遡って黒鷲４日目（準々決勝）ざざっと覚え書き
突然だけど今日の畠山どしたの？（猛打賞なんて立派じゃんという意味で）
ちんたらしてたら遅刻した。いくらサントリーの選手層が厚いといっても，これだけ全日本に抜かれたら厳しい。前日三好さんにスト勝ちしているのを横目に見ていたときには，栗原とメロがいれば堅いかと思ったが。
対するNECは前日（対パナ戦スト負け）の不甲斐なさが嘘のように調子が良かった。特に三上が素晴らしくて，一体何が起きたのかと（いつもああならいいのに）。サントリーが悪いというよりNECの良さが出た試合。ただし２セットさくっととると油断する悪い癖が出て，第３セットはいただけなかった。
サントリー３軍は後ろにいたオオサカノオバチャンの発言。あのチームの控えは，レギュラーが怪我でもしない限り出場機会ないからなあ。
堺３−０JT
堺の調子の良さが横目に伝わってきた。サイドが何人か代表合宿で不在らしいが，とてもそうは見えない。木内も西尾も大道も，跳ぶわ打つわで暴れ回り，もちろんエンダキは頭以上に爆発。先のリーグの終盤の堺は疲れもあったのかミスや自滅も目立ってあまりすっきりしない試合が多かったので，黒鷲メンがのびのびはつらつやっているのを見ると「このメンバーの方がむしろ良かったりして」と思った。対するJTは，代表合宿で不在なのはリベロだけだったが，そのリベロってのが問題なのかもしれん（でも後藤君はがんばってた感じ）。あまりちゃんと見てない。余談だが，何故かJTは外の廊下やスタンド席での遭遇率がいちばん高い。この日も，トイレに行こうと外に出た瞬間廊下を歩く内冨とぶつかりそうになった。でかい。
パナ３−０三好
パナの主力の欠けっぷりも人数的には半端ないので，三好さんはもうちょっとがんばろうよと思った試合。セットカウントだけでなくスコアが悲惨。しかし現地にいる間は知らなかったのだが，増成が最初の頃に怪我か何かをして急遽新人の竹井がセッターとしてフル出場していたとか，神田も怪我だったとかで，全日本とは関係なく相当の戦力ダウン状態だった様子。現地にいる間は知らなかったといえば，なぜパナは久保がちっとも出てこないんだろうと思っていたら松葉杖だった。現地でオンソムとか書いてたのは大嘘で，サイドは長江＋中村，舩越，小川あたり，センターは森岡，大嶋，徳丸あたり。大嶋と小川が並ぶと当然大嶋のほうがちびっこい。
準々決勝一番のハイライト。あまりの力と力のぶつかり合い具合に見ている方が疲労困憊。東レが翌日パナに負けちゃったのはこの試合で全勢力を使い果たしたからではないかと思う。
その前夜，荒っぽいのは粗いから大味になってつまらないと思っていたが，この試合ぐらい突き抜けるとそれはそれで見もの。とにかくどっかんどっかん。ブロックが３枚つこうが正面からどっかん，ブロックの間を抜くんじゃなくてブロッカーをはじき飛ばす。レシーブのいないところを狙うんじゃなくてレシーバーをはじき飛ばす。なんというのか，ああいう，よく言えばパワフル悪く言えば荒っぽいのが合成の魅力だろうかね。井上君なんてもっと大人しげなプレーをする子だと思ってたよ。東レはシルバ以外はサワヤカ方面（というかヒョロ長方面）のはずなのに，合成のごりごりぶりに影響されたのかガチンコパワーバレーにお付き合いしていた。そしてトドメは阿部のツー。阿部ちゃんのツーは本気アタック。三度の飯よりツーが好き。
隣で既に女子の試合がきゃっきゃきゃっきゃと始まっていただけに，男子のスピードと破壊力にもう笑うしかなかった。
北川の怪我が心配。本人のブログが痛くて読めない（甲から着地って……）
第２セットを豊田合成が逆転されて落としたときに，これはこのままころころっと東レに流れが行ってあっさり決まってしまうかと思ったけれど，そこから第３・第４セットをごり押しで連取してフルセットに持ち込んだところは見応えがあった。
女子の準々決勝は最初のほうはそれなりに見ていたんだけど，疲労困憊と空腹に耐えかねて第１試合の途中で離脱。難波なのに一風堂でラーメンを食べる。そして梅田に移動したところで富松本に遭遇すると。190cm超のペアルックは否が応でも目立ちますわ。しかし周囲の人間は平然。自分１人がキョドっていた。こちらが１人だったら尾行でもしかねない勢いだったが幸い同行者がいたのでさすがに自重。しかし彼らがフロアにいる間は（実に30分以上）こちらもフロアから動きかね，つかず離れずでうろうろうろうろしていた。
