シーズン最後(になるであろう)おうちココア。

チョコレートと西洋の蒸留酒ってどうしてこんなに相性がいいのかしら(はぁと)。冬の初めに買ったバンホーテンのココアパウダ缶最後の一匙。小鍋でお砂糖と牛乳とあわせて練り上げる。うふふー。仕上げにウィスキー(ブランデーないので代用)。しあわせ。


一週間ぐらい前からほろほろと梅の花がほころび始め,今が満開。今朝は昨日の嵐(?)の所為か道にばらばらと散った花びらもあり。通勤途中で見るのは白梅ばかりで,天気の良い午前には青空と白い花とのコントラストが早春らしくて良い感じだ。しかし,梅の花も梅の香りも好きなのに,すぐそこで咲いているのが全然香ってこない。わたしの鼻はどんどん鈍感になっていっているんじゃないかとちょいと不安。少なくとも嗅覚ゼロではないことはわかっているんだけども,仄かに香るレベルだと感知できていないような気がする。


昨日さんざん「風が強い」と書いたら,鈴木氏が“ふだんよく読んでいるウェブ日記の最新更新分を見たら、見事に「風が強かった」「暖かかった」という話題で埋め尽くされていたので”と痛烈なる一言(しくしく)。だって,怖かったんだもん。ただでさえ悪い寝付きがいつも以上に悪かった。ごーごーひゅーひゅーばたばた。幼いころは窓がサッシじゃなかったからもっとがたがたでずっと怖かった。雨戸閉めてたけど雨戸がまたがたがたいうのね。今の家も雨戸(というかシャッタ)はあるんだけど,朝起きたときに真っ暗なのが嫌いで閉めない。階下の大家さん含め周りのシャッタつきのおうちをみていると,たいがい夜はおろしてはるんだが,どうやって起きているのだろう。


数日前に見た天気予報では今日は雨(3週間ぶりのまとまった雨)の予定だったけれど,昨日の夜だけで上がってしまったようで,朝からあたたかだった。冬物のコートを手に持ち,シャツ一枚で家を出た。足下は靴下と膝丈スカートに膝下ブーツ。風強かったけど気持ちよかった。夜は冬らしい北風になり膝小僧がさぶい。これを繰り返しながら日一日と春になっていくのですね,と,また月並みなことを書いてしまった。


月並みといえば,帰りがけに見たみかん色の三日月と宵の明星が絶妙の配置だった。