おこさま


仕事中にちょっとだけフロアを離れていて,戻ったところなぜか目の前にベビーカー。何年か前(2年前かな。忘れた)に退職したひとが,所用ついでに子連れで顔をみせてくださった由。


おこさまは1歳と1か月のおとこのこ。生まれたのは知っていたけれど写真も見たことがなかったので初めて会った。激かわいい。特に両親のどちらかに似ているという感じでもない乳児らしい姿形だったけれど,母親本人に言わせれば父親似だそうで,「30年後にはああなるんですよ」と笑いを誘うものであった。社内結婚ね。


それにつけても時が経つのは早いというか意外と遅いというか,よくわからんね。彼女はうちの会社にけっこう長くいた印象あるし,結婚するまでも短くないし結婚してからも長いこと働いていた気がするし,そんで退職してしばらくして妊娠してそれから出産してもう1歳って。うむむ。計算苦手だから余計わけわからん。辞められてからはあっという間という気もしつつ,同じ会社に丸5年居る自分はもう短くはないんだなとも思ったり。そういえば彼らが結婚しているのを知ったときには心底驚いたものだ。「極秘社内結婚発見」って日記に書いたあれが2002年の暮れか2003年の頭ぐらいだったかしらん。それが遥か遠い昔のことのような気がするからにはその後生まれたこどもが1歳でもおかしくないのか。


それを言ったら,先週会っていた某やざわ嬢がうちの会社を辞めてからの期間の方が(在籍期間より)長くなったという話を聞いて驚いたものだ。もうそんなになるんかねぇ。


ところで,仕事関係の知り合いのこどもは,プライヴェートの知り合いのこどもの女児率の高さに比して意外と男児が多い。特に女性の社員or元社員の男児出産率は異常に高く,女の子って,リーダーと最初のOJTのトレーナーぐらいしか思い浮かばないぐらい。


男児出産率が異常に高いという話をするとうちも娘より先に息子が生まれるかと気が早すぎる人が約一名いるわけですがこればかりはわからんよね。母の環境は子の性の決定とは関係ないはずで,まさかそれさえも左右するような怪しい電波が社内を飛び交っているわけでもあるまい。


それやこれやの間隙を縫うように知り合いが1人こそーり結婚したことがこそーり発覚。今になってみれば「そういえば最近幸せオーラ出てたかも」とかなんとかどうとでも言えるけど,当然そんな予兆には気づいていませんでしたがね。基本的に「こっそり結婚」が主流の周囲の風潮に加え,本人も会社にさえ内緒にしたかったとか。ま,無理なんですけど。


どんなにがんばっても最終的に会社にばれてしまうという点に於いて,結婚が私事ではなく公的(社会的)であることを証明しているんかな,と,そんなことをふと考えてしまった熱帯夜。いやでも真面目な話,ちゃんと調べたことがないから知らないんだけど,本当に隠しておけないものなのか? 問題になるのは税金や社会保険関係だけのような気がするので,扶養がなければバレないんじゃないかと思うのだが。誰か教えてエロい人。