トーナメントの1試合,或いは,東日本インカレ2日目


東日本インカレのために年休を取った。朝起きたら携帯電話がみあたらなくて,びっくらして心当たりのいくつかに電話かけて,最終的に職場最寄り駅最寄りの交番に届けられていることがわかった。前夜ダッシュで終電に飛び乗ったので,ダッシュしている間に路上で落としたものと思われる。現代に於いても拾得物を交番に届けてくださる親切な方は実際にいるものなのだ。深夜0時頃落としたものが翌朝9時台には届けられていた。交番に届けると手間も時間も取られるであろう中,ほんとうにほんとうに,心より感謝。


ということで,10時試合開始の第1試合はもとより,続く第2試合も途中からの観戦となった。2日目からシード校が登場。2回戦・3回戦が行われ,各チーム2回戦に勝てばもれなくダブルヘッダ。2会場で行われているので各コート3試合と早い時間に終わる日ではある(なので,去年は第3試合の途中で抜け出して午後4時ぐらいに出社したような)。


春季リーグ戦がなかった関東学連チームにとっては,ほぼ事実上今季初の公式戦(となるチームが多い)。見る側も初めてのチームが多い。新しい背番号と名前を照合できず戸惑う。背中だけ見て背格好が違うなあと首をかしげ,いやいや番号変わってるからとセルフツッコミを入れることもしばしば。


この日の個人的メインはC3東海大学東京学芸大学とD3中央大学国際武道大学。前者は第1試合(東海対日大)を見逃したわたしにとっての白十字さん今季初お目見え,後者は,このカードが3回戦で当たっちゃったことのどきどき。


関東大学リーグ1部でしのぎを削る中大と武大が3回戦で当たってどちらかはベスト16。負けた方はそこでおしまいになるのがトーナメント。それなのに,なぜよりによってこういう山ができるのか。それもトーナメント。


その一戦を,わたしはちゃんとは見ていない。が,第1セットは中大がさくっと取っておよよと思ったけれども案の定というか案の定というか。やっぱりフルセットになった。そんで,14-14になって,武大が16-14で粘り勝った。


中大は第4セット途中に先の福岡で活躍した千々木が負傷退場した*1。それが勝敗に直結したかどうかはわからん。なんせ武大だ。昨年わたしが見ていた範囲でも,両校はいつも壮絶なフルセットゲームを繰り広げていた。新チームになって様子がわからないとはいえ(わからないからこそ)どちらが勝ってもおかしくない試合だった。正直な気持ちとしては明日青葉台で中大を見られないことがまだ実感できないでいるが,しかし,ならば武大が消えていれば腑に落ちたのかというと,それも違う。高志保が良かったし佐藤もエンジンかかったし王も奥中も三浦も去年から出てる面々で,そこに1年のMB南がさらっと溶け込んで素敵だった。


遙か所沢でも順天堂対宇都宮がフルセットのデュースまでもつれていた。詳細はわからないけれど数字だけみれば,順大は2部校相手に薄氷を踏んで首の皮1枚で繋がった辛勝に見える。慶應対専修は,昨秋の成績は圧倒的に専修が良いが,今季ここまで六大学等で強さを見せていた慶應が勝った。そして,東京体育館サブコートの明治対国士舘は,フルセットで国士舘。そちらの試合が終わっていないとは知らずにメインコート終了後に出てきてしまったが,明治こそ(日立明定期戦,六大学交流戦,全早慶明定期戦とこれまで観戦数が最も多いチームではあったのだけれども)明日でいいやと高をくくっていたので,よもや明日観られないとは思わなんだ。今年の明治はわからん。わからん理由を探る前に。


勝つこともあれば負けることもある。ただの1勝でただの1敗,よりによってトーナメントでなくてもいいのに。でもトーナメントだから出るのかもしれん。


明日(もう今日だけど)は準々決勝男女4試合。日体大健志台キャンパス(田園都市線青葉台駅からバス)10時開始,入場無料,上履き要。


男子の対戦カードは,東海大学筑波大学,法政大学対慶應義塾大学順天堂大学国士舘大学日本体育大学国際武道大学


筑波と国士が初見になりますよと。

東海大学3-0東京学芸大学


東海:15深津 13星野 28鈴木 1小澤 23鶴田 12阿部 L25大西


→学芸:1山本 4野村 20堀込 19井上 18加藤 15大和田 L3長島*2


大和田は,おそらく真ん中に入っているのだけれど,けっこう開いて打っていた。


セットカウントはストレートだったけど,学芸も悪くなく。東海はブロックがなー,とちらちら懸念。

*1:そのシーンを目撃しなかったので当初は軽く捻った程度かなと思った,が,経過をうかがうにどうにも心配

*2:手元のメモには第1セットだけ2と書いてあるがたぶん書き間違い