2010東西インカレ優勝決定戦 東海大学3-1中央大学(ばらっと箇条書きだけ)


ついたら第1セットの途中だったのさ。なのでメンバーは途中のどこかなのさ。


中央:27石井,8千々木,4長山,14渡辺,10白岩,21傳田,L2高橋賢


東海:25深津英,1八子,12塩田,15小澤,23星野,22阿部純,L20大矢


中大は高橋駿負傷につき,1年の石井がセットアップ。小柄で軽快だった。


一方の東海大は,前日安永が負傷で途中交代したとか,スタートから阿部だった。阿部をちゃんと見たの初めてかも(東日本インカレで見てるかも)。そこの並びが(何)。


中央は各セット中盤あたりから適宜後衛のセンターを山本/山香と交代させて,後衛に来ている白岩なり渡辺なりにリベロを入れる交替を見せる。


東海は第2セットで恒例の片桐・清野二枚換え。清野は素敵なサウスポーで,ほんとはもうちょっと長い時間見てみたい。でも小澤がバックライトからぼすぼす打つのを見るのが好きなので,小澤が後衛で引っ込んじゃうのもつまらない。そんで,勝手に難しがっている。


今日は春の蝮谷事件以来のちゃんと試合に出ている千々木で(パンパシはピンサ1本だけだった),八子→千々木の順(あるいはその逆順)でサーブが回るたびにわくわくした。


第3セットのどの局面だったか,レフトにおとりで跳んでた千々木の目の前にブロックで跳ね返ったボールが飛んできて,落ちながらそのままダイレクトに強打スパイクを決めた。なんだそれ。


もうひとつ印象に残っているのは,第2セットのどっかで,星野がど真ん中で1枚でキルブロックした場面。おそらく阿部と深津がレフト(相手のライト)に2枚ついて,真ん中のクイックに1人残ってたんだろうけど,跳んでなかったのか見えてなかったかで,真ん中の星野とレフトの阿部が一人ずつぴょこん。


どセンターでキルブロックなんて珍しい,と思ったけれど,そのとき中大がどういうローテションで東海がそういう風にブロックはってたのかは全然わからんのだよなあ。


というか,「え?」と思ったのは,星野が阿部より右側にいたこと自体の違和感だろうな。S4なら深津と星野が交代して深津がライト側に行きそうなものだし,もう1つ前のS5でも星野と阿部は交代して阿部がセンターブロックに入ると思うんだが。何か意図があって交替しなかったのか,それともたとえばラリー中のばたばたした場面だったのか。それさえもわからん。


(追記:朝っぱらからこの件をぼそぼそtweetしたところ,即座に謎解きをいただいた。その前のプレーが東海阿部のクイックで,そのはずみでポジションスイッチしたまま敢えて戻さずにトランジションに対応したらしい。世の中にはなんて親切で素晴らしい人がたくさんいるのだろうかとしみじみとtwetter及びそこに集う方々に感謝することしきり,朝からやにさがりまくった。)


先週スコアブックをみせていただいて以来試合中のメモをどのように取るのが自分に適しているだろうかなどとつらつら考えているのだけれど,今回は遅刻したこともあり,パンパシでメモ魔神化したら指が痛くなったこともあって,あえてメモを取らずに気楽にみていた。そのおかげで,第2セットの中大の手がつけられない感じについていくことができて会場の盛り上がりを感じられてそれは楽しかったのだが,あとで見返すときには材料が足りない。そのへんは一長一短ある。


どんなにがんばっても一人でいわゆるB票をつくることはまず無理だから,結局は自分が記録として何を残しておきたいかに尽きるんだよな。記録しておくことにどれぐらい意味があるかはわからないけれども,個人的に知りたい数字を正確じゃなくても取ろうとしたとき,どこに絞るかだなあと。


時に,通常リーグ戦だと2階の観覧席から見ることになるのだが(Vリーグその他の試合でも最も安い席を求めてスタンド自由席から見るのだが),今回はフロアレベル(いわゆるアリーナ)に観客席を作ってあったので,エンド側の真後ろから見ていた。たまたまボールが飛び込んできたので拾ってみたら,自分が知ってる学生時代の体育の授業で使っていたボールとは全然違っていた。細かい蜂の巣模様があった。こんな軽くてそこそこクッション性もあるぽふぽふしたボールであのインパクト音が出るのだから,やっぱり凄い。


アリーナの段差もないフロアレベルってけして見やすくはないんだけど,観る方も必死で冷や汗かけるのは生観戦ならでは。同じフロアレベルでもバックアタック堪能するならエンド側よりサイド側のほうがより跳んでるところを堪能できる。今年も全カレセンターコートの日は下に降りてみよう。