Vチャレンジリーグ川崎大会(最終週)に行ってきたよ(3月3日分)


とどろきアリーナ

ジェイテクトスティングス3-0大同特殊鋼レッドスター


着いたときには第1セット終わりかけだったので第2セットから。ジェイテクトは最終週にして初観戦。


→J)9石田 2金丸 1マティアス 11安井 7小松 6高橋 L12興梠


D)18山下 15小林 9淡田 4倉田 5平野 6辰巳 L11平井


たつみきょうだいたいけつ。弟はワンポイントサーバー


ちゃれって,兄弟多いよね。金丸にしろ辰巳にしろ中道にしろ。昨季までなら梶野(めずらしく同チーム)もそうだし,今季はそのかわり高橋が。


この業界に兄弟が多いのはちゃれに限らないけど。昔よりも増えた気がする。数えてはいない。裾野がどうとか始めた年が若いとか,そういうのと関係があるのかしら。数えてはいない。


ということで大同は前週の稲城には出場していなかった辰巳がオポジット


しかし。んんー。第2セット序盤からジェイテクトが走る走る。マティアスが2連続ノータッチエースを決めてみたり。


辰巳兄はこの試合ではかなりジェイテクトのブロック陣にやられていて,キルブロックばんばんされていた。セッターかえても同じ。微妙に打点低かった気がする。


ジェイテクトは第3セットの途中からマティアス→若山。そして時間差で安井→松原。ピンサ以外の松原さんを見たのは久しぶり。サービスエースももちろん素敵だった。

富士通カワサキレッドスピリッツ3-1東京ヴェルディ


F)14岩井 9平澤 1中川 7勝田 10岡村(4s三芳) 15北沢 L17藤森


→V)19間瀬(2s途中-28竹田) 8高橋賢(2s−34浜田,4s14飯塚) 33浅野 21溝口 11奥田 15中島 L2浅岡


おかちゃんさんスタメン!


前週稲城の最後のほうに「おかむらをだせー」と心の中で低ーい声で呟いていたところ,どうやら届いていた模様。


岡村も田中も馴染みっぷりが素敵。とくに岡村さんは中川さんと一緒になって,リスダンス*1の伝道師となっている。そんなキャラだった……ようですが。


ヴェルディオポジットはマサ先発で第2セットから浜田。これは翌日も。


浜田−奥田対角のときは基本的に奥田がセッターなのだけれど,1本目が乱れたときはまず浜田が行くと決めている風。また,第2セット終盤には,奥田が前衛に上がるところで奥田→飯塚にスイッチしその間は浜田がセットする,昨秋の国士舘大でも見られた変則ツーセッター風をやっていた。安定度合いは奥田に一日の(19年の?)長かなあ。前衛の攻撃枚数を増やせるメリットはある。


第1セット富士通が取り,第2セット。ヴェルディ5-3から溝口のサーブのときに奥田がサーブしに行っちゃってローテミスで失点。だと思う。審判の合図がよく分かっていないのだけれど。そこからちょっとちぐはぐになり富士通岡村のサーブが5回続いてひっくりかえされたのが痛かった。


第3セットは打って変わってヴェルディの流れ。この試合,隣コートでつくば対警視庁をやっていたのだけれど,そちらも同じように第3セットだけ警視庁がさくっと取る展開になっていた。不思議なかんじ。

近畿クラブスフィーダ3ー1トヨタ自動車サンホークス


どちらも初見だったのだけれど,隣のジェイテクト対大同を見ていたので見られず。嗚呼。今季観戦した人が良い感じと言っていた自動車をいちどちゃんと見たかったのだが。


近クラは23高橋幸造(from豊田合成)がアウトサイドで出場。なんとなく左利きのように思っていたけれど右利きだった。髪型がずいぶんイメチェンしてて現役学生も多数混ざった若い後輩達に囲まれて,なんだかすごく楽しそうだった。


もともとはサイドアタッカーだったともきいたが,そうは言っても少なくとも豊田合成時代はずっとセッターだったわけで,それなのにちら見した限りではレセプションにも入ってそつなくこなしていて,スパイクも打って,器用だなあと。


トップリーグでがっちり競技に専念するのが難しい状況であったことは残念だけれど,表情が柔らかくて明るくて,にこにこしながらゲームをしている様子を見て,しみじみと喜ばしい気持ちになった。そしてきゅんきゅんした。楽しくできるならそれでよし。


この1試合のためだけにとどろきアリーナまでやってきた両チーム。試合終了後その幸造さんが「これからバスで7時間8時間……」と歌うように節をつけて,わざと愉快そうに愚痴っていたのが,微笑ましくもあり心の底からお疲れ様ですと思うものでもあり。

つくばユナイテッドサンガイア3-1警視庁フォートファイターズ


つくば圧勝かと思っていたら第3セット警視庁が取り。この第3セットは先に書いたように富士通ヴェルディの第3セットとほぼ同時に進行していた。序盤から警視庁ペースで得点差を開き,終盤になっても点差はあったが,つくばが取り返してもおかしくないと思っていた。隣の富士通ヴェルディの方が点差は詰まっていたけれどこのままヴェルディだろうな,という感じ。そして実際つくばはもうちょっとのところまで追い上げはしたのだが,間に合わなかった感じ。


最後はセット率勝負になる可能性もあるところで1セット落としたのは勿体なくはあった。

*1:得点後に現れる,どうやら喜びを表現しているらしい奇妙な踊り