たくさんいらっしゃるであろう詳しい皆様にお伺いしたい。
ところで今、映画ランキングで、「世界の中心……」のタイトルのヒントになったのが「エヴァ」だった、とかいう解説が入ってたけどいいのんか、それは。……そのエヴァも元ネタあるわけだが……適当だな。多分、ブランチが適当なんだろうけど……。(http://d.hatena.ne.jp/nancy/20040626#1088214350)
目が覚めたのが13時20分ぐらいでそのあとはNHK見ていたので(そうなのよ,再放送のアタマの5分の斎藤さんは見逃してしまったのよ)「ブランチ」のそのシーンは見ていないのですが,ああ,気になる。気になるけれど思い出せない。
「世界の中心でアイを叫んだ獣」だったっけ? 第何話かのタイトル(#21とか)でしょうか。誰か教えてくれー。そしてエヴァの元ネタまでご存じという方も是非。
もともとエヴァってきっと元ネタの宝庫なんでしょうけど,わたしはそっち方面は全然詳しくないので当時も知らなかったし今も知らない。エヴァが元ネタになっているものといえば,「踊る大捜査線」の会議の風景がエヴァのモノリスたちの会議をネタにしているんじゃないかっつぅのを,最近になってかおりさんから聞いて「なるほどー」と思ったのだったが。
それはそれとして,このじわじわとバカ売れ小説になってしまった小説,読んだことはないのですが随分前からベストセラーというか,本屋では有名になっていたから,今になって映画やドラマになるというのを聞いて,なんとなしがっかりした。読んだことはないのだけれど。「あー,今更」とか「あー,やっぱり,ねぇ」とか。
時期的なものは,それを制作しようと思い立って実現して発表するまでのタイムラグを考えると,そんなもん(早いほうかな)と思うのだけれど,今ひとつ気に入らない。映画化やドラマ化が悪いとは言わないが,本として素敵なのなら本のままで取っておきたいような,というか,うーん。映画やドラマが原作を超えて有名になってしまうとそれはなんか違うような。本が売れているとか本が感動的というのを通り越して,一つの社会現象になってしまっているのが,気に入らないのかもしれない。だったら,あまり知られていない本を発掘して原作にして映画やドラマが大ヒットして原作が注目される形なら納得するのか,と聞かれても困るけれど。
小説ではないけれど,酒井順子氏の「負け犬の遠吠え」も社会現象が気に入らないの1つ。こちらもやはり読んでいないで偉そうに言う資格はないのだけれど,本屋でちらっと最初の方を立ち読みした限りでは,今メディアで二次利用されているような意味での使い方・描き方は,していないというか,「ちょっと違う」どころか「根本から違う」んじゃないかと思えて,酒井順子好きなんで,それもなんかなぁ,っていう。
ところで「世界の中心……」の題名ですが,わたしはエヴァは思い出さなかった。忘れていただけですけど。ただ,本当にエヴァを元ネタにしているんだろうか。単なる偶然として起こりえるレベルの言葉の使い方だと思うが。(15:25)