第64回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会5/2(土)大会2日目


[A1]堺ブレイザーズ3-0近畿大学(25-17 25-21 25-19)


堺:11伊藤 5内藤 13松岡 10千々木(15木村) 12横田 8佐川 L14坂梨


近畿大:6中田(20小林空) 7勝 5清水 18川口(17山本慎)(→1鳥越) 21米澤 12繁田(→13那須野) L9大原


〈メモらん〉

  • 堺は昨日から引き続いて出ていたのが千々木くらい。大幅にメンバーを入れ替えてきた。
  • ぺぱにしても松本さんにしても,ベンチにはいるのだけれど「出ませんよ」とにらみをきかせているふうの。天皇杯の対東福岡戦と似たような起用のしかた。
  • 第3セットの終盤,前衛に上がった千々木にかえて木村。ワンポイントブロッカーでもあるまいにと思ったらそのまま最後まで。
  • 25点目はその木村のバックアタックだった。そのまえに第2セットにリリーフサーバーで起用されたときにはノータッチエースを取った。かっこいい。
  • 全体的には,ピンサではない内藤がいると内藤サーブの回数がセット1回では済まない,というお話。


〈写真らん〉


20150502|SakaiBZ-Kinki_Univ


佐川のスパイク。


20150502|SakaiBZ-Kinki_Univ


木村のスパイク……だったかな。

[B1]ジェイテクトスティングス3-0警視庁フォートファイターズ(25-17 25-16 25-17)


JTEKT:7高橋和 8松崎 19エルナンデス 1古田 11袴谷 6高橋慎 L12興梠


→MPD:14中道 13中村 9進藤 25金丸 12小川 2清水 L8石川


〈メモらん〉


  • 金丸兄弟対決が実現しうるカードだったが,金丸弟のほうがベンチアウトで兄弟対決果たせず。警視庁は2〜3年前にサントリーと同組だったときにも鈴木弟がベンチアウトで兄弟対決ができなかった。
  • 今回はサントリーとは組が分かれてしまったが,鈴木弟は今回もベンチアウトである。黒鷲旗と縁が薄めなのだろうか。
  • ジェイテクト,第1セットは前述のスタメンだったが,第2セット以降はやんぐな感じに。そして,そのほうが活きが良かった感じもある。
  • 14浅野 8松崎 4清野 1古田(3s18角田) 11袴谷 5久保山 L12興梠
  • 第2セットはいきなり浅野のサーブポイントで始まったし。


〈写真らん〉


20150502|JTEKT-MPD


清野のサーブで崩す


20150502|JTEKT-MPD


島野

[A2]東レアローズ3-0東福岡高等学校(25-22 25-13 25-19)


東レ:10星野(3s8瀬戸口) 17黒木 3伏見(9梅野) 4佐野 7相澤(→19小宮) 21藤井(20大木) L22井手


東福岡校:5井口 1金子 8安部 2福元 3古賀 9佐伯 L11正近


〈メモらん〉


  • 東レは,ボヨビッチ,米山,富松のベテラン陣がベンチアウト。
  • ストレートで点差もついているのだが,そのわりに長かった。

[B2]FC東京3-2明治大学(20-25 25-14 25-21 23-25 15-5)


FC東京:6山本将 15衛藤 11ミルシェフ(10山岡) 9手塚 29井上 16高橋(5竹浪) L23山本洋


明治大:15川村 12政井 8安井 2與崎 16加藤(11濱中) 9小林 L1瀧野


〈メモらん〉


  • 第5セットはあっさりすぎて,なんでこんなことになったのか。FC東京のエンジンかかるのが遅いのだとしたら遅すぎる。第3セットも明治が取れているセットだった。
  • 春リーグぼちぼちの明治。内容はともかくプレミア相手に公式戦でフルセットまで行ったことが今後の好材料になると良いのだけれど(何かよくわからない試合だったというのが率直な感想)
  • 明日はOBの多い富士通となので楽しんでくらはい。

[A3]パナソニックパンサーズ3-2大分三好ヴァイセアドラー(25-15 25-19 17-25 20-25 15-12)


パナソニック:15福澤(→5渡邉) 3山添 1清水(2深津) 8チアゴ 13枩田(→6白澤) 16大竹(11池田) L17永野


大分三好:三好:4池田 6高橋 14オンテレ 8石垣 15田中 10山田 L20帖佐/11辻口智


〈メモらん〉


  • 今日一番会場(男子側)を沸かせた試合。第4セットあたりは,AコートだけでなくBコート側に近い観客席も三好応援ムードになっていた。
  • 1・2日目の雰囲気とは違う,プレミア同士の対戦の雰囲気に近い感じで。
  • 「惜しかったね」で済まない。でも現実にはチャレンジとプレミアだから,会場は三好応援ムードになり,試合後に方々から大きな拍手が贈られる。それは少し切なくもあり。


〈写真らん〉


20150502|Panasonic-OitaMIyoshi

[B3]豊田合成トレフェルサ3-0日本体育大学(25-16 25-15 25-15)


