先日来入院していた母親が今日無事に退院したらしい。


「心配かけてすまなんだ」という電話越しの父親の声には,心なしか,ものすごく疲れが滲んでいた。


人々の営みは続いている。終わったことと済ませられる段階にはおそらくまだない。


実のところ心配はしていなかったのだけれど,いろんなことを思って,ひどく憂鬱になった。


歳を重ねていくことを,初めて,億劫に感じた。


中年になるって,こういうことなんだろうか。