2022年を振り返る(3):良かったこと

こんな増田を見たので
2022年で一番良かった事を聞かせて欲しい
「一番」は決められないけど、「良かったこと」括りで。

旅行 数年来念願のビーチリゾートに行けた。

旅行の項で書いたとおり。
「世界さまぁ〜リゾート」を見ながら南の島に行きたい行きたいと散々言っていたのに、いざ旅行となるとなぜか温泉旅館になる、というのを繰り返して数年、旅行がはばかられる情勢になってさらに2年。
よう、やく。
あいにくの海模様で、アクティヴィティが何もできなかったのは、覚悟のうえとはいえ心残り。また近いうちに行きたい。
そして、行ってみて思ったけど、温泉は温泉で入りたいし、部屋(か館内の食事処の半個室)の豪華なご飯も良いものだ。両方一度にかなえられるといいのにね、なんて。

12月下旬にはスキーにも行った。ルスツは10年ぶりだった。職場の人たちと一緒だったんだけど夫も同行させてもらって、天気はずっと曇りから小雪だったけれど、滑れないほどひどくはならなかったし、雪質のおかげで自分がうまく滑れてていると錯覚できるし、楽しかった。

「今年良かったこと」で思いついたのはこの2本の旅行だったんだけど、コロナ禍を過ごして、新しい暮らし方や時間の過ごし方、従前とは異なる楽しみ方、みたいなものが云々される中で、結局旅行なのかよ、というのは自分としてはちょいと不納得で、「一番」と言いたくない、という。>

220919_どん曇り

パンがおいしい。

毎日の食パンを買っていたパン屋が8月に閉店してしまい、以来しばらく食パン迷子を続けていたのだけれど、ようやく、落ち着き先が見つかったような気がする。こんどの店は、これまではごく稀に甘いパンを買っていたぐらいで食パンを買ったことはなかったんだけど、使い勝手も価格も味も、案外悪くなかった。
日々のパンのために週1ペースで通うとほかのパンにもつい手が伸びるわけで、おいしいパンとの新しい出会いも多い。時々勢い余って、バゲット1本+食パン1斤みたいな1人で消費しきれない量を買ってしまうことがあるのが難点。切ってアルミホイルにくるんでジップロックで冷凍するんだけど、冷凍庫が小さいので油断できない。
やっぱり新しい冷蔵庫欲しい。あと、食パン冷凍用の保存袋欲しい。

イタリア語を続けられた。

Duolingo UIが変わってやりづらくなったけど、毎日継続で500日。
2021年10月から聴いているNHKラジオの「まいにちイタリア語」も、半ば睡眠学習状態ながら、なんとか継続。4月からはテキストも買っている。スペル確認したいときに開くぐらいで、ほぼ使っていないが、あると安心。
「まいにちイタリア語」4-9月期は応用編はどちらも鬼のようにハードだったけど、おかげで、テキストを買う習慣がついた。
10−3月期の応用編「続・ゆっくりじっくりイタリア語」は入門編の次の「初級編」ぐらいで、今のところぎりぎりついていけている。
散歩を始めてからは、語学アプリやラジオアプリの聞き逃しを散歩のお供にしているので、繰り返し聞く回数も増えた。ただしほぼ聞き流しなので、効果のほどはわからない。
成長(上達)の実感も得づらく、モチベーションも維持しづらいんだけど、まだDuolingoコンプしてないので、まずはコンプを目標に少しずつ。

おしごとの案件なんとかこなせた。

これは主に前半。
毎年継続の案件なんだけど、毎年なんだかんだで少しずつ条件が変わったりして毎年それなりに大変で、今年も大変だったけど、なんとか、なった……んじゃないか……と……。
次年度も担当すると思われるので、なにかしら改善していきたい。

散歩続いた。

職場の人に誘われて、9月の末から、散歩アプリを入れた。ちょうどプロ野球シーズンも終わるころだったので、仕事が終わってから夜に15分から小一時間、今までは部屋でぼーっとしていただけの時間を散歩に充てて、おおむね継続できた。
一日8000歩を目標にしつつ、目標達成できなくても気にしない。雨の日や出勤した日はぜんぜん、というゆるいかんじが良かったのかも。逆に、時間が取れるときは昼休みもちょこっと歩いたり。
アプリは、地図上に現れる「住民」に近づいて話しかけ、その住民の「依頼」(○時間以内に○歩歩く)を達成する、というのがごく基本的な遊び方。
それを繰り返すと新しい住民セットが開放される。依頼達成やら目標歩数達成やらの都度もらえる「カード」を集めて商品の抽選に応募できる。
商品はまだあたったことがないし、あんまり積極的に応募もしていない。単なるコンプ欲だけでもけっこう歩ける自分が、良い意味で意外だった。
平地をのんびり歩いているだけなので、運動にはなっていない。それに時間帯的はバーターではないんで直接関係はないんだけどリングフィットアドベンチャーがすっかり疎かになっているので、むしろ筋力や体力は落ちているかもしれない。
でも、ちょびっとだけと身軽な格好で外に出て、アプリのマップで住民を探して、外の空気を吸いながらイタリア語講座1本分ぐらい歩くのは、ちょっとした気分転換には良いです。迷子の心配もないし。
ただ、年末年始は完全にお休みモードなので、年明けから復活できるか、不安。寒くなるし。

