Vリーグ20周年企画に難癖をつける


まずは20周年おめでとうだったのです。


Vリーグでは20周年として様々な施策を実行されていました。


アニバーサリーイヤーに特別な何かをしようという試みは,ファンとして嬉しいことです。


しかし,残念ながら,それらの企画の一部には,ファンの心理を分かっていないとしか考えられない,がっかりさせるものもみられました。


そのがっかり施策の直撃を喰らったVプレミア男子決勝戦の帰り道には,帰ったらV機構に(文句の)お手紙を書こうと鼻息荒く毛を逆立てていました。


ところが,日にちが経つにつれささくれがとれています。気が向いたら書こうという気持ちはまだありますが,たぶん書きません。


せっかくなので,ここでまとめて文句を書きます。このまま不問に処して「俺達の企画が喜ばれた!」と受け止められるのは不本意でもありますし。文句を書くのが主旨なので,文句しか書きません。代案ありません。


以下に示す中にはすでに当時の記録が失われているものもあり,不確かな部分も多いです。告知等をろくに読まずに思い込みと勘違いで腹を立てている困った人の書いているものだ,という前提でどうぞ。

公式特別サイトの企画


http://www.vleague20th.com/

  • あなたとVリーグ(写真募集)
    • Vリーグにまつわる自分が撮った写真をコメントとともに送る。
    • よくある企画だ。悪くない。カメコ多いし,いい写真も出てくるんじゃないかな。
    • しかし,掲載にあたっては,もうちょっとバランスを考えよう。
    • Vリーグ事務局で選考の上」と書いているからには,選考して載せているんだろうけれど。
    • あれは「俺も俺も」とはならず,引く。
  • Vリーグ歴代No.1男前選手権!(人気投票?)
    • 「みんなで選ぶ!VリーグなんでもNO.1」のうちの1つ。
    • なお,NO.とNo.の表記はサイトの表記に揃えています
    • 1人1日1回投票できる,(表向きは)1度投票したら24時間できない仕組み
    • 集計期間,10/15〜12/16。2か月は長すぎます。飽きます。
    • いずれにせよ,用意された選択肢から選ぶだけで自由記述をさせなかった時点でこの手の企画としては完全にアウト。
    • 篠田がいない男前選手権なんてとか,鈴木孝政がいない以下同文とか,最初に文句つけだけで盛り上がって下火になったわたしの周り。
    • 結果発表されてる。
  • ミスVリーグコンテスト(人気投票?)
    • 男前選手権の女子版。
    • 今時,アスリートに「ミス」。ええねんけど。
    • こちらの集計期間は12/13〜3/31。最終結果発表はこれから。
    • 某選手と某選手に一晩で4000票ぐらい入っていたのってこっちだっけ,ベスト6だっけ
    • つまりそういう抜け道のある脆弱なシステムだった点も,気持ちを萎えさせるのに大いに貢献した。(その後発覚して,調整が入ったのか得票数はまともなレベルにまで下がりましたけれど,信用がね)
  • みんなで選ぶ!歴代最強ベスト6決定戦!
    • 10/15〜3/30
    • 高画素数デジカメ普及以前に引退している選手の顔写真解像度が悲惨だった
    • 仕方あるまい。
    • もし雑誌なり写真の紙焼きなりの現物が残っているのならもっとマシな解像度でスキャンできたと思うのだが(うちのオフィスの事務用複合機でプリセットのままスキャンしてももっと綺麗だろう),スキャナの性能がさほどでもないころに低解像度で取って本物は処分していたのだろうか
    • こちらも,用意されている選択肢からしか投票できない点が馬鹿馬鹿しかった
    • ミスなんちゃらとほぼ同じ集計期間だけれど,こちらはすでに最終結果が発表されている。当然と言えば当然だけれど,現役やそれに近い選手が高得点。10年前にやったらジルソンがベスト3に入らないなんてことはないだろう。
    • こういうのはオアソビなので,そこは気にしない
  • これら投票企画のCOMING SOONはいつで何?
    • できるだけ早くすべきだと思うのだが。
    • リーグも終わったから,早めに告知しないとみんなサイトから離れるよ?
    • ベタだけど,みんなで選ぶ2013/14シーズンのベスト6とか,MVPとか新人賞とか。
  • 20年データBOX
    • 歴代順位や個人賞受賞者。壮観。
    • 通算成績や大会成績は「チームの顔」や公式パンフでも見た記憶がなく,たいへん興味深い。
  • 未掲載項目:OB・OG対談,なんでもTOP3

