2014年度関東大学春季リーグ男子1部・2日目(お留守番)


去年はVプレミアファイナルの3位決定戦と優勝決定戦の間に戸山キャンパスを往復したのですが*1,今年は片道40ないし50分。3位決定戦がストレートで終わったら行こうと,そわそわしながら調べていたのですが,大木さんの意地かはたまたブレメンの嫌がらせか(ぇ),フルセットまでもつれたので,1部は完全お留守番となりました。


てーことで結果を公式から転記。ほかはついったーから(勝手に)拾っているので,えーと……ごめんなさい。

日体大3-2専修大(25-20 25-23 22-25 20-25 15-11)


ふむ。

明治大3-2駒澤大(20-25 22-25 25-23 25-21 16-14)


昨日の結果を受けて,駒澤が勝つのではないかと予想していた。案の定というかなんというか,駒澤が2セット連取。第3セットも駒がリードしているように見えたので(見間違いかもしれない),ぐぬぬ,と思っていたのだが,そのセットを辛うじて明治が取ったあと,しばらくVリーグのほうに集中していたら明治がフルセットのデュースという恐ろしい試合を制していた。


昨秋も2日目に当たり,フルセットになっている。そのときのフルセットと今日のフルセットとでは意味合いが違ったことだろう。


與崎への期待大である。「とりあえず,形はどうあれ,一つ勝ててよかった」と思ってしまう程度に紫成分が抜けていない今年の春。

早稲田2-3東京学芸(25-19 25-20 23-25 22-25 10-15)


学芸2連勝。こちらは早稲田がよい感じで2セット先取し,すわストレートで早稲田勝ちかと思いきや,からの学芸の逆転。


今日は柳澤が第3セットから出場(井上と交代の由)したそうで,それでひっくり返すか。怪我だったのかな。


2人揃って好調という状態を作れればさらに期待できるか。


早稲田は,心配ではあるが,新チームでの公式戦2日目なので,というあたり(あとで書く)。

東海大3-1法政大(25-19 20-25 25-21 25-18)

順天堂3-0筑波大(25-17 25-21 25-16)


筑波はスタメンセッター吉川,途中から中根。アタッカーも途中から,篠村と小池にかえて,秦(駿台学園)と山川(もう4年!)。OPは宮下だったのかな。


筑波も手探りの様子。

慶應義塾0-3中央大(22-25 17-25 22-25)


中大すげーな,おい。

1週目を終えて(所感欄)


なにぶん11分の2を消化しただけで,まだ順位や星取表を云々するには早いのだが,昨秋の結果を大いに覆す第1週となった。


リーグ前半は昨秋の上位-下位の対戦となる。しかし,初日に上位側で勝ったのは日体大東海大だけだった。それも日体大はフルセット,第5セット22-20の辛勝。


斯様にハードな幕開けとなったが,2日目はなんだかんだで6チーム中4チームは上位側が勝った。しかしこれに順当勝ちなんて言葉はつけられない。当面どこに対しても口が裂けても言えまい。今日も6試合中3試合がフルセットで,観ている側もタフだったことと思う。


  • 2勝:中央,東海,学芸,日体,
  • 1勝1敗:順天堂,専修,法政,明治
  • 2敗:駒澤,早稲田,慶應,筑波


波乱の印象は,昨季優勝の早稲田の2連敗と,11位の学芸の2連勝によるところが大きい。駒澤も結果連敗となりはしたものの,昨季3位・2位相手にフルセットと波乱感に貢献(?)している。


しかし,こうしてみると,(例外はあるが)概ね,昨季からの異動が大きいチームは苦戦を強いられており,あまり大きくないチームは出だし好調という傾向は窺える。


早稲田と筑波が苦戦側の典型。初日べっくらするストレート負けをやらかした明治も(1勝1敗ではあるが)こちらのグループだろう。去年までのレギュラーで抜けた数が多いのが筑波と明治,数そこそこながら重みが大きいのが早稲田。3チームとも,いい1年生が入っているようだけれど,チーム作りがこれから,という感が強い。


逆に駒澤や学芸は,昨季下位ではあるがチームの異動がさほど大きくない。昨季中位の東海大もこちらグループ。去年作ったチームを仕上げる形でオフを過ごし春を迎えている。


順大,法政,慶應も人の異動はさほど大きいように見えないが,試合を観ていないのでなんとも言えない。


よくわからないのが日体と専修。セッターなにしとんねん,に尽きる。あ,あと,高橋も。ので,このへんは様子見。


2日を終えて首位に立った中大は,異動が大きいけれど立ち上がりから好調。ただ,これほどまでとは予想していなかったものの,2連勝首位がこれっぽっちも不思議ではないのでおいておく。


その中大を除くと,どこも似たり寄ったりというか。団子になりそうな気配を感じる。


このごちゃごちゃ感,春の開幕らしいといえばらしい。


まだ新チームはスタートしたばかり。「これから」が多いことだろう。選手起用に手探り感も窺える(というのは今日コクシをちら見しても感じたね)。


自チームを固めることと同時に,新チームとなった他チームの分析もこれからということであり,ことに早稲田のようなアナリストが強いチームは長いリーグの中で変わってくるのではないかと,期待も込めて。

*1:必要もないのになぜか隠密行動を気取っていたので,エントリは起こしませんでした。