三連休(最終日は大雪でした)
10cm弱ぐらい積もってますね。朝10時ごろに家を出た時点で道路にも1cm程度の積雪が見られました。それから雪は降り続き,時間が経つにつれてもりもり積もっていき。国立劇場にいたので幕間で外を見るたびに積雪量が増えるのが面白いというか恐ろしいというか。
今は雨に変わりました。駅からの帰り,振袖に草履で歩いているお嬢さんがいて,ほんとうに大変そうだった。新成人のみなさまおめでとうございました。今年は外出の時間帯と行き先が合わなかったので,成人式の晴れ着での目の保養はできませんでした。
そのお嬢さんがどこまで徒歩で行かれたのかはわかりませんが,わたしは駅から家まで歩き。道は凍結もしておらず,轍の跡を伝って時間こそかかったもののさほど怖いこともなく帰れたのですが。疲れた。
明日の朝が心配です。つーか,朝から行きたくないよ。昼あらかた溶けたころに家を出たい。とほほ。
さて,三連休。
1/12の土曜日は,春高の準決勝戦@所沢市総合体育館へ。遠かったです所沢。西武ナントカ線の新所沢駅に降り立って「そうだ,ここは埼玉県だ」と気づき,しみじみと遠くまで来たものだと思いました。新宿から西武新宿線で40分ぐらい。
出がけにもたもたしていたので,着いたのが14時頃。駅から体育館までのコンビニエンスストアの棚からおにぎりやサンドイッチ,菓子パンの類が姿を消していて,恐ろしい場所に向かうのだろうとの予感はありましたが。想像以上だった。
一般券(1000円)売り止め。
広くないし仕方ないよね。幸いアリーナ(2500円)は残部少量ながら売ってもらえたので,例によって前売りを買わない病の自分を責めつつも背に腹は代えられぬと購入。
ただし,去年のオリンピック予選の苦い思い出と違い,スタンドはほんとうに,通路の立ち見でさえも立錐の余地なしに近い状態。東京体育館の3階まで埋まるような大会に所沢じゃキャパが小さすぎる。体育館そのものは,四辺にアリーナ席作っててさらにエンド側アリーナ裏に放送席(試合中の実況・解説席ではなく,遠隔地からの中継のときに試合前後に出演者がトークしてるスペース)つくるぐらいのスペースはあったから,そこそこ広めだろうとは思うのですが如何せん。実況・解説席やその周辺もかなり席数を使うし,何かよく分からないけれど東スタンドも観客は入れない状態になっていた。
アリーナはベンチシートでしたが,居所がつくれて良かった。
そんな状態で男子の準決勝2試合を観てきました。面白かったよ。
星城対鹿児島商業は,鹿児島商業の時間差に星城がびくともしていなかったところが印象的だった。あー,こりゃ星城強いわ,と。ブロックのレベルが,なんというか。個人技じゃない感じ。あと,セッターの11番くんが小憎たらしい。褒めてます。
大塚対大村工業は,大塚の2年生エースであろう4番喜入くんが大活躍。サービスエースばかすか取ってたしパイプがおもしろいように決まる。その中で地味に仕事していた3年の加藤キャプテンも素敵だった。あと2番の藤田くんの身長と手の長さを活かしたキルブロックでも得点を重ねていた。
両方ストレートだったけど,第2試合はセットカウントの割には熱かった。第2セットは33-31。デュースに入ってからは1ラリー1ラリー息を呑む展開で,両者譲らずのがちんこ勝負。研ぎ澄まされたコートの雰囲気がとても楽しくて,ずっとこのセットを続けていればいいのにと思った。大村も巻き返しそうな感じはあったけれど,第2セットを大塚が取ったのが大きかった,かな。
1/13日曜日。もともと決勝は行かない予定にしていたけれど,前日の準決勝を見て決勝も見たいと思い始める。例によって例の如く留守宅でのテレビ放送の録画予約もせずに家を出た。男子先行で10時30分試合開始だったので,わたしにしてはがんばって早起きもした。
試合開始にはぎりぎり間に合わないかな,ぐらいの見積で高田馬場から西武新宿線に乗り換えて,ふだん乗り慣れない西武の車窓の風景を楽しんでいたところで,ふと,ついったのタイムラインに,当日券完売の情報が。
薄々そんな予感はあった。
さて。行っても仕方ないと決まったがまだ日曜の午前中。これからどうしようねと言ってる間も列車は西へ西へ。引き返して家でテレビ観戦するか,国立劇場で歌舞伎を観るか,小平でチャレンジリーグを観るか。
