立川 東京ヴェルディバレーボールチームホームゲーム


ヴェルディとしては初のホームゲームとのことで,面白い試みであった。体育館の立地(駅からは近いからそこまで悪くもないけど)や環境(ちょっと古いし手狭だし寒い)は仕方ないとして,お客さんもたくさん入ってて,運営のスタッフのみなさんが頑張ってくださっていて好もしい感じだった。


入場者全員に,ホームゲーム用の小冊子(2試合分の予想スタメンと登録選手,主力選手のインタビュー,ヴェルディ登録選手一覧)とクラブの方で出してるっぽいホームタウン新聞立川版とサッカーの方の小冊子とチアスティックが配られた。おかげでチー顔を持って行かなくてもなんとかなったのも有り難かった(オフィシャルパンフの売れ行きは不明)。何より小冊子が,さすがスポーツクラブというか,こういうのがあるといいよねと思うものだった。NECのホームゲームなんてなんももらったことないぞ(ヴェルディも,去年の味スタのサッカーの方の試合では何ももらわなかった)。お土産の多寡が問題なのではなく,相手チームの登録選手と予想スタメンまで入ってたり,注目して欲しいプレーにさらっと触れてたりするあたりが,身軽で行っても試合そのものを楽しめる感じ。パワーもコストもかかってるっぽいから簡単なことではないとは思うけれど,プレミアの企業チームって,団席受付通っても,たいてい自チームの選手の顔写真と名前が入った小さいリーフレットと応援グッズぐらいっぽいので,もう一つ心に響いて来づらいなあとか。


ゴール裏(違)が応援団席になっているのも新鮮。最も選手に近い(サーブで下がるから)ので特に応援団側のエンドの時は近くから声援を送れるし,横に間延びせずに固まってるし声もコート全体に通るのでいい感じだった。初日の第3セットで奥田がめちゃめちゃ団席煽ってておもしろかった。ヴェルディサポさんに限らず,警視庁・つくば・ジェイテクトの応援も,まとまってて熱かった。体育館は選ぶし上(ぷ)だと無理ぽい気がする(特設コートの場合エンド側スタンド席がない体育館も多い。アリーナのエンド側は見やすい高額席なので団席には使わないだろう)ので,こういうのもチャレンジならではの良さかもしれんと思った。


近いといえば,2階スタンド席を空けていなかったこともあって,キッズエスコートの子達の席もアリーナサイドラインの端っこに設けられていた。今日セット間につくばの大木と「4番」がアップをしていたら,キッズ席から「大木がんばれー」と声援があり,大木がそれに応え「4番」が「大木(だけ)?」とからかう場面なども見られた。(そしたら「4番がんばれー」と言われたので「4番(名前は)?」という……なんだか楽しそうだった。大木は昨日も第2試合観戦中キッズ(珍しく男の子が多いチームだった)に囲まれて超人気者だった。試合で観たかった。)


ぷとちゃといえば,体育館の施設使用状況を書いたホワイトボードに「Vプレミアリーグ」と書いてあって「プレミアリーグの2部にあたるチャレンジリーグ」ってこういうことかと思ったものであった。個人的にはこだわりどころじゃないのでなんでもいいんだけども,まさに試合してる体育館のホワイトボードがこれじゃどうよ。体育館側の問題という意味ではなく,下手に凝ったネーミングにするからこうなるんじゃないかと。


泉体育館は,駅直結なのはいいんだけど,寒い。1日目はうっかり上履きを忘れていって,しかも出入り口近くに座ってしまったので寒さでどうにもならなかった。


次の東京大会は2月最終週に稲城で順位決定リーグが行われる由。稲城……毎年行くぞ行くぞいいながら一度も行ったことがない。やはりバス利用というのはハードルが高い。