夏旅行2012


今年は春に中四国旅行しているので,久しぶり感はない。その時も今回も,かなさんの仕事のあとにくっつけての旅行。いや,いいんですけどね。金曜は夜までオシゴトだし火曜には出稼ぎ先の後期の授業が始まるというので実質3連休の3日間のみ。いいんですよ。


去年GWにどばーんと海外旅行したし,学生時代と違って休みを合わせづらくなったので,これはもう仕方ないことで。旅行できるだけでじゅうぶんに有り難いことだと思う。そして,年を経る毎に準備が適当になっているので,規模の割にかかるお金はかわらないかむしろ増えている感も。


目的地は長崎だったんだけど,福岡便の方が多かろうということで往復SFJの羽田−福岡。14の夕方に福岡入りして福岡泊,15日にレンタカーで長崎に移動し半日観光して長崎泊。16日は佐世保に行く予定にしていたけれど台風の影響で悪天候だったこともあり,昼過ぎまで長崎にいて嬉野温泉に移動して一泊。17日は福岡に移動。夕方車返して解散。


行きも帰りも飛行機が到着便遅れの影響で遅れるという。行きは20分帰りは45分。ついてない。SFJ,革張りシートは居心地いいし機材も新しくて快適だけど,こうも遅れまくると微妙だなあ。JALANAよりはちょっと安いけどLCCじゃないから極端に安くないし,ゲートは遠い。今25時過ぎ帰宅でへろへろなので印象悪いです。


レンタカー借りてた割にはあんまりドライブぽくなかったし(高速道路は景色楽しくないし神経摩耗する),一方で,日中を移動で費やした感じもある(出発が遅いのがいかんのよ)。ふしぎな感じ。とはいえ,車がないと行きづらい場所ではあった。

ごはん


14夜:もつ鍋。建物古い・狭い,従業員2名,とたいへんワイルドなかんじ。もつ鍋満足コース(もつ鍋1.5人前+豆腐半丁+〆の麺お代わり自由)1900円なり。めちゃめちゃおいしかった。もつは脂を全部除いているからわりとあっさりさっぱりだし,部位がいろいろ混じっているのでいい出汁が出てた。キャベツニラにんにく大量。


にらにらにら


15朝:ホテルの朝ご飯バイキング。クラブラウンジで軽めに(といいつつわりとがっつり)。


15昼:皿うどん。到着して真っ先にガイドブックに乗っていた中から行きやすいお店を探して皿うどん。味付けが甘口だったので辛子を探してしまった(なかった)。750円ぐらいかな。細めの麺がぱりぱりしてておいしい。皿うどん大好き。


皿うどーん


15夜:思案橋近くの和風ダイニング(要するに小じゃれ居酒屋)。お魚目当てで行って刺身10点盛り合わせやら甘鯛か何かの塩焼きやらを食べている合間に適当に注文した野菜の煮合わせがびっくりするぐらいおいしくて,感動。冬瓜,南京,なす,里芋(たぶん。海老芋じゃないと思う),ヤングコーン,おくら,にんじん,だいこん。ほんのり生姜風味のあんがかかってた。味の含み具合が絶妙で,きれいに面取りしてあって目にも鮮やか。いささか調子にのって食べ過ぎた。ほかにはぎんなんとかコチュジャン乗せた冷や奴とか,〆にお茶漬け。デザートメニューがないぞーと不平を言っていたら生のパイナップルが出てきた。お口さっぱり。


お造り盛り合わせ。太刀魚んまかった
お野菜の炊き合わせ


16朝:ビジネスホテルの朝ご飯バイキングとしては種類豊富。泊まった宿を忘れてるわけですが。休日のビジネスホテルの客層についてひとしきり見解を述べられた。遠征か学会じゃないの?


16昼:出島ワーフの中華料理屋でちゃんぽん。おいしかったー。出島ワーフの雰囲気がヴェネツィアの外海に面したエリア(地名忘れた)みたいというかなんというか。海沿いが広くてテラス席があって。生憎天気悪かったけど。


ちゃんぽんめーん


16夜:温泉旅館ですよ。ごはん豪華プランですよ。ごはん大事。ちょうだいじ。揚げ物の,甘鯛をあられで揚げてあんかけにしてるのがおいしかった。佐賀牛ヒレ肉の鉄板焼きもおいしすぎた。白ごはんもおいしかった。ふだん白ごはんあまり食べないのにおかわりしたさ。おなかいっぱいのところにさらに追加されるのが温泉旅館のごはんの恐ろしいところだけれど,ぎりぎり「多すぎて食べきれない」まではいかないのもよかった。


長月のお献立
手前が揚げ物。奥は焼き物で,なんちゃらのけんちん焼き。これもおいしかった


17朝:温泉旅館ですよ。朝ご飯はおそらくふつう。温泉の湯豆腐がとろとろ。弱アルカリなので固めた豆腐が溶けてとろとろになっていく。白く濁った煮汁ととろとろにあたたまったお豆腐を,胡麻醤油+葱生姜鰹節の薬味でちゅるちゅる。


soy選手


17昼:長浜ラーメン。天神からでも距離があって車じゃないと行きづらい立地。入店した途端「何名ですか? 堅さは?」と。だってメニューがラーメン(400円)と替え玉(100円)と替え肉(100円)しかないんだもの。わりと脂ういてる。小口切りの緑色の葱がのってる。肉は薄切り。テーブルの上は紅しょうがとすりごま。麺はわたしは「かため」派だけれど,店内の客に「なま」が多かった。生……お湯につけた「粉落とし」状態らしい。

