良き紳士のたれぱんだ
命題はムーミン谷の物語から,「女の子にプレゼントするならアクセサリーがいい」。
わたしはこれに賛成で,その理由はしかし「無難だから」に尽きる。具体的には以下の通り。
- 手持ちのアクセサリーにはバリエーションがある方が嬉しいので,よほどヒドイ物でなければ貰っても困らない。
- 小さいので家での保管場所をとらないし,いざって時にも捨てやすい。
- 同じく小さいので持ち運び(受け渡し)に便利。鞄等に入れて渡す瞬間まで隠しておく演出も可能。受け取った後も荷物にならない。
- 消えない(消え物には消え物の良さがあるが)。
- 毎日のように身につけることもできる。
- 小さくてもそれなりの値段。一方,値段の幅が広いので予算に応じて選べる。安くても安っぽく見えない洒落た物がある。
- 自分で買うには贅沢品(これはプレゼント全般にいえること)。
- 他の雑貨ほどにはユーザの趣味・感性によるブレが少ない。
- 上記ともかぶるが,会ったことさえあればそれほど相手のことを詳しく知らなくても服装や髪型の趣味・傾向をおおまかにはつかむことができる。(cf:インテリア雑貨)
- センスの悪い品を買ってしまう危険性が比較的低い(たいていの店ならそこそこのデザインの商品が必ず存在する)。
アクセサリーと一口に言ってもいろいろあるが,個人的には貰って嬉しい(「無難」筆頭とも言える)のは断然ピアス。ピアスなら毎日つけるものだし付け替えも頻繁に行われる。鏡を覗けば見えるからむちゃくちゃ嬉しければ鏡を見て浸ってりゃいいのだし,逆に言えば鏡を見ない限りは見えないから割り切って使うこともできるかも。髪型にも拠るけれどあまり目立たないし。
ペンダントだとかネックレスだとかは,ピアスの次点ぐらい。ピアスほどには頻繁には(いろいろは)使わないという理由。目立つ場所なので好みもあるけれど,毛色の変わったのがあっても悪くない。
逆にいちばん難しいのはサイズのある指輪だろう。ブレスレットもじつは腕の太さや手の大きさに左右される。腕時計をしていると腕時計に重ねるか右手にすることになるが,右利きで右手にしていると長芋のだと邪魔に感じることもありますし。
その他についてはとくになし……思いつかないので。あぁ,コサージュとかブローチとか,ちかごろ景気が上向きなので復活の兆しのようですが,わたしはめんどくさがりなので持っていてもつけないような気がする。
なんにしても,わたしの手持ちのアクセサリーはほとんどいただきもの。自分で買った物ってどれぐらいあるだろう。母親から譲り受けた物や女友達からの貰い物も多い。
あれこれ書いたけれど,つまりは道楽娘さんのコメントに集約されているということ。
形容動詞:たれぱんだがツボにはまった。
以上あからさまに私信。「そー」は高子音字?