わたしの仕事は電車に乗って外出することは滅多にないのだが,

今日は珍しく遠路はるばるA立区まで行ってきた。遠かった。都内から都内に移動するのにも関わらず2時間かかりましたからね,大島でも八丈島でもないのにね(言われなくても分かる)。


用事が終わったのは17時過ぎだったので,また2時間かけて会社に戻ることもせず電車に乗って適宜流れ解散。と言う流れに乗じて,わたしは一人で神宮球場へ。


右も左も分からないのに,“取りあえず信濃町で降りればいいんだろう”と日比谷線秋葉原で降りて総武線に乗り換えしようとしていると,一緒に乗り換えようとしていたカイシャの人が「神宮だったら銀座線の外苑前の方が近かったのに」。


そんな駅があるのか。うむ。銀座線って何ですか。日比谷線とどこかで繋がっているんですか(浅草かな?)。


何にしても,降りてから言われてもどうしようもない。日比谷線に乗るときからずっと「神宮〜♪」と言っていたのだから「先に言ってくれー」という気もするが,気づかなかったらしい。基本的にみんな東京の東側には暗いのだ。


で,信濃町から歩きましたよ。想像していたのの3倍ぐらい遠かったよ。


携帯電話の乗り換え案内は便利だけれど,目的地に対して降りる駅の候補が複数ある場合にその場所からどの路線があってどの駅に行くのが最適かというところまでは,調べてくれないんじゃないかしら。機能を知らないだけ? 或る程度人間が地図を理解していないといかんのよね。


帰りは千駄ヶ谷駅に出ようとして,人気のない国立競技場の横をふらふらと彷徨うことになった。どうやら王道とは違う道を行ってしまったようだ。道に案内がちゃんと出ていないのが悪い(ことにしておこう)。DOCOMO城をランドマークにひたすら歩き,馴染み深い東京体育館の姿が見えたときにはほっとした。