数日前に書いた人名用漢字の増補案について,

漸くほーむしょーのほーむぺーじを訊ねる気になったので,探してきましたが。トップページからすぐには分からないようになっているのね,不親切。


でもって,追加案はpdf。Acrobat Reader(今はAdobe Reader)が無いと見られないなんて,広く意見を募りたいわりには不親切。と,思ったけれど,これ,pdfじゃないとだめかも。Webで(インターネットで? Webブラウザで? 或いはフォント依存せずに?)扱える漢字のルールを,わたしは知らないのだけれど,ひょっとしてテキストデータでインターネットを流通させることはできない漢字も含まれているのではないか(JIS第二水準以下の字も含まれているようなので)。


このニュースをアサヒ・コムかどこかで見たとき,「遙」(出てます?)という字が入るということがいいたかったらしい部分で“「遥」は「遥」の異体字”って書かれていて,何のこっちゃって思ったのですよ。その夜のテレビのニュースで判明したけれども。


子どもの名前にどんな漢字を付けるのかは(定められた字の範囲内であれば)親の裁量になるけれど,この「携帯のメールで済むからパソコンからメール送ったこともない」大学生が存在するUnicodeな時代に,現状のパソコン(ネット)で文字をきちんと表示できない字を敢えて使おうというのは,……自由だけどさ,それに異体字の場合は,出生届だけその字で出して,ふだんは一般に使われる字を使ってもいいしね……でも,なんだかなぁって,思います。


法務省の説明によれば,JIS第一水準については「常用平易」の観点で抽出,第二水準以下については要望が多い字について常用平易かどうかを検討したとのことで,そんな字でも使いたいという人がいっぱいいるからこうなんだよね。いや,いいの,いいのよ。わたしは文字コードによって使用できる漢字が制限されるのはまちがっとるという考え方の人間だし。もしかしてそういう人間が敢えてけんかうるつもりで子どもにそういう字をつけたがるのだろうか。


というわけで,この件に関するWebページ(http://www.moj.go.jp/PUBLIC/MINJI46/pub_minji46.html

pdf直リンクは,http://www.moj.go.jp/PUBLIC/MINJI46/refer02.pdf


息子の名前を探し出すのに目を皿のようにして3回見ました。なかなか見つからないよ。自分の息子なのに。“自分の息子”って,まだいないんだけど。できるかどうかもわからないけど。


ずっと「子どもは女の子じゃないと厭」って言い続けていたけど,名前が決まったので(決まったの?)男の子もいいなあと思うようになってきた。むしろ男の子がほしいぞ,ぐらいに思いだした。(女の子ネタはもう飽きたらしい)。音読みさせるの。だって,漢字辞典には訓読み載ってなかったし。でもって“名前を見ただけで正しく読めた人がいない”名前の人生を歩ませるの(ぉいぉい)。


しかし,それに関してはわたしの息子の世代だとそんな名前ばかりだろうから危惧することはないと思うのね,いかなる場面でもふりがなつけて当たり前,みたいな仕様が増えるんじゃないかと。(23:03)