深夜のぽえむ・その1,ぐらい
Vプレミアリーグファイナルステージ折り返しによせて。
3/1の大阪を皮切りに,3週連続で日曜日に日帰りで有料特急利用片道3時間以上の遠出をした。今回の松本が3週目,これで遠出は一段落した。来週は都内開催。再来週の仙台は未定。その次の優勝決定戦は東京体育館。
行くと決めたときに「しんどそうだなあ」とどんよりした3週連続云々がもう終わってしまったことに,あっけなさを感じている。そして,ほっとして気が緩み,疲れが出てくる。
もともと今回のファイナルステージは遠方での観戦をするつもりはなかった。ファイナル6に東京の週があるし決勝戦も東京体育館だからその3日だけで十分と頭の中で即決し,あとは仕組みの把握さえも放棄していた。
こんなことにならなければ岐阜にも松本にも行かなかっただろう。
大阪,岐阜,松本,それぞれで熱戦を堪能できた。その土地なりの風景,その土地なりの体育館,運営,地元客。じゅうぶんに行った甲斐があった。
それらの光景を見せてくれた,ここまで連れてきてくれた。そのことに感謝した。
行かなければ観られない試合がそこにあり,行かなければ観られないプレーがそこにある。かかる事情がなくても行くかと問われればやはり否ではあるのだが(仙台が未定というのはつまりそういうことだ),否なればこそ,これらは彼が見せてくれたものと言って差し支えあるまい。
数日前(一週間ぐらいか)から,何度か,それぞれ別方向から「ファンにできること」を考える機会がある。考えるのは一般論のこともあるし「ファンとしての自分にできること」のこともある。
ファンとして対象のためにできることを考えたあれこれは書き始めると長くなるが,長いわりにしょうもない。
ファンそれぞれにたくさんのやり方があり考え方がある中で,自分にできることはほんとうに小さなことでしかないというのが自分の出した結論だ。
それなのに与えられてきたものはこんなにも多く豊かだ。今もなお。そしてきっとこれからも。