宿


ANAクラウンプラザホテル福岡,リッチモンドホテル長崎思案橋,大正屋


さいきんクラウンプラザよく泊まってるよなあ。今年だけで,北新地,広島,福岡。今回の部屋はおととし(?)泊まった金沢とつくりが似ていた。いちおうシティホテルの分類になるのかしらん。カジュアルな感じで気軽だけどあいそはない。予約時支払い(キャンセル不可)という恐ろしいプランで,クラブフロアの広めの部屋が18000円の破格値だった。ラウンジのお酒やおつまみもわりと充実してた。21時までなのが難。そしてLANが有線。


リッチモンドは,かなまるが会員証持ってたので。路面電車思案橋電停から近い。グラバー園方面に行ったのでちょっと足回りはいまいちだったけど,繁華街に近いので晩ご飯は楽だった。


大正屋はねー。できれば椎葉山荘に泊まりたかったけれど,三連休に空いているわけもない。椎葉山荘の露天風呂には大正屋からシャトルバスが出てるので入りに行きましたよと。ごはんおいしかったし,一階のお庭が見える部屋だったので満足。


何かの入り口風
隣の部屋のお庭を盗み撮り

観光


グラバー園大浦天主堂孔子廟&中国歴史文化博物館,稲佐山の展望台で夜景,長崎県立歴史博物館,マリンワールド海の中道


ほんとにこれぐらいしか観光してない。


グラバー園は中学校の修学旅行以来。大河ドラマ龍馬伝」にも登場したグラバー邸とグラバーさん。庭や家も興味深いし眺めもいい。


龍馬伝はわりとちゃんと見たし,ドラマの中で長崎時代の扱いも大きかったのであちこち「おお,龍馬」という感じだったなあ。街の観光施設自体が,そのときに整備したと思われるところも多かったし。泊まった思案橋は歓楽街と昼の繁華街の間ぐらいで,少し行くと丸山という立地。行きませんでしたが。


大浦天主堂も修学旅行で行ったはずだけれど,全く記憶になかったので行ってなかったんだろう。先日名古屋の博物館明治村で見た教会と同じようなつくりの木造のゴシック様式(?)。漆喰の白い壁と木のアーチ型天井のコントラストが美しい。ステンドグラスは素朴な感じ。


孔子廟は閉館間際に滑り込んだので,実際には後ろにある博物館だけ。故宮博物院からやってきたという大ぶりの磁器がばんばん飾ってあったんだけど,どれも美しすぎて,中国半端ねぇなあと改めて思った。


稲佐山の展望台は,一旦ホテル戻って疲れたのなんだの言ってたし,遠かったんだけど,がんばって行く価値はあるかも。カップルのメッカでしたが。広範囲に,斜面の上の方まできらきらしているのは,他にはなさそうな光景。


友達連れや家族連れも大勢いました


長崎は中学校の修学旅行以来の20年ぶりで,修学旅行のときの記憶はほんとにぜんぜんなかった。ごはんを食べた後真っ先にグラバー園に行き,市電で石橋駅まで行ってスカイウォーク(だっけ?)を使って裏の高い方から入場したので,入ったとたんに目の前に広がる湾の風景がとても印象的だった。ドックがいくつもあって,大きな自動車専用船が泊まっている。よくよくみると濃いグレーの軍艦(?)も。深い入り江になっていて幅は狭く,対岸の山が迫っている。波が穏やかで,新しい大きな橋がかかっていた。


三菱と言えば弥太郎
女神大橋というらしい。高い!


長崎出身の人は自転車に乗れない,という話は(本当なのか冗談なのか)よく聞く。海沿いの狭い平地に商業用地が広がり,民家は斜面。大型のマンションはかえって少ない。街は若い人が多く,人口密度も高く,地方中核都市でない県庁所在地ということから想像していたよりもはるかに活気があって賑わっていた。


翌日は歴史博物館で半日を費やした。佐世保に行って佐世保バーガーを食べてあわよくば遊覧船というプランだったけれど,台風が近づいていて海を見たり遊覧船に乗ったりという状況ではなかった。佐世保バーガーのためだけに行くのもやぶさかではなかったのだが,博物館のコンテンツが充実しすぎていて,結局2時半ぐらいまで博物館にいたため,佐世保を経由することができなくなった。


長崎で歴史,それも海外との交流関係となると,楽しくないはずがない。開館4年の新しい博物館は,子ども向けの説明や遊べる展示のしかけがこっていて,時間泥棒甚だしい。特別展では前日孔子廟でも見た故宮博物院におさめられている文物。歴史博物館の特別展は清朝の宮廷がテーマで,衣裳から何から垂涎。そのあとの常設展の説明の丁寧さに比べるとちょっと説明が薄かったのが残念だったけれど,宝石をちりばめた衣裳や小道具に目がくらくらした。あれが全部真珠(それも養殖じゃなくて天然の!)気が遠くなる。ちょうど特別展の会期がこの三連休が最後ということもあって,大変な人出であった。


マリンワールドは,今日一日どうしようね,と何も考えていなかったので。水族館もわりとあちこちで行っている気がする。バックヤードツアーが常時実施されているのは珍しいかもしれない。うきうきと参加。いろいろ説明していただけて楽しかった。もちろん水槽にいる魚たちもおもしろかった。おなかっぱい足が棒になるほどの大規模でもなく,物足りないぐらいの小規模でもなく,良い具合の水族館だった。海の中道,台風びゅうびゅうで海獣ゾーンが見られなかったのが残念でしたがね。