原宿に行くために電車に乗ったら,


わたしと同じ駅から同じ電車に同じドアから乗り込んだ,背格好の同じぐらいの女性2人連れがいた。電車の中で歳が親子ほど離れていることがわかりどうやら親子ではないかと推測したのだけれど,親と思しきひとりがぷ○だのナイロンバッグを膝の上に置き,子と思しきひとりがぐ○ちのナナメがけポシェットをたすきがけにしていた。うーむ。洋服も良さそうな(こざっぱりした)ものを着ていたし,悪くはなかったけど。


うーむ。うーむ。電話を折り畳みたくないワタシ。ブランド志向が強いので,「このブランド(を持つこと/持つ人)ってなんかなぁ……」っていう偏見もまた強いわけだ。どっちにしてもモノそのものをみずに名前だけで判断している点ではおんなじだよね。良いものを見る目が養われないということを考えるとその種のブランド品から意図的に遠ざかり続けているのもどうかと思わないでもない今日このごろ。


でもねえ。こないだかなまる実家にお邪魔したとき,かなまる父に「ハタノさんはブランド品は好きなの?」だかなんだか訊かれて,返答に困った。つまり,ブランド志向は強いのだけれど,彼がどういった「ブランド品」を想定してその発問をしたのかが判断できず。こ○ちの革製のばっぐはほしいとおもうがぐ○ちの布製のさいふは別にどーでもいーよ,みたいな,でもテレビはそ○ーだし洋服はほとんどこ○さだし,という,非常に分かりやすいブランド志向だからにゃぁ。


お金出して買えるものを敢えて買わない理由はないからさ,お金にしろ買ったものにしろ使わなくてとっといても仕方ないからさ,非難するつもりは全然なくって,ただ,良いものを手に入れて身につけるのであれば,あわせるものもそれなりに考えて欲しいよね,って思うことはある。極端な例を挙げれば,超張り込んで鞄を買ったらお金が無くなって,洋服がカジュアルだろうがドレッシィだろうがそれしか持つものがないっていうんだったら,どちらにでも合うようなデザインの鞄でない限り,たとえどんなに素敵な鞄であったとしても場合によってはちぐはぐになるさ。さすがにそんな極端な例は見かけないけど,まぁ煎じ詰めればそういうことです。


わたしもそうだけど。鞄が洋服に合っていないことはたいへん多い。格という意味ではなくデザインが。あと,靴の手入れができてない。足元みられるよね。それと,自分では気にしてないけど,洋服のソトガワばかりが高くって中はそのへんで1000円ぐらいで買ってきたカットソーだとかは,分かる人がみたらすごく変なんだと思う。


つーかさぁ。本物なん,それ? ほんまに? ほんまに?(02:22)