今週の「新選組!」はおだじょ大フィーチャーか。

10時からのBS2再放送もみなくては。あと10分で始まるじゃん。わたわた。


相撲大会に半強制的に参加させられ気乗りしない風を装いつつも取り組みに勝ってみんなにはしゃがれたら控えめな笑みを見せるはじめちゃん。若い人たち(沖田とか藤堂とか)が仲良しこよしなのを,部屋の暗がりからちょっとうらやましそうにほほえましげに見ているはじめちゃん。相変わらずアウトローから脚を洗えないはじめちゃん。けっこう,彼,気弱ですね。


先週放映分のレビューサイト各所で彼が「犬」と書かれていて,第5回放映時の感想で既に仔犬説を出していたわたくしとしては,「ほぅらね,やっぱりそうでしょ」と世間の理解が得られて大変喜ばしい気分。


大河ドラマと民放のドラマ(番組特定でなく)を比べて思うのは,やはり大河ドラマは金と手間暇がかかっていると。ひとつのシーンに出てくる人間の数が多い。そして,そのシーンに脇にいる(セリフのない)人たちの芝居がおもしろい。たとえばひでちゃんが沖田にどうやら惚れているらしいというのは,セリフでも少しは出てくるけどほとんどが表情と仕草だし,藤堂がひでちゃんに気があるのではというあたりになると,気づく人しか気づかない。わたしは気づかなかった。それに気づく人がいるから,大河ドラマのレビューを見て回るのはおもしろい。民放ドラマが全てそうだと言うのではないが,どうしても脇キャラの設定がずさんだったり本筋と関係ないところが後回しになっていたりわかりやすすぎたり,しがちな気がするのは気のせいか。(21:58)