そのほか


きのう(水曜)の朝,起きられなかった。寝坊ではない。断じて。仕方ないので関係各所に電話をかけて休む旨伝えた後は,夜8時半すぎまでほぼノンストップで寝ていた。文字通り飲まず食わず(結局深夜1時ごろにいつぞやいただいた月餅と牛乳を食べた)。


何ヶ月かに1度(酷いときには月に1度)こういうことがある。説明しようがないので「体調不良」とか「風邪」とか言うのだが,くしゃみ鼻水ではなく発熱と頭痛と睡魔と気力低下。根本原因は甘えた性格にあるのだろうが(高校3年間無欠席だったんだから空調の効いた室内の座り仕事に行って行けなくはないだろうよ),直接的には疲労の蓄積,季節の変わり目,気圧の低さなどが引き金となって発生する。この3つがコンボだと高確率で発生する。曜日は木曜日が最も多く,全般的に週の後半に多い。今回は,軽い夏風邪を長らく放置していたのがいかんかったのだろう。このところ気温の変化が激しく(クーラーと外気温の差も激しく),その点でも体に負担がかかっていたと思われる。


そして,あとでわかったことだがこの日は関東地方の沖合を台風が通過していた(寝ていたので全く気づいていない)。


気圧が低いと体調が優れないと言っても信じてもらえないのだが,誰がなんと言おうと気圧は体調に少なからぬ影響を及ぼす(ただし,気圧が低い日は必ず具合が悪くなるというわけではない)。と思う。科学的根拠もきっとあるに違いない。だって,体外の圧力が違うってことは体内の圧力も変わるわけで……だからどうなのかと言われてもよくわからんが何もないと言うこともないだろう。


たいてい1日寝ていれば治るのだが,今回は治りが悪い。2日続けて休むつもりもないので(つまり気力は半分ぐらい戻るので)解熱剤だのビタミン剤だの栄養ドリンクだので装備して出社したが,微熱らしきものは治まらず,終日芳しくなかった。なんだかなー。あと1日で土曜日なのが救い。


長い間同じ会社に勤めて同じ人たちと同じような仕事をしていると,なんとなくじわじわと溜まっていく澱のようなものはあるのかもしれない。取り立てて境遇に不満はないし変化は望まないし片付けと引き継ぎが何より苦手だから転職しようなどと大それたことは考えないが。