らしくもなく,夫を案じております
山に登らなくても毎日少しは心配している。日常的に車の運転をしている以上,交通事故の危険は高いので。でもやはり非日常となると心配の度合いも少し(かなり)大きい。
わたしの祖母(母方の)は心配性で,いつも(今でも毎日)わたしの身を案じてくれているそうな。案じられている方としては「心配したって仕方ないじゃん」とか「実態を知らないのに悪い方にばかり想像しすぎ」などと鼻先で笑ってしまうほどの杞憂ぶりなのだが,わたしにもその性格は確実に遺伝している。
ただ,わたしの場合は,彼女と違って純粋な心配とは言えない。
第一に来るのは「ここで彼の身に何かあったらわたしが困る(イヤ,辛い,etc....)」という保身なのは我ながらなんとも。自分のあずかり知らぬところで自分の身に何かが起こるのがイヤなのだ,正確に言えば。
どちらにしても心配は心配。しても無駄と分かっていても気にはなる。
知らぬが仏なのか,何かあった時のために知っておいたほうがいいのか。今はもう後者かなぁ。せめて居場所ぐらいはねぇ。
と言いつつ,今夜は電話がかかってこないとわかっているのも,それはそれで気が楽。ひとり気ままに過ごす平日の夜。