アンバサダー


有名どころを持ってきた


3/1東京体育館の男子大会でヒロインのインタビュアにした点は一部男子選手が喜びそうで,そういう妄想が楽しかった。

スタンプラリー


最大のアレ企画だった。このためにこの項を起こしていると言って過言でないし,お手紙を書きたいのもただただこの企画のためだ。

スタンプラリーやるよ,半券5枚集めて応募しよう


という旨のスタンプラリー企画告知が11月28日。


このときの告知内容を残しておかなかったことが悔やまれる。初出のニュース・トピックスは削除されているようだし,Webページは上書きされているのでもう分からない。


何かが「当たる」だったのか「いいことがある」だったのか,覚えていない。抽選になるとは書いてあったような記憶がうっすらある。少なくともこの時点では,何が「当たる」かは明示されていなかった。


わたしの観測範囲での主な反応。

  • スタンプちゃうやん
  • 無料試合は対象外?
  • 半券は記念に取っておきたいのに,それを応募させるのってどうなん?
非難囂々。


半券を送るシステムにしたのは,仕方ないと思ってる。ほんとにスタンプラリーにしようとしたら,ばらばらの大会主催(県協会,ホームゲームならチーム)者に伝えて協力要請しなきゃいけない。現場は絶対混乱する。不正も出やすい。


でも,ほんとに厭がってる人が少なからずいた。観に行った試合の記念として半券を大切に取っておきたい(裏にサイン貰うって人もいたな)ファンの気持ちを想像できないんだなって思った。ちなみに,落選した人の話によると応募した半券はまだ返却されていないようです(返送用封筒を同封すれば返送に応じてくれた由。よかった)。早く返して。


無料試合が対象外になるのも仕方ないと思っている。お金をたくさん落としたファン(客)が厚遇されるのは必然で,完全に公平,機会平等なんてことはないので。


だけど,新宿と宮前の同日二会場で片方は有料片方は無料,応援しているチームがたまたま無料会場だった場合は? とか,いろいろ言いたい。無料だから行ってるわけじゃなくて,有料でも行くつもりの客にとっては。


ちゃれんじの無料試合なんて客じゃねーよ,つーか最初からちゃれんじなんて相手にしてねーよ,っていう話か。


そこをつきつめると,厳正な抽選じゃなくて,送ってきたチケットの総額で傾斜かけそうだよね,なんて邪推も生まれてくる。


そんなことはないと信じていますが。

いいこと=「2013/14 V.LEAGUE AWARD」に(抽選で)ご招待!


内容決定の告知文はやはり削除されていていつ発表されたかもさだかでないが,自分のついろぐからすると3月7日だった様子。

  • 開催は年度始めの月曜
  • 都内13時開始,それより詳しい場所と時間は伏せてある
  • 応募締め切り3/31
  • 当否通知4月上旬


これでワタシは激怒した。


応募できる人間が限られすぎている。


まず,学生はお呼びじゃない。学生抜きの大人だけの会にしたいという意図ならそれもよかろう。


遠方の人も厳しい。男子はファイナルの翌日なので後泊するだけでいいけれど,さらに1日あく女子のファンは?


