たまにしか実家に帰らないと,

実家の面々との言葉によるコミュニケーションにやや支障を来す。母親は,時制の表現が下手だ。食事の最中に「コーヒー淹れようか?」と聞かれたので「まだ食事中です」と返事をしたところ,彼女としては「食後に」というつもりで聞いていたらしい。そんなのわかるかい。そんなことはともかく,彼女が今回何回も口にしているのが「あそこはうちよりも田舎だから」という表現。「うちよりも田舎」って,車で3分とか7分とかの場所を指して,いったい田舎ぶりにどれほどの違いがあるというのか。


ささやかな自慢だが,わたしの実家は大変な田舎にある。大変な田舎故,車で3分や7分移動したところで,「田舎ぶり」に大きな違いは無い。尤も,ここで彼女が言っている「田舎」というのは,地理的な意味ではないものを含んでいるのだが,「田舎」という表現にはもともと地理的ではない意味も内包されているように思う。問題は,彼女が言う「あそこ」が,どうやら地域的に区切られた場所ではなく「家」に対して用いられているようであることだ。「家」単体に対して「田舎」っていう表現を,するかいな。いずれにしても我が実家も相当な「田舎」だとわたしの目には映るので目くそ鼻くそでしかない。大変おもしろいが,彼女は自分は少しは都会的(=理解がある)と思っているから,却って始末に負えない(ことになるのではないかと多少危惧される)。


つまりは,結婚だのなんだのっていうことに対する考え方が「より田舎」かどうかってことらしいんですけどさ。いやまぁね。


どうやら立命館が勝ちそうです。4Q残り3分40秒12点差。(16:58)