終わりました
夏至の頃から始まっていた商品の制作,冬至の昨夜,責了で念校(というか色校修正のFAX校正)を戻して,あとはもう知らん。2月だか3月だかには書店に並ぶらしい。某O文社から来春の教科書改訂に合わせて発刊予定の中学(ハイレベル)学習参考書,A5版フルカラー,英数国理社の5冊ラインナップ定価各2500円(うろ覚え)。
本文11Qで608ページ! さくいんだけでも30ページ。どこが中学向けかさっぱりわからん激ハイレベルな内容。もうおなかいっぱい。
わたしが関わり始めたのは8月ごろだし,本格的に参入したのは11月も半ば以降だったので,それほど自分でつくった,という感じもないし,その分苦労も少なかったんだが,ほかのメンバのこの数ヶ月は……いやはや。世間の常識がどんなものかは知らないが,19日に色校出てきて21日までに全部戻してその修正確認も全部やってで,色校つってもとうてい……ごにょごにょ。
12月に入ってからはそれなりに重かったですわ。いろいろ目をつぶっているところもあるので,あれで本屋に並ぶのかと思うと恥ずかしい気持ちもあるんだが,なんか前付の最後(奥付ではない)に名前入るみたいです。うきょぅ。なんだその仕打ちは。
普段の仕事は個人名なんて入らないから,色校で初めてそのページ見たときにはちょっと胃が痛くなった。書店売りのものをつくるのは初めてだったので,今更のように,責任感とかプレッシャーとかを感じてしまい。もう遅いか。
売れなかったらどうしようとか,いやでも誰が買うんだこんな本多分売れないぞ,とか,購買層を想像するとさらに胃が痛いとか。
つくっている間にその思いを投入できればいいんだけど,現実問題そりゃぁ無理よ。今だから,せっかくだからもうちょっと,とか言えるのであって。お陰で帳尻あわせの最後らへんはえらいことになっておりました。