プロ野球日本生命セパ交流戦千葉ロッテマリーンズ-横浜DeNAベイスターズ
@QVCマリンフィールド(千葉マリンスタジアム)
行ってきた。
今季の現地観戦は,オープン戦でヤクルト-ロッテ,公式戦で横浜-ヤクルト,ロッテ-横浜。なんだろうこの3すくみ。
つまり,まだ公式戦で神宮球場に行っていない。当面行ける気配がない。ゆゆしき事態である。
隣の芝生が青いというとそれまでなんだけど,千葉マリンはほんとうに楽しい。内野席のスタンドから,壁にくりぬかれた窓の向こうに海が見える。広々としていてケータリングカーがたくさんあって。内野自由席の気軽さもいい。遠いしドリンクホルダーもないけれど,見やすいし,シートピッチや高低差もまずまず。
去年交流戦のヤクルト戦で行ったときにまた来たいと思っていたのに今年のヤクルト戦は平日。今年は縁がないかなと思っていたところだったので,誘ってくれた友人に感謝。
試合は1-0でベイスターズの勝ち。先発は藤岡と山口。そう山口。耳を疑った。バックスクリーンの電光掲示板の表示が,開始前とは思えなくて不思議な気持ち。
プロ野球は個人的に開幕していない,というか,開幕直後のつばめ低空飛行+らいあん負傷離脱でわたしも戦線離脱してしまい,ニュースさえも追えていない。その後上昇気流に乗っても自分は流れに乗れないままで,今のスワローズのレギュラーが誰かも知らないぐらい。まして他チームは推して知るべしである。今日の観戦も十日ほど前に誘われて決めていたのに,予告先発さえも確認せずに現地に乗り込んでしまった。
山口は6年ぶり? 7年ぶり? の先発だったようだ。抑えでやらかしているイメージが強くあまり良い印象はなかったのだけれど,今日は良い投球をしていたように思う。
ベイスターズは毎回先頭打者を出塁させるわりには得点に結びつかず,8安打を放ちながら多村のタイムリーによる1点にとどまったが,継投にも成功して,ピンチは作りながらも完封リレー(結局三塁は踏ませなかった)。
新人の三上が9回を任せられているようで,なんとなく嬉しい。
休日の交流戦とあって,ベイスターズからはスターマンとキララちゃんとダンスチームDIANAが来訪。それぞれのジュニアダンスチームも参加して,華やかなオープニングパフォーマンスだった。試合後のステージでもマリーンズのダンスチーム(えむすぷらっしゅ)との共演のダンスショー。
スターマン(はむたそ)が来るというのも,海浜幕張まで行こうという気持ちになった大きな理由。あざといのだけれどかわいい。ぴざ系キャラのわりに,転がってもちゃんと自分で起き上がれるし,案外動ける。ちまちまとダンスをしている様子がとてもかわいい。ピンクの肉球も☆の形をしている。うっかりはむたそグッズを買ってしまった。
ベイスターズファンではないつもりなのだけれど。これに関しては「スターマンとチャンテが好きなヤクルトファン」という評価が正しいのだろう。あ,あと,「荒波SHOW!」と。
ふだんはホームチームのマスコットしかいないから,交流戦はスペシャルで良いね。野球の試合のメインはあくまでも野球の試合なのだろうけれど,わたしの場合はどちらかというとそれに付随するもののほうが球場へ行く動機に直結しているような気がする。日差しを避けて屋根のあるスタンド上段でFREEを飲みながらそんなことを考えていた。