今年気になったバレーボール選手2018
(2010,2011,2012,2013,2014,2015,2016)
2017は書きかけのままお蔵入りしていたようです。のちほど。
もともと「俺6(俺が選ぶ今年のベスト6)」を選びきれないこういうタイトルにしたものだったけれど,経年に伴い誰が決めたわけでもないのに1回縛り(複数回選出はなし)になり,自分で窮屈になった。大学1回生か高校生くらいしかいない,でも高校生はたいてい春高で観るので,年末には思い出しづらい。
今年は,過去との重複を気にせずに書いてみるよ。
- 西田有志(ジェイテクトSTINGS)/OP
- 2000年生まれのニシダミレニアム号。男子では珍しい高卒内定選手の17歳でのVリーグデビューで即大活躍。2017/18のVプレミアリーグシーズンに鮮烈な輝きを放った。その後代表にも選出され,WNLではオチャノマに華々しいデビューを飾った。ジャンプ力と最高到達点の高さ,パワフルなスパイク,貪欲な姿勢,プロ意識。そして何よりも,若さ。観る者に四の五の言わせぬ力が彼にはある。彼を知って以降「将来有望」と言われる選手を見てもつい西田と比べてしまい「でも,西田はあの歳でその上を行っている」とぐうの音も出ない。でもそんな西田が居ることが嬉しい。17/18シーズンのリーグ最優秀新人賞と思い込んでいたが井上航だった。しかし,18/19はもはや新人ではないような。そんな選手。まだ10代。
- 三輪大将(高川学園高等学校→明治大学)/MB
- 山口県にちょっと反応してしまう勢,たまたま春高で高川のベスト4進出が決まった試合を観た。そのとき目を引いたのがMBの三輪。機動力があるというのかプレーに華があるというのか。所謂爽やかで溌剌としたタイプではないのだが,癖になるプレーで魅せる選手だった。大会後に明治大への進学を知り,楽しみにしていた。春開幕スタメン。新人賞こそならなかったが,その後の活躍は言うに及ばず。2018年の明治大の好成績の立役者と言って過言ではないだろう。
- 水町泰杜(鎮西高等学校)/WS
- 春高当時2年生だったっけ,1年生だったっけ。外見なのか体型なのか,ほんの少し高松(卓矢/豊田合成)を彷彿とさせる。ちょっと小柄でむちむち。鍬田(憲伸→中央大)との対角がめちゃめちゃ強かった。黒鷲旗でも活躍。天皇杯ファイナルにはいなかったので,来年の春高で観られることを期待している。
- 劉力賓(JTサンダーズ)/WS
- 新リーグ新設の「アジア枠」で加入した中国代表,23歳(?)。197cm。サーブ良し,スパイク良し。フォームが綺麗。そして,さっぱりめの整った顔立ちと,朴訥そう(あくまで「そう」)な外見の雰囲気。アジア枠そのものには含むところあっても「りーびんかわいい」「でもりーびんはかわいい」に集約されてしまう。
- 三好佳介&西本圭吾(福山平成大学)/MB
- あえての2回生MBセット販売で。2018年の大学バレーボール界隈を語るうえで,福山平成大学の全日本インカレ2位は外せない。夏に鹿児島Cherry Blossom の主将としてクラブカップも制した主将の迫田郭志はもちろんすごかったのだが,コートに立っていた2回生4人の力が大きい。とくに,MBの対角,ブロックから派手なガッツポーズを決める西本の動のイメージと,西本に比べて動きは大きくないが淡々とサーブでなぎ倒していく三好の静のイメージが対照的だった。
- 小松一哉(明治大学)/WS
- 平たく言えば外見が好みという選手は数多いるが,それをストレートに表明することにはどうもためらいがある。と言いながらここでストレートに書いている。2017年は出番のまずない白(リベロ)ユニ。その年の東北ブロック国体でアタッカーなのを知った。2018年の春から紫紺ユニのプレーをみることになった。試合に出続けることで伸びるのを実感した1年であり,1年の集大成の全日本インカレだった。プレー面でも精神面でも支える立場のようで,来季は主将として良いチームを作って4年間を全うしてほしい。余談だが,秋リーグの会場で会った知人の娘(1歳)に「あの紫の13番かっこいいよ」とひたすら吹き込んでみたが果たして彼女が覚えていてくれるかどうか。
おまけ:2017
さいごに,書類フォルダに残っていた書きかけの2017(=それまでの年に書いていそうで書いていなかった選手らしい)を載せておく。
お名前だけ。すきです。