なんのかんのいいつつ今もってテレビ番組を頻繁に見ているわけですが,

先週から始まったNHKの月曜ドラマシリーズ「恋する京都」が,目下いちばんの楽しみ(大河ドラマもまだ見ていますが)。考えてみると見ている放送局は圧倒的にNHK率が高い。金曜日だか土曜日だかにたまたま見た「金のたまご」も,おもしろかった。浜田氏(と久保純子氏)が司会の,夢を追いかける素人の若者10名程度が出てくる番組で,浜田さんが司会ってあたりにフジテレビのジャンクSPORTSのパクリっぽぉいニオイを感じつつも(番組の構成としてはジャンクSPORTSよりも明石屋さんまの「恋のから騒ぎ」に似ている。テーマが恋愛ではなくて自分の仕事とか夢とか。),“へぇ〜,NHKで浜ちゃんでもふつーにおもろいやん”と感心して見ていた。NHK=お堅い&年長者指向というのは多分に思い込みで,国民みんなのための放送局を標榜しているのか,プログラムはバラエティに富んでいる(意外とお笑いの番組が多いよね。あたしは見ないけど)。そして,平均的に(総合的に)つくりがしっかりしているとは思う。それってやっぱりかけられるお金の違いなんでしょうか。


で「恋する京都」。今日の放映が第2回(全5回)。主演は鶴田真由で,駆け落ちした夫に若死にされてしまい残された娘(小学生)と共に写真館を経営する舅と同居している祇園の芸妓さんの役。紅葉の残る京都のそれも東半分が主な舞台とあっては。そしてそして毎回素敵な着物姿の女性がわんさと出てくるとあっては(鶴田真由は一度に4〜5着はお召し替えをしている),そりゃあなた。日本髪結った舞妓さんがうろうろしているところなんてよそもんだったわたしはお目にかかったこともないのですが,あの魔界都市はそういう世界も平然と内包しているんでしょうか。ま,着物目当てに見ているわけですが。ドラマで着物姿というのは2時間ミステリィなどで頻繁に目にする機会はありそれ自体は珍しいものではないけれど,なんちゅうぅか,こんなにセンスが良い感じ(わたしに良し悪しの判断はしかねるのでわたくしの好みと言うべきか)のはなかなかお目にかかれず。スタイリストが凄いのかそもそもモノが違うのか。何かが背後に付いているのかもしれません。