銀次さんからリファランス(2004年7月2日)


男子向けエロ漫画と女子向けのそれ(つまりやおいというかボーイズラブというか)の相違に関する社会的考察。思春期に周りに男子のいなかったわたくしには興味深い。「いなかった」は厳密には正しくないが,似たようなもんだ。


本論とはあまり関係ないが,“「全国の中高生の息子を持つお母様方は、自分の息子が部屋に隠したエロ本を誇らしげに机の上に移動させるのは息子を激しく傷つけるのでやめましょう、ということです。”あ〜。全国の中高生の娘を持つお母様も,自分の娘が部屋に隠した(?)ボーイズラブ小説を「お母さんにも読ませて」と嬉しそうに要求するのは娘を激しく動揺させるのでやめましょう。


今はもう,別に読まれても構わない気もするけど。あのころはイタい人間だったんかねぇ。でも,友達との間では貸し借りできていたんだから,親はやはり親ということか。


わたしと母親とは,中学校の終わりごろから高校生にかけては仲がよくて,一時トモダチオヤコみたいだったと思う。その関係性の延長に今があるのだから,あんまりいいものでもないかもしれんが。


トモダチオヤコといえば,こないだ神宮に行ったときにわたしの前に座っていた30代半ばぐらいの女性と幼稚園か小学校低学年ぐらいの男児の二人連れの関係は,今ひとつ見えなかった。母と息子と考えるのが自然なのだろうが,女性の方が男児に対して友達に対するような口の利き方をしていたのだ。


友達に対するような,といっても,ぎりぎりがさつにはならない程度にさっぱりしたきっぷのいい話し方で,感じは悪くなかったんだけど。相手が幼児なのに大人扱いだな,という感じ。こういう親子もアリなんかなぁ,とか,今時はこういう親子が多いんかなぁ,とか,感じさせられた。


有り体に言えば,わたしも息子連れて二人で野球観戦したいなぁ,などと,あらぬ憧れを抱いてしまったってだけなんだけど(莫迦)。そういう本人(まだいないけど)の意向を無視した希望は良くない。良くないよ。


このままわたしが成長したら,エロ本が息子の部屋のベッドの下から出てきたらこっそり堪能してベッドの下に戻しそうです。なんだかなぁ。そんな母親厭だなあ。


銀次さんとはここ何年会ってないかわからんけど,そんなに長いこと会っていない気がしない。「知人の動向が気になるから日記を読む」という距離よりは遠いと思うので,読まれているのが嬉しい。


しまうま氏とも,銀次さんほどではないけれど長いこと会っていない。しまうま氏は関東在住ではあるけれど,どうやら遠いらしい。


関西以西の人間にはピンとこないけれど,栃木・群馬あたりって,東京からだと新幹線で行くような場所なのだ。岡山から見た広島や大阪みたいなものか。


わたしにとっては広島は大阪以上に遠い所(岡山駅から新幹線で広島と大阪がどちらも1時間)だけど,夏川さんなら西の方に住んでいらっしゃるそうなので,違った感覚を持つのかな。わたしはほんとに東の端なので。京都に行くのにも新幹線乗るより在来線使った方が楽という感覚になるぐらいに東の端なので。


うだうだしている間に野球(ヤクルト−阪神@札幌ドーム)が始まってしまった。ねじりはちまきはどうした。先発はベバリン−井川。井川か。厳しいねぇ。(18:15)