減量大作戦
ストレスとの戦い。先日(19日)新宿でお茶漬けとおにぎりを食べたときに「米食べたの正月休み以来」と言ったら少し驚かれたけれど,後で確認してみると,確かに4日の夜の柿の葉寿司以降米粒の形が残っている米を口にしていなかった。ちなみにその19日の次は28日の朝だ。
小学校6年生のときだと思うけれど,戦時中の配給が一人一日米2合と知って,単純に「多いじゃん」と感じた。そう感じても不思議でないくらい「今の人」はごはん(お米)を食べないということが上記のわたしの食生活に如実に表れている。一日2合どころか一月2合すら怪しい。もっとも,4日までの正月休みの間は毎食のように米(ごはんやおもち)を食べていたものだけれど。
わたしはそこまで「ごはん大好き」ではないので,ごはんを食べないことは苦にならない。備蓄が底を尽きそうだからと12月ごろに先走って買った5kgの米袋がまだ封を切られていない(つまり前の分が残っている)ことは勿体ないと思っているけど。
今月のわたしの主食はすっかりパンになってしまった。特段「パン大好き」でもないので,仮に食べなかったとしても苦にはならないだろう。ただ,昼食を食べないわけにはいかないので毎日のようにパンをもりもり食べることになる。
と言う感じで,ストレスの主たる原因は麺類を食べないでいることにあるように思われるのだった。ラーメンもスパゲティも,東京に戻って以来1度も口にしていない。信じがたい。先々週土曜日の鍋の締めでほうとうを食べたときにはあまりのおいしさに感涙し,ひとりで1.5人前以上(推測)平らげたものだが,それ以外に麺類らしきものは食べていない。
そして,もう一つは甘いもの。会社で夕方ちょこちょこ食べることはあるけど(特に休み明けは帰省土産や旅行土産もあったし),さすがにケーキは食べていない。ケーキも4日の夕方以来か。嗚呼。ついでに果物もあまり口にしていない。
麺類にしても甘いものにしても,無いならないで生活に支障はないはずなのだが,世の中にあまた存在していること,それを手に入れる財力はあること,なのに自分の意思でもって我慢しなければならないこと,が,ストレスフルなのだった。あーうー。
そんな努力の甲斐あって,体重の方は概ね順調に減少していますが。とうとう瞬間最大風速が45.0kgを割り込んだ。正月休み明けが48.3kgから始まっただけに,体重推移の折れ線グラフは数値の取りようによっては凄まじいことになるのだけど,Web用の画像作るのがめんどい(よくわからん)ので載せない。
いっぽう体脂肪率は,もともと誤差が多そうなだけに日々まちまちで,22%〜25%のどこか,というたいへんアテにならない感じ。ただ,1月の初めの頃はしばしば25%を超えていたのが超えなくなってきたので,少しは減ったと考えてよさそう。が,まだ「ぷよぷよ」です。
なんでもいいけど,食べるものに気を遣ったり食べたいのを我慢したりする生活に飽きてしまった。くだんの麺類にしても,気にしていなければ実際にはそこまで希求しないかもしれないのに,気にしてしまうからストレスになる。一ヶ月すら保ちそうにないのにこの先延々と続けられそうにはない。しかもそれなりに体重が減ったので,「もういいや」という気分になりつつある(なので,どこかで反動でドカ食いしてリバウンドするでしょう)。
かなまるに「飽きた」と言ったら「40kg台まではいかないと」と言われた。彼は「お腹はすくけどすいても気にならない」人だそうなので,容赦なし。
減量もそうだし髪を伸ばしていることにしても,わたしはそんなに殊勝な人間ではないはずなのだが,何で無理して自分を曲げているのかねぇ。自分のことしか好きじゃない我が儘な人間だと思っているけれど,意外とかわいいところがあるのだろうか。
と,ここらへんで脳に砂糖が足りなくなったようで,意識が暗転を始めるのだった。朝ご飯はカフェオレときなこ抹茶ヨーグルト。脳は糖しか栄養にしないとか。頭脳労働に向かない食生活。
……ちょうど12時だし,昼ご飯にするか。