調子を上げてくれなきゃいけない人はいるが。


あんなに高くて大きいのに。こんなに小さいのに。


黒順大への突然の変容。高校生みたいな「ハツラツ」に溢れる若鴎ーず。


いけまさの存在感が希薄だったところに,永岡を入れた。コートに入っていく永岡にむけて,ベンチから「雰囲気変えて行こうぜ」と声が飛んだ。


ブロックで初得点したときも,スパイクで初得点したときも,みんなで盛大に構っていた。


ベンチやアップゾーンでがんばってる選手の様子が目や耳に入ってくると,なにやら胸に去来するものがある。それが4年生だと特にね。


背番号30番台のハツラツ感,とくにOP佐々木の盛り上がり方が楽しかった。だけど,今日は実のところは鶴Dさんががんばってなんとかした試合だったようにも見えた。キャプテンで4年生で,守って打って。サーブカットもほとんど一人でして,一人で打って。行き先に迷ったボールを全部相手コートに返して。


今年の4年,苦労人が多いように見えて,嫌いじゃない。