2020/21 V.LEAGUE Div1 FC東京 -JTサンダーズ広島
@墨田区総合体育館
今季、ホーム&アウェイ、土日同一カード連戦、1会場1試合、なので、FC東京が東京で試合をする機会が多い。良いことである気がする。わたし自身はもともとは、1日2試合観たい派、1試合だけだと腰が上がらない派だが、ホーム&アウェイでホームタウン中心に固定のファン(サポータ)を広く獲得するには、断然こっちだろう。と、今までと比べて、男性比率やファミリー比率の高い客席を眺めながら感じた。それに、2試合あると時間や体力も大幅に奪われる。
年明け1週間で緊急事態宣言が出て、直後の3連休は全カテゴリ全日程延期となったが、その翌週からは試合は行われている。墨田区総合体育館でのホームゲーム(前々週の対堺戦と今週の対広島戦)については、場内飲食禁止のお触れが出ていた。
緊急事態宣言下で遠出は躊躇われたし、そうでなくとも、1試合のために錦糸町(往復の所要時間のほうが滞在時間より長くなる可能性がある)に行くのも、1試合のためのチケット代(スタンド指定席3500円、自由席はなし)も、それなりに負担感があるので、堺戦は大人しく引きこもっていたが、広島方面で内定選手がけっこう試合に出ているし、この機を逃すと今季広島を観られなさそうなので*1矢も楯もたまらず、は、言い過ぎだけれども、広島戦の日曜日だけ行くことにした。土曜日は気づいたときには当日になっていてチケット販売を終了していたというのが本当のところではある。
その内定ちゃん達は全員ベンチアウトでしたけれども。それはそれ。
手ぶらで行ったうえに主審側の席を取ってしまったので、コートもアップゾーンもベンチアウト選手もよく見えない。久しぶりの現地観戦にぼーっと眺めていたが、よう見えんつっても、やはり映像にはない臨場感があるし、観たいところを観られるのが現地観戦の良いところで。
両チーム良いセットとダメなセットとの差が激しくて、フルセットだったけど、「接戦」「白熱」という感じはなくて、よく言えば、お互いの良いところを楽しめた、悪く言えば(自重)。
広島は、セッターが金子で(深津ベンチアウト)、今季は試合出場数が多そう(ろくに帳票も見ていないのでイメージ)だが、先発、第4セットがひどくて(金子がひどかったのかどうかわからんがとにかくさっぱり点が取れなかった)早々に合田にかわったけれども、それ以外は上げていた。こんな長い時間まとまって金子が上げるのは黒鷲旗ぐらいでしか観たことがなく、アタッカーのアタックライン踏み越しの多さだとかCパスのときのセットアップの遅さだとか、トスに対して思うところはあったが、トス以外とくにサーブとブロックがとても良かった。リベロが井上唐川のスイッチだったのも個人的には嬉しかった。
広島はつまりレセプションが崩れると「え、と、誰が上げる?」タイムが挟まっちゃうので、FC東京のサーブが入るか入らないかで展開がかわってたのかなあ感。
来週町田市総合体育館でホームゲームとのこと。町田で東京のホームゲームなんて、ずいぶん久しぶりじゃないかしら。もう少し東京の試合も観てみたいので、どちらか一日行きたくなってきた。
とはいえ、緊急事態宣言が延長され、延長されるってことはつまり延長されるにたる状況ということで、町田は都内だけど神奈川県を経由しなければ行かれないし所要時間もそれなりにかかる。いや、でも、有観客でやる以上行く権利は与えられているので黙って行って黙って観て黙ってまっすぐ帰ればいいかな……。引っ越す前は比較的行きやすかったが、今の家から成瀬までのルートと駅からの徒歩を考えると心折れそうな。