当落が直前までわからないから,安いパッケージプランの交通・宿泊を利用しにくい。


生活に余裕のある,大人だけの集まりにしたいという意図ならそれもよかろう。


でもな。事前に全ファン対象みたいなふりして(そうとは書いてなかったけど!)企画告知しておいて,色々悩みながらも応募するつもりでチケットを保管しておいたり,もしかしたら,応募できるように観戦数を増やした人もいるかもしれない。


それなのに,3か月以上も経ってから,こんなに事実上の応募条件が限られている(先様は限っているとは一言も言っていないけれど!)旨を通達するのは,ほとんど詐欺だ。


こういう場合は,アワード招待とは別に,記念品コースを作るべきだよ。たとえばわたしが嬉しいのは次シーズンのチケット割引権。あたしはいらんけど好きなチームや選手のサイン入りグッズでもいいじゃん。ちょっとお高めのグッズだったり,自分の名前やメッセージを入れてもらえたら。


人のわくわくを踏みにじってんじゃねーよ。


ところが,その激怒の上からさらにガソリンを注ぐ事実が発覚。


それが,ちゃれんじ最終日@刈谷

スコアだけで決まらない個人賞はアワードで発表!


マジふざけんな。


「えー,そうなのぉ? ざぁんねーん」で済ませられるか。


アワードという,スペシャルな場が用意されることは素敵だ。自分が参加するしないはおいておいて,喜ばしく思うし,盛会を願う。


でも,その場は,通常の企画や演出に+αとして設けられるスペシャルであることが望ましい。そのスペシャルさの演出のために例年あったものがマイナスされるのは,まったく嬉しくない。せっかくの+αが霞んで,−の印象のほうが強くなり,悪い印象だけが強く心に刻まれる。


その場にいるみんなで発表を聞いて盛り上がりたい。アリーナの席から,あるいは出待ちをして,直接「おめでとう」と声をかけたい。


そういうファンの気持ちが,おいてけぼりだ。最終日に体育館にいる観客は,ただ試合を見るだけの無機物じゃなくて,最終日という場を一緒に作る人々なんだけどな。


最終日の演出が年によって変わるのは当然なので,ファイナル当日の個人賞発表がなくなること自体は,いかなる理由であれあり得よう。


後日発表のほうが慎重な選考ができるとも考えられる。もったいをつけることで「MVP予想しようぜ」なんて盛り上がる効果も期待できる。


だから問題はファイナルの日に発表されないことではなくて(それもものすごおおおおおおおく嫌だった。わたしはぷれみあのときには発表がないのを知っていたけれどそれでも楽しくなかったしいまだに不納得だ),そのことを,当日の表彰式でとつぜん言うのがタチが悪いのよ。


なんで,今回の施策って,こうもいちからじゅうまで,全部,後出しじゃんけんのだまし討ちなのよ。去年と同じだなんて言ってないじゃん期待する方が悪いっていう言い訳は聞きたくない。


そら,事前に最終日の内容の告知もお約束もしてないけども。だから,あると思っている方も早計ではあるのだけれど。


しかもニューヒロイン/ヒーロー賞を最終日に発表・表彰したものだから,話がややこしくなった。新人賞の名前がかわったの? とか。こんらん。新人賞にもニューヒーローにもどちらに対しても失礼な誤解をうみやすい日程の分け方。実質準新人賞でしょ。あれこそ,アワードで発表・表彰されるべき種類の賞じゃないの。

ニコ生(Vリーグチャンネル)配信多数


→ぐっじょぶ


チャレンジマッチ,3位決定戦,アワードなど,ファンにとっては重要度が高いけれどテレビ放送は望むべくもない試合を見られるのは本当に感謝感謝。

ハイキュー!! コラボ


10/28発表。アニメ化決定後。


これに関しては,漫画として面白いもの(漫画・アニメが好きな人)を3次元に呼び込むことが主目的と認識している。わたしはジャンプ側にどういうプロモーションをしたのかを知らないのでノーコメント。


3/1・2ぷれみあ男子東京体育館大集合でのコラボ企画,ヒナガラス来場やコラボグッズ販売は良かった。ステッカーもいただいたし,クリアファイルも買ったった。