今週の「うわぁぁぁ!」


ここ何ヶ月(は大げさだけど)も桂小五郎改め木戸孝允が出ていない。薩長同盟のあとは影が薄い。龍馬暗殺のときにも出てこなかったかも。ナレーションや登場人物達のセリフでは繰り返し「薩長」「薩長」と出てくるのにドラマに出てくるのは専ら岩倉友山・西郷吉之助・大久保一蔵の3人のみというのは,前半桂小五郎が準主役級の勢いで出ていただけにどことなく不自然さを感じていたここ数回。


この時期に長州側のキーパーソンとして木戸孝允が活躍していたのなら,登場しない方が不自然だ。それとも,上記三人組とは別の動きをしていて表舞台にはいなかったのか? 五箇条のご誓文は彼の献策では……って,まだだっけか。このころの状況に詳しい方,是非教えていただきたい。


などと思っていたら,「萌えるローマ帝国。」さんが,感想中で



木戸(孝允)(=桂小五郎)を出せーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!


と叫んでいらした(ただし,すぐ下に「っていうのはウソ」と続けておられる)。


よくわかんないんだけど,必ずしも薩摩とべったり仲良しこよしだったわけでもないようなので,悪役ズ鼎談に同席している必要はないということかしら(岩倉郷と薩摩は仲良しさんだったの?)。


あれだけ出たがりだった桂さんなのに,って,それは初期の話だな。


やはり1年(弱)は長いのよ。過去のエピソードも多くを忘れている。そういえば捨も(龍馬暗殺の次の回の冒頭からあと)見かけない。龍馬暗殺→油小路→鳥羽伏見とばたばたと大事が続いたことで,「遊び」なり,大河ドラマオリジナルの(1年を通じた)大きなな流れなり展開なりに関わる部分が少なくなっているような気もしないでもないけど(主要登場人物が死ぬというのは大きな流れといえば大きな流れだけど,それとは別の部分で),それは違うんだろう。


思えば遠くへ来たものだ,ということになるのかな,どちらかと言えば。


壬生で相撲興行していたころはのんびりしていたものだが。そう考えてみると殺伐とはしてきている。


どちらが良いということではなくて。どうにかこうにか1週も落とさずに見続けているけれど,だんだん冷めてきているような,もともと冷めているような。あんまりはまりこんではいないと思う。泣いた回なんてあったっけな……。でも観る。えぇ,まあ,おもしろいです。それにここまで来たらねぇ。