関東1部男子10日目
1週空くと,勝手が分からなくなる。東日本インカレ以来の日体大健志台キャンパス。
第1試合の試合開始にちょっぴり遅れて到着。某チームのたちとうさんに Why?
中央大1-3国士舘
隣メインで観ていたので,こちらはほとんど見ていないのですが。1・2セット目を国士舘が取った時には,筑波戦みたいな感じになるのかなあと思った。第3セットは中大だったし,中大はどちらかというとエンジンがかかるのが遅いチームだし。
勝負って,蓋を開けてみないとわからないんだなあと,それしか言えない。
だから,明日のことは明日の試合をやってみないとわからない。
この試合が終了した時点で優勝争いが振り出しに戻ったと同時に,自動降格の行方も俄に混沌となった。中大8勝2敗,国士舘3勝7敗。
日体大3-2順天堂
→日:2井口(3s途中−16渡辺) 24田井中 5小林 14山本 13黒木 1梅野 L19吉武
順天:15久保 14竹浪 4小川 21伏見 7矢口 2伊藤 L18渡辺/39館石
順大は,OP竹浪でスタート,レフト対角小川・伊藤というまた新しい布陣。これがなかなかいい感じ。スイッチバックな二枚換えはS藤井&OP高橋慶多。
ディグで粘る姿が頻繁に見られ,ねばねば繋いでて良かった。あと,スターターでほぼ出ずっぱりだった竹浪も今日はすごく良かった。
一進一退でセットを取り合ったが,第5セットは完全に日体がつかんだ。
内容は良かったのに勝利できなかった順天堂大は4勝6敗となり,混沌とした入れ替え戦回避争いの波に飲み込まれることになった。
日体大は7勝3敗。
慶應義塾1-3早稲田大
これも隣のコートをメインで観ていたので様子の分からないまま。
慶應のリベロは中出だったり前田だったりしてたけどディグ/レセプションで分けているというよりセット単位だったみたい。
いわゆる早慶戦。六大学交流戦では慶應が勝っていた。全早慶明は見てないので失念。
リーグ前の予想に反して,というと失礼だけれど,昨秋2部2位で今年1部に上がってきた早稲田は遜色なくリーグ戦を戦い,それなりに白星をあげることができた。2年生の七里を中心に据えた若々しい雰囲気のチーム。最終日に国士舘との直接対決を残してはいるものの,自動降格を避けるために1つでも勝っておきたい今日の試合で慶應に勝った。
慶應は5勝5敗。明日の結果次第では入れ替え戦争いに巻き込まれかねないのかな。分からん。
4勝目の早稲田は4勝6敗となり自動降格回避に一歩前進。(この時点では専修ヤバイ,と思っていた)
東海大3-0明治大
→東:13星野 3塩田 1小澤 23鶴田 2安永 15深津 L10大矢
明治:2松本 17鎌田 22大塚 28有田 10澤田 21新 L30中村
あっさり風味。リーグ戦の序盤は調子の上がらなかった明治大も,中盤以降はずっと勝利が続いていた。前週日体にストレート勝利した試合などはかなり素敵で楽しかったので,ここももうちょっともつれるのかな,と思ったけれど。
テーピングぐるぐる組の多かった東海大にとっては,お休み週をはさんだのが良かったのかもしれない。サーブで崩してブロックで仕留める省エネゲームを展開。今日は各々攻撃にキレがあった。特に鶴田が冴えていた。
明治は,レセプションガーは言いたくないが,松本にボールが集まりすぎる傾向は見られ,そうなってくると厳しい。サーブは大塚が取る場面が多かったが,体勢を崩されると攻撃参加しづらいだけでなくその後のブロックフォローやディグへの参加もしづらくなるかんじ。しみじみ守備の負担が大きかったなあ。
25-16,25-15で2セット落とした第3セットの明治は,22大塚→5北谷内→2松本→20飯塚→10澤田→1塩田と,かなりメンバーを変えてきた。たぶん松本はレセプション外れていた。変更の意図などよくわからんが,25-19で東海。
自分達の試合の前に中大の敗戦を見て,突如「二つ勝てば優勝」が転がり込んできた東海大。8勝2敗。明日勝てば,ではあるが,相手は国際武道大。もう一波乱の雰囲気は濃厚に漂っている。
明治は6勝4敗で中程の位置をキープすることに。
筑波大2-3法政大
試合が始まって,おそらく初めて見るであろう早瀬の長袖白ユニに秋の深まりを感じはしたが。
なぜか玄関前に立っていたできたさんとなぜか松葉杖をついていたえとうさん。OPが李博。新しい(おぽ李くんはわかるきがするー)。MBは木原・田城だったようす。ちらっと見たら矢野が上げてた。
何があったんだろうと疑問に思いつつも,所用につき試合途中に体育館を辞したら,その後フルセットになり,法政が今季初勝利を上げたとのこと。びっくら。
筑波4敗目で6勝4敗(セット率で筑波が4位,明治が5位)。法政は1勝9敗。
国大武道大0-3専修大
あー,めもとるのわすれてるー。王の対角は37だった。のは確認した。
今年の武大はほんとうにわからん。
国士が3勝に乗せてきて早稲田も勝って4勝目。専修は相手が武大だったので分は悪かった。しかし武大がわからん。長友に打たせすぎだろう。
こちらが2セット終わったところで帰ってきてしまったのだが,ストレートは意外。
武大と専修が4勝6敗で並ぶ。
まとめ
混沌。
首位争いは,東海大か中大のどちらかに絞られている。東海○なら東海,東海×中央○なら中央,東海×中央×なら(日体○でも)東海。
下位は12位の法政は確定。自動降格圏の11位は,専修,早稲田,国士舘のどこか,ということらしい(順・武が抜ける計算はしてないが)。
早稲田○国士×なら,国士。
早稲田×国士○なら,国士は10位以上確定(セットカウントに関わらずセット率が早稲田<国士)。
→早稲田0-3・1-3負けの場合,早稲田(専修がスト負けでも早稲田<専修)。
→早稲田2-3負けの場合(セット率0.68),専修がスト負けなら(0.65)専修。専修2-3(0.69)以上なら早稲田。
つまり,
専修:(早稲田2-3国士の場合)2セット取れば回避。
早稲田:最低限2セット必要。そこで負けた場合,専修1-3以下負けなら回避。(もちろん勝てば回避)
国士:勝利が必要充分条件。
もちろん,恐怖の入れ替え戦はあるのだけれど,入れ替え戦争いは順・武に今5勝の慶應も交えて可能性が多岐にわたりすぎているので放棄。
選手の皆様はぐちゃぐちゃした計算をしている余裕はない。他者によっていくらでも左右される。ただ,明日,最後の試合をめいっぱい戦ってできるだけ良いセットスコアで(得点率で)勝つのみ。