テレビを見る前に


準決勝の再放送,来週の放送はPlus(オプションチャンネルでうつらない)なので,うちで見られるのは12/27以降らしい。厳しい。GAORAの再放送は明日からあるのに。ちょっと失敗した。なので,今日はインカレを予約録画。


今朝は目覚ましを止めたあと二度寝してしまい,次に気づいてはっと時計を見たら9時40分。やってしまった。可及的速やかに向かって,着いたのが男子3位決定戦第2セットの3−3ぐらいのスコア。起きてからちょうど1時間ぐらい。第1セットを東亜が取ったらしいところからのスタートになった。


遅刻はしたけど予告通り大枚(+500円)はたいてアリーナで見た。アリーナ最前といえばVリーグではなんちゃらスペシャルシート8000円の世界,そうでないふつうのアリーナ席でも東体は平気で5000円ぐらい取るので,最大2500円で見られるのは滅多にないチャンス。それに,大学の試合はリーグ戦など2階のスタンドにしか席がないのが普通なので,彼らを下で見られるだけでも貴重。グランドレベルで見る試合はひと味もふた味も違う。


パイプ椅子を並べているだけなのでいささか前の人の頭が気になりつつ,エンド側の後ろのほうの席でぼんやり見ていたら,近くにスパイクボールが突っ込んできて,椅子にあたって止まった。それを取って係の人に渡しとき,触ったボールが濡れていた。汗で。頻繁にユニフォームに触って,とくにしょっちゅうズボンで手のひらをぬぐっている袖まくりの人の放ったスパイクだったので,どんだけ汗かきなんだと思いつつ,あまりのプレミアム感に手が洗えないかもしれないと思った(洗うよ)。


手が洗えないといえば,男子決勝戦の前に,アリーナの人にくじで全日本男子のサイン色紙が当たるという企画があって,プレゼンターとしてスーツ姿の古田の姿が。スーツ古田がめちゃめちゃかっこよかった。当選者にはプレゼント手渡し+たぶん握手。もちろんわたしは当たってないんだけど,あれで握手してもらった人,もったいなくて手が洗えないんじゃないかと思った(洗うでしょうけど)。


そんなこともあるから,アリーナ席は楽しい。イベントはさすがに特殊だけども,アップする選手の真横をすたすた通れるなど,ミーハーにはおいしいことは間違いない。


ボールはしょっちゅうとんでくる。エンドライン奥はもちろん,サイドライン側でも油断はできない。これがほんとうに怖い。男子決勝戦の第4セットぐらいで,東海がディグではじいたボールが目の前2メートルぐらいのところに落ちてきて,それを八子が追ってきた。


落ちてくるボールという存在だけで怖いのに,それを走って追って拾おうとするんだから,そういう競技とはいえ,よう真似せんわ,ほんとすごいわこの人ら,と,しみじみ尊敬した。


もしかしたらテレビ映っているかもしれない。「ボール怖い」で固まってしまい,でも上を向いているので口はぽかんと開けている。口は開いているけどすごく怖がっている変な顔をしていたと思う。どうか客席は見切れていますように。


ということで,これから録画しておいたテレビを見る(18時半までしか録っていなかったので,決勝戦は最後のまったりタイムの途中で切れていたが)のだが,テレビを見て解説を聞く前に今日の感想。見るとたぶん引きずられるので。


現地で見ていても,見間違っていたり見落としていたり認識を誤っているところは多々ある。が,そのへんはそのへんで,自分の受けた印象と言うことでいいのでは,と諦めの境地。