2011全日本大学選手権メモ
ミキプルーンスーパーカレッジバレーとか全日本インカレとかインカレとか。
12/9(金)は4回戦・準々決勝のダブルヘッダで,この日から5セットマッチ。
4回戦の第1試合をとどろきアリーナでちょっとずつ見てから川崎市体育館に移動して準々決勝を見た。
そのうちの明治大対法政大はとどろきのサブアリーナで行われており,メインアリーナの男子両第1試合の終了後に移動したところ第4セット途中。法政2セットアップと聞いてどきどきしていたが,着いたときには明治が盛り返していた。
サブアリーナはギャラリースペースが立ち見仕様でメモ取る余裕がなかったが,法政はサイドの28番の一年生がいい感じ。明治は試合中に28有田が怪我したみたいで心配な感じ。しかし明治がていねいな試合運びでフルセットの末の粘り勝ち。
試合後にすれ違った法政のキャプテンさんの爽やかな涙に爽やかな気持ちになりつつ府中街道を南下。
トーナメントに於ける準々決勝はひとつのハイライトだと思う。今回3会場に分かれたのは,仕方ないこととはいえ,見る側にとっては苦慮するしもったいなく思う。去年のように同一会場だと全部観られるのに。中央×筑波見たかった。
男子準々決勝 東海大学3(25-19,25-19,25-15)0慶應義塾大学
東海:13星野,3塩田,1小澤,23鶴田,2安永,15深津,L10大矢
→慶應:26野口,28柳田,23星谷,19岡田,16間宮,18山本,L15前田優
慶應は秋の布陣に星谷が戻ってきた。岡田OPのバックオーダー。
第2セット終盤,22-19,慶應間宮のサーブのところで野口→渋谷。小澤と渋谷のネットをはさんだマッチアップ。関東1部の一部大学スポーツ新聞合同冊子に掲載されていた東亜学園同期鼎談が頭をよぎる。小澤のスパイクはネットの白帯に当たって軌道がずれ,慶應リベロ前田の手を弾いて得点となった。触らなくてもINのコースだったと思う。ブロックにとんだ渋谷さんの手に当たったわけじゃなさそうだったけれど,そこの対決が実現したのがうれしかった。
渋谷さんは試合中にコートにいる時間は短かったけれど,素敵な主将だったとおもう。なんとなくね。そして慶應は来年以降も非常に楽しみ。
男子準決勝 日本体育大学3(25-23,25-19,25-21)0明治大学
→日体:2井口 10上西 5小林 14山本 13黒木 1梅野 L19吉武
明治:21新 2松本 3佐々木 22大塚 20飯塚 17鎌田 L30中村
日体のミドルの3年生上西は初めて見た。明治は前日足をいためたっぽい有田にかわって飯塚。
明治の準決勝進出は47年ぶりだったとか。わたしがぼちぼち大学バレーを見始めたころはまだ1部に上がってそんなに経っていなかったらしい。個人的には,2010春2位・秋3位の印象が強く,弱いイメージはない。それでも2010春の2位は予想外の健闘と感じたし,2010年の躍進を支えた当時の4年生sがごっそり抜けた。実際,春先の六大学は不安な立ち上がりだった。秋リーグも出だしは良くなかった。後半に勝利を重ねて,終わってみれば4位。
去年もそうだけれど,抜きんでた選手がいないチームがどこまで結果を残せるか,という点で明治は面白い。準決勝はさすがに地力の差が出たとは思う。しかし混戦の山を抜けてセンターコートに立った自信を来年に。得点源の松本が抜けるのは大きいが,去年ほどではなかろう。
男子準決勝 東海大学3(20-25,25-18,25-18,25ー22)1中央大学
東海:13星野,3塩田,1小澤,23鶴田,2安永,15深津,L10大矢
→中央:5高橋,7渡邉,13傳田,1千々木,3白岩,4岡村,L11山香
男子決勝 日本体育大学2(20-25,25-20,25-21,21-25,12-15)3東海大学
日体:2井口 10上西 5小林 14山本 13黒木 1梅野 L19吉武
→東海:13星野,3塩田,1小澤,23鶴田,2安永,15深津,L10大矢
個人賞
ベストスコアラー賞:M明治#2松本 F東海#8吉村
スパイク賞:M東海#3塩田 F嘉悦#13寺井
ブロック賞:M日体#13黒木 F筑波#15池田
サーブ賞:M東海#15深津 F日体#9中村
セッター賞:M東海#15深津 F東海#1山口
レシーブ賞:M東海#23鶴田 F東海#2近江
リベロ賞:M東海#10大矢 F日体#28小幡
敢闘賞:M日体#1梅野 F日体#1岸本
MVP:M東海#1小澤 F東海#1山口