そういえば,先日の飲みの席で「なんでスワローズなの?」と訊かれた。


隠してるわけじゃないけれど,と書き出すときは大抵隠しています。


きっかけは明らかで,それは隠しているわけではないのだけれど,たとえ酒席でも正面切って訪ねられるとこっぱずかしい。その時はまだアルコールを1cm弱しか飲んでいなかったので,「1cmじゃ答えられません」と答えることになった。ま,1.5cmに達したところで早々に白状しましたが。


ただ,きっかけはもはや単なるきっかけでしかなく,今現在自称ファンである燃料とはなってはいない。自分でもふだん忘れているぐらいだし。


今は,球場が家からいちばん近くて,屋外でこぢんまりしていて,基本的には当日ふらっと行っても入れるゆるさが,いいんだろうなと思っています。フジテレビのCSで主催試合全試合見られるし(平日は帰宅が遅いし土日もしょっちゅう出歩いているから滅多に見ないのだけれど)。


年間15試合ぐらい神宮に行った年もあるけど,ここ数年はさっぱり。某巨大掲示板とかテレビのスポーツニュースを見なくなったから他球団の主力選手も全然わからなくなった。スワローズの主力さえも把握できていないぐらいだし。


足が遠のいている理由の一つに,みんなすぐアメリカに行っちゃうから,ってのはある。応援しているチームに限らず。遠からずこうなることはわかってはいたけれど。結果的に年ごとの人の異動が激しくなり,各チームのメジャーどころの選手が誰かがわからなくなり,気持ちがついていけなくなる。


プロ野球観戦もマイナな趣味なんだろうなと思いますわ。たまーにふらっと球場に行ってビール見ながら適当にヒッティングマーチ歌ってるだけでも楽しいけれど,もう少し深く楽しもうとすると日ごろの心がけが必要になってくる。今の若い人はルールも知らないだろうから,敷居も高いだろう。ただ,なんだかんだ言ってもファンの数は多いし,ちょっと突っ込んでみればいろんな楽しみ方が広がっている世界だとも思う。


たとえばバレーボールに対しては,ジャンルは狭めに限られてはいるけれど,その中では「全方位キャーキャー」(c某氏)している。プロ野球に対しては全くスタンスが違う。


若い男の子にキャーキャーしたい点は共通ですが。


パリーグの球場に行くと,楽しめるような工夫や努力が見られて羨ましくはなる。先日書いたスワローズのファンクラブのポイントシステムも,西武やロッテは何年も前から同じような(もっとすごい)システムを運用していたし。


なんかよくわかんないけど。プレーヤーとして選手がアメリカ行きたいのも当然だろうから,それはそれと割切って,そういう状況でどうやって楽しむかを考えて,ついでに客も呼べるように努力して,って思うね。


そりゃまあ,日本のリーグが面白くてハイレベルで,わざわざアメリカ行かなくていいじゃん,ってなるのが理想なんだけどさー。あと何周か回ったらそうなるのかな。ヨーロッパに大量流出しているJリーグはどうしてるのかな。


気づけばスポンサーつきの冠試合がぐっと減っているからちょっと心配なんだぜ。


おんなじようなことを年に3回ずつぐらい書いているなあ。