スクランブルエッグトースト


ガスレンジの魚焼グリルでトーストが焼けることを知って,さっそく試してみることに。うちのトースタは電子レンジ・オーブン兼用なので,パンが出て行ってくれると電子レンジがあく。あいた電子レンジを有効活用すべく,卵を買った。電子レンジでスクランブルエッグをつくる。トーストにのせる。ウマー。


この実験の報告を意気揚々とかなまるにしたところ,


「それ,普通は逆じゃない?」


一刀両断。


トースタでパンを焼いている間にガスコンロで(もちろん魚焼グリルではなくフライパンを使って)スクランブルエッグをつくる。……よくある光景かも。わざわざアクロバティックに(?)逆にしてみなくても一緒か。


その一般的手法と比較してのメリット・デメリット


メリット1:フライパンの分だけ洗い物が少ない。スクランブルエッグのあとのフライパンは洗うのが大変。それにフライパンは食器に比べて大きくて重いので同じ洗うにしても取り回しがめんどい。


メリット2:トータルの所要時間が短い,かも。専用トースタではないので,1枚焼くのに標準で3分以上かかる。ガスコンロだと1分程度で焼ける(らしい。はかっていない)。卵の方はあまり変わらないと思う。


デメリット:気が休まらない。電子レンジは20秒ぐらいでぴーぴー言うし,半生卵をかき回している間にもうっかりするとパンが焦げそうで気が気でない。パンも途中でひっくり返してみたりして(返さなくてもいいかも。冷凍食パンは返した方が良さそうだった)。一般的手法であれば,少なくともパンについては一度トースタに放り込んでタイマーをセットすれば忘れていられる。


どっちもどっちかなあ。そもそも電子レンジでスクランブルエッグをつくるのはわりとめんどくさい。しかし,フライパンで卵炒めを作ると後片付けがめんどくさい。ここが二律背反で争点になる以上,焦点がずれている。


トーストに特化すれば,ちょっと手間はかかるけどガスレンジの方が早いしおいしい。(いつも,焼けるのを待つ間にほかのことをやりつつもけっこう待つので)。火加減と時間は慣れれば苦ではないかも。


ただし魚焼グリルを本来の用途で使っているのであれば,パンが魚臭くなりそう。うちは何年も休眠状態なので。魚は五徳のとこで魚焼き網で焼いた方がおいしい,と,実家の祖母と母は言う。だから使ってないというわけではなくて単に家で魚を焼かない(料理をしない)だけだけど。下で焼く方が楽ですもん。