第70回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会5/1(日)大会2日目
黒鷲旗は,ファン同士のシーズン納めのご挨拶会という役割も無視できない.
とくに約束していなくても通路でばったり会うのが黒鷲旗(のグループ戦).
会期中に,2年ぶり,3年ぶりでお目にかかれた方も多かった.自分から積極的に場内をうろうろすることはなかったのですが,そんな中でも声をかけてくださった方々,ありがとうございました.
飲みに行けたらもっと楽しいのにね.
[A1] 鎮西高等学校 0-2 堺ブレイザーズ (24-26 12-25)
鎮西高:6井坂 8玉井 1平田 3舛本 5荒谷 4平川 L12小手川
堺:22赤星 9迫田 21竹元 10千々木 23鵜野 7出耒田 L5堀江
〈メモらん〉
- 堺はセッター赤星.今の選手と直接被ってはいない(当然).鍬田と同じ背番号なんだなー.
- 今大会での現役引退(コーチ選任?)が発表されている千々木がOPで出場.うおおおおおん.
[B1] 富士通カワサキレッドスピリッツ 0-2 JTサンダーズ広島 (21-25 21-25)
富士通;18長谷山 14谷平 7加藤(8後藤) 4柳田 11淺野(9手塚) 1エバデダン(21秦) L6小林
JT:11坂下 9平井 6エドガー 18山本 1安永(20阿部) 12合田 L10井上航/15唐川
〈メモらん〉
[A2] 中央大学 0-2 ジェイテクトSTINGS (18-25 17-25)
ジェイテクト:1藤中 4福山 16久保山 6フェリペ 3陳 20都築 L21高橋/17本間
中央大:17村上 7藤原 13澤田 1佐藤 16柿崎 15山根 L12山本
〈メモらん〉
[B2] 近畿大学 0-2 FC東京 (22-25 25-27)
近畿大:16小磯 4中西 22丸尾(13谷口) 15江口(25北村) 11後藤 21フランシスL27荒木
FC東京:1ヨナス 12小田嶋 14長友(13柳町) 15エスペホ 11山田2玉宅(4山田) L5谷口
〈メモらん〉
- 2日目って惜別バレー人タイムになりがちで,退団発表された山田が途中からコートに.
[A3] 順天堂大学 0-2 東レアローズ (18-25 21-25)
順天堂大:2金澤 15中村 3亀山 17花村 7中谷 30早坂(2s4茂太) L34井上
東レ:5米山 18鈴木(12西本) 4パダル17小澤15李8真子 L3山口
〈メモらん〉
[B3] 早稲田大学 0-2 パナソニックパンサーズ (14-25 20-25)
早稲田大:11水町 9伊藤 4重藤 10山田(20畑) 1岩本(3秋間) 22前田(8佐藤) L12荒尾
パナ:8仲本 22小宮 2深津(18牧山) 5渡邉 6白澤(3中村) 1清水 L16伊賀
〈メモらん〉
- 早稲田は,ここで1セット取らせてもらえなかったことが,あとで効いた.
- 競ってもいないんだけど.
- クビアクベンチアウトが,はやる気持ち(と準備? 対策?)に水をさしたのかしら,なんて.
- あと,天気も悪かった.雨が降っていて湿度が高かった.水町のユニフォームが第1セット早々に汗でびしょびしょになっていて,ちょっと早いのではと.
- 後半OBの中村くんが出場.(昨日新くん出してほしかったわー.ティリ,気が利かない)
[A4] サントリーサンバーズ 2-0 大分三好ヴァイセアドラー (25-16 25-20)
三好:10山田 15安部 18古賀 14藤原 8川口 21井口 L12備/7小川
サントリー:7アライン 12佐藤(11秦) 13ムセルスキー(19栗山) 10藤中 23柏田 20西田(6彭) L2高橋
〈メモらん〉
[B4] ウルフドッグス名古屋 2-0 VC長野トライデンツ (25-18 25-17)
VC長野:9池田幸(2s17中村) 19三輪(2s16森崎) 3池田颯(2須貝) 6伊藤 14矢貫(2s19三輪) 13椿(24長田) L11藤中
名古屋:11傳田(23勝岡) 16中野(4伏見) 1山田 13小山14椿山 19高橋 L17市川
〈メモらん〉
- こちらもあまり見ていない.名古屋,若いのか若くないのかよくわからないスタメン.
- 日体大多いなー.
めもらん(?)
3セットマッチで心にゆとりがあったからか,お見送り(出待ち)やらをしないからか,今年は比較的女子の試合も視界に入れることができた.もともと女子は,男子に比べて,決勝トーナメント進出チームの決定が最終日までもつれることが多いが,今年もまた,激戦区が多く,勝敗の行方が気になる試合が多かった.
試合を見ていると,女子の代表の将来を憂う人々の憂う気持ちがわかるような気がする部分も垣間見られた.(男子を棚に上げているわけではない).新チームになったばかりの高校生で,フィジカルもテクニックも(メンタルも)これからという選手・チームに求めるのは大人の完成度とは異なるものであろうことは承知しつつ,これで全国トップレベルか,勝てちゃうのか,とか.そういう……ごにょごにょ.
一方で,東海大がV1に二連勝し,大会史上初の女子大学チームの決勝T進出決定という大きな出来事もあった.
翌日場内に掲示されていた毎日新聞の切り抜きに河合日本バレーボール協会新会長のコメントが掲載されていた.「今時の大学生は大きいけれどよく動く」には専ら男子しか見ないわたしは一読して「え? 今頃?」と感じたのだけれども,あれは女子のことだったかね.
内容の正誤はともかく,わたしが大学カテゴリを見始めたころにはまだ,女子に関しては,雑に言えば「大学は競技専念を優先しない選手が行く(優先する人は高卒でVリーグに行く)」イメージもあったけれど,今は,V1に大卒選手が増えた.春高で実績をあげた有名選手も大学進学する.やっているバレーも,古くさくない(男子っぽい感じ).
進学はどちらがいいと一概に言えない(近年むしろ男子に,大学はプレーヤーとしては回り道じゃないかね,というケースがね)けれど,カテゴリ違えば戦い方が違うのは黒鷲旗の醍醐味であり,V1が自分とこの土俵に持ち込んで横綱相撲をするのもそんなに簡単なことじゃないだな,と.まあそんなかんじ.