2014年度関東大学春季リーグ男子1部・8日目
明治大0-3日体大(17-25 25-27 19-25)
→明治:2有田(3s途中-18濱中) 11原 19政井 4杉本 9小野寺 12與崎 L14瀧野
日体:2田尻 1山田 31矢貫 13緒方 20峯村 9小宮 L23山本/15西村*1
第3セットの10-15で有田→濱中。有田はたしかに試合の序盤はあまりぴりっとしなかったけれど,そのあと持ち直したように見えていた。なので,そのタイミングか? というのはあり。
ポジション4で入ったはまーは,最初の攻撃で得点(ブレイク)し,キルブロックを食らったりしつつもノータッチエースを決めたりなんだり。
いい雰囲気に変わったんだけど,ちょっと手を打つのが遅かったのかなあ。
第2セットを取れなかったのが大きかった。
駒澤大3-2東京学芸(25-23 25-19 22-25 20-25 15-9)
→駒澤:25佐々木 7大野 4柴田(19高子) 21西田 9愛甲 10富永 L29藤岡
学芸:4金成 20高澤 3堀込(3s途中-7大西) 9柳澤 19中村 18小野 L12園田
学芸,今日も白川ベンチアウト(ベンチ脇でぞうきん構えてました),キャプテンマークは堀込。
どちらかがリードしてはどちらかが追いつき,という展開。最終セットはスタートから駒澤が走った模様。
慶應義塾3-2東海大(18-25 22-25 25-20 25-14 15-11)
→慶應:12上田 10佐藤(2s:28黒田,3s-5成尾) 8丸谷(2s途中-5成尾,3s-:28黒田) 6稲田 1柳田 3野口 L16野瀬
東海:23松林 4加口(5s途中-2永岡) 19佐々木秋 18久原 10栗山 35龍(3s途中:22椿) L28井上航
今リーグ慶應を腰を据えて見るのは実は今日が初めてで,第1セットを見る限りではここまで結果がかんばしくない理由もわかるな,と感じるものだった。やなぎさんつらすぎる状態で,リーグ開幕前の妄想的危惧がそのまんま出ていたので。
それが第3セットから別のチームになった。
試合後に或るけいおうぼーいに直に言いましたが(言うなよ),慶應もなかなか勝てない苦しいリーグの中での逆転勝利おめでとうだし,成尾はまじすげーだったし,成尾くんは一昨年の夏の東海札幌との練習試合で見て「いいな」と思っていたので出場&活躍は大変喜ばしかったんだけど,なにもよりにもよって,かもめちゃんとの試合でなくてもいいじゃないか。
東海大の2セット連取からの逆転負けは前日の駒澤と同じ(駒澤は今日も2セット先取からタイに持ち込まれたけれど,第5セットを取って勝った)。いざ目の前でやられると堪える。第3セットで劣勢になった時点では「はいはい,安定の3-1ね」と軽く構えていたけれど,第4セットになっても仕切り直せず,慶應に走られる一方。成尾にやられた。いやもうほんとに。試合の中で時間が経つほどにプレーを積み重ねるごとに,高さが増し凄みが増していく。こんなジョーカーを今までどこに隠していたんだよ。しまいにはやなぎの影さえも薄くなるぐらいのパワフルさ。
1年生の黒田もいい働きをしていた。あとになって振り返ってみると,第3セットで黒田と成尾の位置を入れ替えたのも良かったんだろうか。成尾はレフティだけどいわゆるレフトに入って,黒田がOPに。で,黒田がずいぶんカットをがんばってた。
某けいおうぼーいは,あと3つ全部勝ちますと言っていた。口だけじゃなくてほんとに3つ全部勝ちそうよ。
で,それをよしよしと思う一方で,やっぱりそうとう,凹んだわけですよ。Cに負けるのは覚悟のうえだったし,前日の早稲田戦も(結果はフル勝ちだったものの)内容は首をひねるものではあったけれど,できるなら,できるだけ勝ってほしいと思っていたらしい。自分は存外かもめちゃんのことを好きなんだな,と思いました。いまだにね。
「一見やる気のなさそうな,カットの安定しているサイドアタッカー」は嫌いじゃないので,翼のことは気にかかる。去年と比べると歯がゆい気持ちもある。鶴田がいた上での鶴田の対角の翼,と,2年生トリオサイドの中での翼では,その担うところが違うとわかってはいても。
つーか永岡出すならもうちょっと早くさあ。ぐちぐち。
筑波大1-3専修大(25-19 16-25 26-28 24-26)
筑波:9兒玉 13中根 14秦 10高橋 7宮下(3s?-11ロジャース) 2篠村(3s?-12小池) L1竹澤
→専修:12川波(2s-9古賀) 8小林 11小川(2s-12川波) 6藤中 7高橋 1山本 L25井上
嗚呼。ううう。
中央大3-0法政大(26-24 26-24 25-20)
→中央:23石川 15渡邊 2江頭 25武智 22大竹 13関田 L20伊賀
法政:12長谷川 5久保田 1村上 7木村 10千住 11田中 L27小林
何かをやらかすなら(いい意味で)法政だろう,と思って注目していた。第1セットも第2セットも法政がリードしていた。が,セット後半になって追いつかれる。そして,デュースになり,目をそらしている隙に中大が一気にまくる。
そういう戦い方,セットの取り方ができるところが,中大強い,なんだよ。裏を返せば,法政が個々の選手のポテンシャルは高いはずなのにいまいち試合をものにはできないところでもあるんだけど。
第3セットには手塚が出ていたり,最後は塚ちゃんのバックアタックが決まったりしていた。前日のような井上(MBじゃなくてサイドで出ていたので何度か目を疑ったが,たしかにサイドだった)・今村,みたいな派手な代わりかたはしていなかったけれど。
早稲田3-1順天堂(18-25 25-15 25-17 25-16)
→早稲田:13山口 1専田 6福山 2三宅 18喜入 3濱松 L19土屋
順天堂:12浅野 5廣瀬 1柳田(18後藤) 10堤 25濱道 11渡邉 L20松崎
福山かっこいい。
以上(え。
早稲田のこのMB対角も3年目になるらしい。去年は猛烈に濱松推しでしたが,福山もいい。顔がいい(かわいい),背が高い(当たり前だ)。
外見はかなり重要な要素ですが(ここ大切),プレーがついてくるとなお良い。昨日も試合の前半中心にキルブロックが炸裂していた。結果フルセットになったからセットあたりの本数は2本には届いていないと思うのだけれどかなりの本数になっていたし,今日も6〜7本,かな。三宅と並んだ2枚ブロックは,高さもあるし,間が開いてなくて,ワンタッチを取ってくる。
そのうえ今日はスパイク面でもすごかった。スパイクは濱松の印象が強いんだけど,今日はやたらと福山に上がっていた。レセプションアタックだけじゃなくラリー中のトランジションアタックでも上がるし,拾われてもブロックリバウンドになってもしつこく上げるものだから,MBの打数ちゃうやろの域だった。決定率もかなり高かったと思う。
そんで,打ってよし守ってよし,おまけに二段トスも華麗で顔がかわいい。うはああああ。
ひたすら福山を堪能した試合でした,まる。という。
第2セット以降完全に早稲田が支配していて,つけいる隙も与えない。さて,第1セットはなんだったんでしょうか。エンジンのかかりが遅いんでしょうか。リーグ全体を通しても。これでようやく3勝目とは信じがたいんだけども。
*1:第2セットから。ディグ西村,レセプション山本