2014/15Vチャレンジマッチ(入れ替え戦)・1日目
4/7に書いていますよ。
JR根岸線関内駅から徒歩6分程度。横浜スタジアムとは線路を挟んで反対側。駅から近いし体育館までの道のりもわかりやすい。途中にファミレスやファストフード店がいくつかあり,目の前にローソンもある。好立地。
建物自体はやや古く,がたつき気味の椅子のピッチが狭いのが脚長の人には難か。男女8チーム4試合としてはやや手狭な印象を受けたがその分熱気も感じられる良いサイズ感の箱だった。
キッズエスコートも試合前のボールの投げ入れもない。ヒーローインタビューもない。入れ替え戦ならではの進行が,しんどい。
女子:トヨタ車体クインシーズ(PL8)2-3JTマーヴェラス(CL1)
女子は4チームとも外国人助っ人がおり,そのことで女子のプレミア|チャレンジの差の小ささを感じた。昨季チャレンジ2位で入れ替え戦に勝って上がった上尾は今季プレミアで3位だし。
などと感心していたら翌週のプレミアファイナルは(外国人選手はそれぞれ登録されベンチにいたが)両チームとも実質日本人選手だけで戦っていたのだが,これは余談。
さらに余談として,マーヴェに山口かなめがいないことを不思議に思っていた。翌週プレミアファイナルを観てNECに移籍していたことを知った次第。
そんなこんなでこの試合はかなりもつれた。最後は僅差でチャレンジのマーヴェが勝った。
車体のセッターの藤田は超かわいいのだが,この試合は栄に交替してから良くなったように見えたわけで,ファイナルセットは何故という残念さもありつつ,応援団席から聞こえてくる音楽が耳になじみきっていたJTのほうをつい贔屓してしまうのは致し方ない。共通する音楽が多いから,楽しい。3月1日から毎週聞き続けて,今週男子が試合がないと思いきやまたここで聞くことになろうとは。男子は今季セットを取ったときや勝ったときの音楽に「宮島さん」を使っていたのだが,女子でも使っていて,いやいや女子は広島じゃないんだが,でも楽しいからいいや。
女子:デンソーエアリービーズ(PL7)3-1PFUブルーキャッツ(CL2)
富士通グループとしては男女アベック出場となった今年のチャレンジマッチ。青猫ちゃんは石川県が本拠地だけれど,リスの根城は横浜からほど近い川崎。東京や川崎から会社関連の応援が多かったのか,PFUの応援団席もぎっしりだった。「一念通天青猫群」の旗が実に鮮やかでかっこいい。猫の足型がキュート。
彌永がサーブポイントを決めたあとの三橋と新井の謎のポーズ。この場面を目撃した瞬間「こいつらもリスの仲間か」と悟り,「よし,ブルーキャッツ応援するぞ」となった。結局こういう場面はそのあとあまり見られなかったものの,二日間楽しかった。新井かわいい。
PFUがセット取って「勝負になってるかも」と思わせておきながらその後容赦なくひねられた感は強かった。ミアのギアが入ってからは手がつけられないというか手も足も出ないというか。蜂にいたぶられていたのだろうか。もちろんデンソーにはそんな余裕はなかっただろうけれど。
主将の川上。かっこいい。
男子:FC東京(PL8)3-2大分三好ヴァイセアドラー(CL1)
セットカウントは競っているんだが,確かに競っているんだが,双方決め手に欠けた感はあったか。
今季三好を(というかチャレンジを,なので当然三好も)見られておらず,ちまたで評判の池田のプレーを見たのはこれが初めてくらいだった。ちまたで評判になったことがうなずける,魅力的な選手。
男子:東レアローズ(PL7)3-0富士通カワサキレッドスピリッツ(CL2)
東レは,米山が負傷しているとかでベンチアウト。WSの対角は鈴木と瀬戸口だった。MBは富松と李。リベロは渡辺。セッター藤井。OPはデキ。
鈴木・瀬戸口の組み合わせはすごくバランスがよかった。攻撃より/守備よりがはっきりしてしまう傾向はあるものの,逆に言えば,わかりやすくシンプルであり,チームも落ち着いて試合を運べていたように見えた。何より,鈴木のサーブで叩けたのが大きい。
一方の富士通は,固さが見えた,かな。プレミアとの差は大きいと,がるがるしながら見る試合となった。進行がめちゃめちゃ押していたので,ストレートで終わった(それでも20時を回った)のは,観客としてはありがたかった,と言っちゃあおしまいだ。あんまりだ。