結局,そのまま乗っていれば微修正で目的地に着けるちゃれんじを見に行くことにした。小平からなにやら不思議な乗り換えをして,国分寺線の鷹の台へ。鷹の台からは駅そばの地下通路をくぐればすぐに運動公園があり,公園の中に体育館がある。
日曜日,わたしにしてはやたらと早くに会場に着いていたのはそういう理由です。
一辺にしかスタンドがなくて,アリーナ(フロア)もその反対側の(主審側の)一辺のみ。フロアで見てました。が,近すぎて全体像が見えない。ネッチ判定をされた某溝口さんが「俺??」とか言ってるのが丸聞こえなのはたいへん面白かった。
つくば対トヨペはつくばの圧勝。つくばは第1セットを25ー10で取り,第2セット以降はメンバーを大幅に入れ替え。白石がレシーバー(リベロユニじゃない)のがちょっと新鮮。丸山と五十嵐はお久しぶり。瀧澤のジャンプの仕方は魅力的。
つくばも人の入れ替わりが多いチームだとは思うが,トヨペの選手がさらに輪をかけてぜんぜんわからんことになってた。
トヨペが何点取れるか賭けようぜなどと失礼なことを言っていたが,2セット目以降は多少は得点ができて,最終的に46点だった。
ヴェルディ対警視庁もヴェルディの圧勝。っていうかね。もしかしたら第1試合のトヨペよりも第2試合の警視庁の方が点数が少なかったかもしれない。→調べてみた。ちょうど50点。良かった(え
警視庁は戦力的に厳しいな(よくそれまで4勝0敗だったな)。中田がセッターやってると中田がアタック打つ本数が極端に減るからねえ。もったいないなあと思う。ほかにセッターできる人間いないんだろうか。試合終盤は当間に交代してたけど。む。そもそもベンチ11人だったし。石川君大忙しだし。
ヴェルディは,人数多すぎて何がどうなっているのかわからないのだけれど,だいたい,S奥田,MB溝口,間瀬,WS根布屋,中村,高橋マサ,みたいなメンバーだった。根布屋さんが猛烈に打ってた。
1/14月曜日。雪。国立劇場のお正月恒例復活狂言に。今年は猫と鼠。ストーリーのぶっ飛び具合もオアソビパートのぶっ飛び具合も,以前に比べると大人しかったというか,羽目を外さずにまとまっていた感じ。
雪で帰りのことが心配だったのが玉に瑕だったけど,予想通り笑わせてもらった。亀蔵さんは,ちゃんと外の雪をアドリブに盛り込んでいた。
台所での猫と鼠の戦いの場面で什器類が大きくなっていたのが面白い。菊ちゃんは狐とか猫とかああいうのをやらせるとほんとうにかわいい。
ずっと立役だけなのは初めてという梅枝。立役はおそらく初めて見たけれど,存外しっくりきていた。
それから,かねて贔屓の松緑丈。どこがええのか考えていて,元スワローズの青木に,口元が似ていることに気づいた。あのむにゅっとした口がたまらなくかわいい。常にいたずらっこな松緑丈の雰囲気も大好きだ。菊五郎劇団でもユニークな存在としておいしい役どころをおいしく演じてらっしゃる気がする。
手拭い撒きは後方過ぎて。花道には近かったので花道の揚げ幕(?)から現れた亀亀兄弟と右近丈にきゃあきゃあ言ってみたけれど,さすがに十二月から二度続けておいしい思いはさせてもらえず,でありました。
ゆきでもっふもふの国立劇場前からバスに乗って東京駅へ,東京駅から中央線快速を経由して帰宅。中央線・総武線の各駅停車は運転を見合わせていたので,中央線の車内は,各駅停車の駅に行く方法をずっと案内していた。曰く,○○駅へお越しのお客様は,△△駅から東京メトロ○○線に乗り換えて◇◇駅から○○線に乗れば○○駅に行けます。たいへんだ。
京王もダイヤは乱れていたけれど,さほど混乱はなく。晩ご飯難民になりそうだったので,新宿の京王百貨店でいろいろ買い込んで帰宅。
かなさんが土曜のニコニコ学会に参加するために上京していました。大雪はその所為という噂も。明日は通常通り授業(非常勤の出稼ぎ)があるそうですが,東海道新幹線は定刻出発,到着もわずか10分遅れだったようでほっとしました。
ということで,見送りのために東京駅に行ったのだけれど駅構内は混雑しているし外は歩ける状態じゃないしで,ぜんぜん。改装後の東京駅を楽しむ余裕がなくて,ちょっとしょんぼり。