豊田合成:5前田 1山田 6近 12高松 7白岩 2山近 L19古賀太


日体大:1緒方 9伊澤 14原 31高梨 4橋本(→7浜館) 29佐藤 L13山本


〈メモらん〉


  • 日体大のスターティングラインナップを見て目を見開き,3度見してまた目を見開く。
  • 「え? え? え? ちょ,緒方セッターなんだけど!」と大騒ぎしていたら,「アップから1と2が上げてましたよー」(←自分もアップを視界に入れていたのに何一つ見てやしないことが再確認される)
  • 迎え撃つ合成の心意気。日体大OBの高松と山田2枚出し。この2人はポジションがかぶるはずなんだけど,高松をOPに持ってきた。
  • 高松ぱいせんと山田ぱいせんが本気出しすぎです。サーブで殴る殴る殴る殴る。容赦なく殴る。
  • 試合が終わったあとは満面の笑みでにこにこしていた。高松は在籍がかぶっていないので伝説の先輩感が漂っていたけれど,山田は1個上でずっと一緒にやっていたからお互い気心の知れたようす(大学時代はあんなに表情を崩したところは見たことのない,頼もしいけれどちょっと怖い先輩だった気もするけども)。
  • 急増セッターがはやってるんですか? 急増かどうか知らないけど。前田,山田といった若手のメンバーを入れ(そこに近くんを入れて締めるところが妙)ていたとはいえぷれみあ様がサーブで強襲してくる豊田合成相手に,いきなり緒方セッターは,まあ,厳しかった。
  • がんばれ,という気持ちと「こ,公開練習試合?」という感想と。それが悪いというのではなくて。
  • なんで緒方セッターなんだろうねーとたずねたら,高くなるからじゃないかと。たしかに。ここで手応えを見てリーグ後半で使ってくるかもしれないと思うとなかなか怖い。しかし今日の相手で手応えがわかるかどうか,はなはだ怪しい。
  • ということで明日(対警視庁)がそういう意味でも楽しみに思える。


〈写真らん〉


20150502|ToyodaGosei-NSSU


山田ぱいせんの本気

[A4]サントリーサンバーズ3-0中央大学(25-17 25-21 25-19)


サントリー:6岡本 8金子 2鈴木 7エヴァンドロ 19栗山 1山村 L11鶴田


→中央大:1関田 14石川 20須戸 15平田 8井上 6渡邊 L11伊賀


〈メモらん〉


  • サントリー,本日のセカンドリベロは松崎。
  • 結果ストレートなんだけど,ストレートにするために(という言い方もおかしいが)サントリーは気を抜かず慎重に試合を運んでいた。中大がリードして盛り上がる場面は多々見られたし,乗ってきたときの中大って,いい意味で大学生の「うぇーい」なノリでどんどんいっちゃうから。サントリーは,やたら丁寧に床を拭いたりと,大人汚い(ルール違反といういみではない,もちろん)手段も駆使していた。
  • 第1セットの後半に,SRスイッチバック2枚替えで椿山と山本を出したら中大にスイッチが入っちゃって,3回ローテーション回す予定だったのだろうけれどもたなくてもとに戻した,といった場面も見られた。(そのあと2人ともそれぞれ別に出場はした)
  • 中大第3セットは,きのうと同様に井上MB起用の1関田→14石川→6渡邉→15平田→21柳田→8井上。
  • 対するサントリーは,17星谷 13柳田 7エヴァンドロ 2鈴木(→12塩田) 19栗山 6岡本(→15山本)
  • 柳田兄弟対決実現。わしょーい。
  • 4つ離れているので,対戦経験もないのではなかろうか。見ているわたしも盛り上がったが,やっている当人たちも盛り上がっていた様子。
  • お互いサーブで狙ってるし。兄の弟狙いのネットインサーブを弟が拾ったときに,それだけなのに中大アップゾーン大盛り上がり。エヴァが弟をふっとばしてSP取ったあとのサントリー円陣で兄めっちゃにこにこ。


〈写真らん〉


20150502|Chuo_Univ

[B4]JTサンダーズ3-0富士通カワサキレッドスピリッツ(25-15 25-18 25-20)


JT:14八子(→5吉岡) 20筧本 18ヴィソット(→11安井) 7越川 2町野(→1安永) 19井上 L3酒井/15唐川


富士通:14岩井 5横田(→19松野,6三芳) 1中川(4柳田) 13杉本(→3田中) 10岡村 16新 L12芳賀


〈メモらん〉


  • うーむ。富士通がいささかおとなしい。
  • 田中がAコート側に大きくはじかれたブロックワンタッチのボールを追いかけて,そのままAコートの外側(スタンドの下というか)を大きく迂回し,JTアップゾーンの中を通り抜けてJTベンチ前を走ってコートまで戻った。なんという遠出。
  • JTアップゾーンが通路をつくってなにやら反応していたのも面白かったが,JTベンチ前を通るときに,ヴコヴィッチ監督とタッチしていった。なんでやねん(笑)


〈写真らん〉


20150502|Fujitsu


ピンぼけしましたが柔らかな雰囲気が気に入ってる1枚