大友目当て?


1試合目が男子で2試合目が女子。公式記録によると男子の観衆1700,女子2950……きついなあ。土曜日のあまりのがらがーらぶりには正直びっくりしたものだけど(いくら会場が広くてもあれはなかろう),今日は最初から多かった(それでも1700だからなんだかんだ言って首都圏は人が多いってことだ)。そして試合中にどんどん人が増えていき,2試合目には特にNECの応援席はぎっちりで,エンドライン側にまであふれていた。うぅ。


そりゃあね〜,知名度段違いだからね〜。いろんな意味で。でも男子の試合もおもしろいよ……というには今日は展開が一方的すぎたか。女子の試合にはでかいカメラを抱えた成人男性の姿がちらほら見られ,なるほど女子のファンは若い女子だけではないのね,と,新たな知見を得た。


段違いといえば,先週にしても今週にしても,しょうもないミスが続くといらいらする。それは別に旭化成が,じゃなくて,なんとなく全体的に。自分がプレーヤーじゃないから好き勝手言えるんだが,コンビミスや仕方なくない(誰かが声かければ防げるような)お見合いでボールぽてんが一番萎える。せっかくセッターにきれいに返ったボールが空中分解する様なんて,開幕当初ならまだしももう12月も終わろうというのにかっこ悪すぎる。


そして助っ人外国人と比べると顕著なのが,日本人選手はみんな球際に弱い(笑) スパイクの技術云々はわたしは解説を聞いてもさっぱりわからんのだが,東レのルイスにしても合成のコッピにしても,レシーブや二段トスのボールコントロールの質が素人目に明らかに違う。


うまくなきゃ助っ人にならんけどさ。つまりサッカーでリフティングのうまい人とそうでない人のボールの質の違いのような。年数は変わらないはずなのにその差はなんなんだ(才能だけじゃないはず)。


人には限度があるし(持って生まれた才能なるものは否定できない),なんつっても身長が物を言う不毛な競技ではあるけれど,身長以外でどうにかできることもたくさんあると思うんよね。つまんないミスなんて,身体能力と何の関係もないじゃん。それに,社会科的に情報社会と呼ばれる時代なんだから諸々のデータ分析を用いた戦術によっても大きく違ってくるかもしれん。トレーニング方法だって進化していないはずがなかろう。


ナショナルチームだの国際大会だのはほんとにどうでもいいが,つまんない点の譲り合いでさくさく進行する試合ほど見ていてあほらしいものはないので,そういう意味でもうちょっとレベル上がってほしいとわりと真面目に思う日々。25点入ったらそのセット終わるんだからね。勘弁してくださいよ,ほんと。


「じゃあ,観なきゃいいじゃん」


それを言ったらおしまいよ。