第23回アジア太平洋カップ福岡国際男子バレーボール大会


あれから一年。時が経つのは早いものです。


とりあえず項目だけ去年の記事からコピペ。あとは追々。

参加国・チーム


中国(CHN)ジュニアナショナルチーム/韓国(KOR)ユニバシアード候補チーム/タイ(THA)ナショナルチーム/日本(JPN)ユニバシアード候補チーム

2日目(6/18) 中国0(20-25,17-25,20-25)3タイ


昨年は中国がストレート勝ちしていたこのカード,今年はタイがシニアの意地を見せたか。


タイはふるきよきスーパーエースのいるチームの風情。ムードが良くて楽しい。


中国のジュニア代表はナチュラルに2メートル級がごろごろ。15歳や17歳でその身長,さすが13億の人口を誇る国はちがう。こわやこわや。全体的に粗削りっちゅうか若いっちゅうか,雑な部分が目に着いた。体格には恵まれているのだから,色々と仕掛けると楽しいチームになりそう。


CHN:WS1 HAN, MB11QIN, WS13 LENG, OP5 DU, MB10 ZHAO, S16 MAO, L17 DAI


→THA:S17 SARANCHIT,WS3 WANCHAI,MB6 SHOTIVAT,OP1 JIRAYU,WS9 KITTIKUN,MB16 TEERASAK,L10 PIYARAT


タイは去年はパンフの大文字を書いたのだけれど,今日見たシャツネームは小文字の方だったのでそちらに合わせた。スタメン7人中4人は去年と同じメンバ。MB2人とレフトの1人がかわっている。

2日目(6/18) 日本3(23-25,19-25,25-21,25-18,15-8)2韓国


2セットダウンからの逆転勝ち。いやはや,一時はどうなることかと。


→JPN:WS12 星野,MB14 筧本,OP5 小澤,WS6 伊藤,MB3 近,S8 梅野,L4 高橋


KOR:WS6 KIM,jae-Hoon,S3 PARK,Hong-Beom (1S途中-13 LEE,Gun-Ho) ,MB15 AN,Jung-Kyoung,WS2 YOO,Yoon-Sik,OP9 KIM,Myeong-JIn,MB1 CHO,Hyun-Uk,L4 BU,Yong-Chan


(簡易版オーダー http://twitpic.com/5ebqoh)


日本は星野が2というのにちょっとびっくりしつつ。セットスタートは5セットとも同じメンバーで,常に星野がファーストサーバーになるローテーション。第2セットでは6-10で梅野小澤にかえて深津伊東と投入する場面が見られた。そのほかは深津は筧本のピンサ,千々木は星野のワンブロ,奏吾は梅野のワンブロというかんじ。山添出てないな。


韓国はフロントオーダーかな。去年のメンバー1人もいないねー。OPの9キムミョンジンは左利き。


セッターは3パクホンボムがスターターだったけど1週回らないうちに13イグンホに交替。そのあともほとんど13番で,たまに3番を入れてた。この13番のサーブが鬼だった。


MBは第5セットのスタートを1チョヒュンウクにかえて17WOO,Sang-Jo。で,この1番さんは第5セット始まってすぐにサイドの2番さんと交代して出てきた。ナニモノ。


テレビ西日本の放送の解説によると,同じ大学のチーム(というか大学丸々一チーム持ってきた)らしい。ユニバ候補だけれど未成年率が高かった。


最初の2セットは日本が苦しめられていた。1番と6番と13番のサーブが鬼。最初はそれほど強烈なスパイクサーブとは思わなかったんだけれど,一回でサイドアウト取れないぐらいの崩し方をされてたなあ。日本もディグは上がるのだけれど,ネット際のルーズボールとか,ラリーの最後のどん,のところで押し負けていた。


韓国のMB15番の子も凄かった。身長197cmなのでめちゃ高いわけではないんだけど,ネット際にめちゃ強かった。ブロックも凄いしスパイクもコース打ち分けてたし。


そしてずるずる行き始めると止まらないんだ,日本。ニガテなローテーションが,びっくりするほどサイドアウト取れない。


ところが,第3セットなぜか韓国がスタートのローテーションを半分まわしてきて(1st2nd;S2,3rd;S5),そのマッチアップの変更は日本にとって奏功した。それで第4セット韓国は元のS2に戻したけれど,韓国に惜しいミスもあり,日本も韓国の攻撃に対応できるようになってセットを取ることができた。ブロックなのかディグなのか,韓国のトランジション攻撃に対してディフェンスがきちんと(とりあえず上がったー→梅野走れーではないディフェンスが)機能するようになってたかな。その辺から伊藤が上り調子になってきた。


日本は最初2セットの苦しい局面は梅野がかなりの部分を背負っていた。トスアップの選択肢が限られがちななかで,すごくがんばってた。


それにしても,終盤の追い込みの場面における伊藤の神がかったプレーはなんだったのか。6点ぐらい1人で連続で取ってたなあ。