ゆかたのクリーニング(しみ抜き)に出せた。

最後に着たのが10年前。その年にクリーニングを出すのを横着したのかなんなのか、原因はわからないが、気づいたら原因不明の茶色い染みが点々とできていて、とても着られる状態ではなくなっていた。
ふつうに洗って落ちるものではなさそう。洋服とも違うし絹ものでもない注染のゆかたは、どうしていいかさっぱりわからない。
毎年夏が近づいてゆかたいいなあ欲しいなあと思うたびに、あれをそのままにして新しく買うわけにもいかない(お高かったし)とブレーキがかかる。
幸か不幸かゆかたを着る機会自体がないので、ずっとほったらかしていた。
そして今年。夏に和箪笥を開ける機会も多かったので、思い切って、クリーニング店のしみ抜きに出してみた。それが7月末のこと*1。「これぽっちも急ぎません」と伝えていた未定の予定はどんどん繰り延べられ、終わったと連絡が入って引き取りに行ったのは年の瀬も近づいたころだった。
謎の茶色い染みは、すべて取れていた。何がどうなったかすごすぎる。そのかわり、あちこちに柄の色移りがあり、全体的に色がにじんでもいて、知っていてよくよく見ると「んー」という感じにはなっている。
でも、仕方ない。最後にダメ元のつもりで預けたものを、着られる状態にしてくれたことに感謝。新しく買うにしても、あれを袖にしたままという後ろめたさがなくなり、気持ちが晴れた。
そんで、そのクリーニング店はしみ抜きが初めての取引で、戻ってくるまで他の依頼は様子を見ていたところ、今年でもってしみ抜きの扱いは終了との案内があった。おーまいがー。
ふだんクリーニングに出していた別のチェーンが夏に最寄りの店舗を閉めちゃったので、今クリーニング流浪の民になっていて、通常のクリーニングをそこに頼むかどうか、悩ましい。

お金たくさん使った。

……良かった? 
支出が多かったこと自体は良かったこととは言えないけれど、想定外の望まないやむを得ぬ出費ではなく、自分自身の楽しみのために使った結果なので、それは、良かったかな、と。
2020年と2021年は、”すていほーむ”に在宅勤務と、電気光熱費は上がったものの、旅行や外食、外のレジャー(ライブイベント)が少なく、支出総額は少なかった。
2022年は各方面にリベンジ消費的傾向の自覚はあったけれど、11月ごろに2019年を超えそうとわかったときにはさすがに驚いた。外食も断然少ないし、中国リーグも行ってないし東日本インカレで札幌にも行ってないよ、と。すごく大きな買い物もしてないよ、と。
洋風や着物をたくさん買ったし旅行にもけっこう行っちゃってたんだけど、その一方でこの3年の間に起きた消費税率の引き上げ、電気代の値上がり、ライブイベントのチケット価格の高騰、の影響も小さくない。巷で言われる食料品の値上げは、実感はあるものの、変動の大きい部分だし1人なので、そこまででもないかな。
物価は上がってもいいと思っている派ではあるものの、収入(給与水準)が伴っていないし、預金金利は相変わらずのどん底で現金資産が相対的に目減りしているのが、なんともね。
あ、「良かったこと」じゃなくなっちゃった。

人間ドックに行った。

2月の終わりだったか3月の初めだったか。人生初人間ドックでした。
1か月後に結果書類が却ってきて、一部の項目で要精密検査ってなってたけど、検診センターに行くのと病院に行くのとでは勝手が違い、何科にかかればいいかもよく分からず、そのままになっている。今年*2こそ行こう……。
ともあれ、かねがねちょっと不安に思っていたところを検査してなんともないことがわかったのは良かった。
今年度は申し込みそびれたので、次年度はまたがんばって受けよう。

パーマネントをかけた。

6月頃。髪をまとめるのが楽になった。

*1:同じ頃、別件で羽織の染め直しと仕立て直しもしようとしていたのだけれど、そちらはいろいろあって中途半端な状態で越年してしまった。

*2:書いてるのは2023年1月3日なので。